「感染症対策」タグの記事一覧

SAカレッジ22年度 コースⅢ 第4回月例会質疑セッション 参加者の声

児玉栄一 教授 「抗ウイルス剤の開発とその応用」

2022年7月19日、SAカレッジ22年度コースⅢ第4回月例会 質疑セッションが開催されました。講師は、災害科学国際研究所 災害感染症学分野、大学院医学系研究科、東北大学病院 内科・総合感染症科 感染対策委員長、児玉栄一 教授。テーマは「抗ウイルス剤の開発とその応用」でした。

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SAカレッジ22年度 コースⅢ 第2回月例会質疑セッション 参加者の声

小坂 健 教授「新型コロナウイルス感染症の現状と今すべきこと」

2022年5月17日、SAカレッジ22年度コースⅢ第2回月例会が開催されました。
講師は、スマート・エイジング学際重点研究センター 予防予測医学研究部門長、厚生労働省新型コロナウイルス対策クラスター対策班、東京都iCDCアドバイザリーボード 小坂 健(おさか けん)教授。講義テーマは「新型コロナウイルス感染症の現状と今すべきこと」でした。

質疑セッションの前半は、最新情報のお話から始まりました。2年たってどういうことが分かってきて、どういう変化があったのか。現場にいらっしゃる先生ならではの、メディアではなかなか聞けないような非常に為になる情報がたくさんでした。

「実際の重症化率はそれほど下がっていないという認識でいいでしょうか」「大好きなサウナ通いをやめているが、C-19は高温だから死滅するのか」「海外からの職員を、どのように帰したらいいのか」などの皆様からの質問に、非常に濃い回答をされていました。

セッションの最後に「今回のような状況は、日本が新しいことをしていくチャンス。ウィズコロナにおいて、気を付けることは気を付けないといけないが、人とのコミュニケーションは大事。人として生きる上で何が必要かを今一度見直し、それをかけがえのないものと捉えビジネスとしてやっていく。社会情勢の変革を国や行政に頼らず、ビジネスで変えていくことが世界で起きつつある。皆さんにもビジネスの力で世の中を変えていくということぜひやっていただきたいし、そこに我々は協力していきたい。今後もいい形の社会に向けて力を合わせてやっていきましょう」というお言葉がありました。

次回、コースⅡ第3回月例会は、石井直人 教授になります。先にご登壇の押谷教授が務める微生物学分野と石井教授の免疫学分野からなる細菌学教室は、2015年に設立100周年を迎えました。教室の長い歴史の中で、世界に誇る偉大な業績を残されています。免疫記憶がご専門の石井教授のお話、楽しみです。

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SAカレッジ22年度 コースⅢ 第1回月例会がありました

押谷 仁 教授「感染症共生社会と学際研究の重要性」

2022年4月19日、SAカレッジ22年度コースⅢ第1回月例会が開催されました。
講師は、医学系研究科 国際交流支援室室長、感染症共生システムデザイン学際研究重点拠点長 押谷 仁(おしたに ひとし)教授。講義テーマは「感染症共生社会と学際研究の重要性」でした。

SAカレッジ21年度 コースⅢ第3回月例会 参加者の声

富田 博秋 教授「COVID-19流行下のメンタルヘルスの実態と対策」

6月23日、SAカレッジ21年度 第3回月例会開催されました。講師は、医学系研究科精神神経学分野 東北大学病院精神科 科長、災害科学国際研究所 災害精神医学分野、東北メディカル・メガバンク機構 脳と心の研究推進室 室長 富田 博秋(とみた ひろあき)教授。講義テーマは「COVID-19流行下のメンタルヘルスの実態と対策」でした。
新型コロナウイルス感染症(COVID‒19)は感染症への恐怖や不安、就労・就学や人交流を含む日常生活への影響と事態の進展予測が難しいことから人々に強いストレスをもたらしています。多くの人が抑うつ・不眠をはじめとするストレス関連症状に平常よりも悩まされていることが報告されています。

COVID-19パンデミックのような緊急事態への対応策について、精神保健対応の側面、学術面、産官学連携の面からの取り組みの可能性をお話いただきました。

一般にはあまり知られていない医療従事者や介護スタッフのメンタルへルスの分析など、コロナ禍で知るべき知見が盛りだくさんの内容でした。

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特殊紫外線ランプを用いた除菌・ウイルス不活化機器を開発

カラオケルームや他施設での感染リスク低減策として期待

飲食店やカラオケ店などにおける新型コロナウイルス感染症対策は大きな社会的要請があり、より効果的な対策が求められています。紫外線のうち波長100~280nmのUV-Cは特に除菌・ウイルス不活化力が高く、効果が期待されています。

東北大学ナレッジキャスト、コシダカ、オーク製作所は共同で「特殊紫外線ランプ」を用いた「除菌・ウイルス不活化機器」を開発しました。

共同研究開発の3つの特長

新型コロナウイルス不活化を目的とした紫外線照射機は既にいくつか市場にあります。しかし、それらの中で実際の利用現場状況に即してウイルス等の不活化検証や運用検証がなされているものは極めて少ないのが現状です。これを踏まえ今回の共同研究開発は次を特長としています。

特殊紫外線ランプを用いた除菌・ウイルス不活化機器を開発

カラオケルームや他施設での感染リスク低減策として期待

共同開発のポイント

  • 東北大学ナレッジキャスト株式会社、株式会社コシダカ、株式会社オーク製作所は共同で「特殊紫外線ランプ」を用いた「除菌・ウイルス不活化機器」を開発しました。
  • 大腸菌とバクテリオファージウイルス*1を材料に紫外線照射実験を行い、99%死滅または不活化するのに必要な照射線量を算出し、これらの科学的検証に基づき、カラオケ店舗での運用検証を経て、現場のニーズを反映しました。
  • 今回開発した除菌・ウイルス不活化機器は、高効率・高耐久性設計で小型・軽量で扱いやすいため、カラオケルームのみならず、他施設でも新型コロナウイルス感染リスク低減策として期待されます。
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