「産学連携」タグの記事一覧
SAカレッジ22年度 コースⅠ第5回月例会は、野内 類 准教授です!
生活介入による生活力向上の研究の第一人者
SAカレッジ22年度 コースⅠ第5回月例会は、加齢医学研究所 認知健康科学研究分野、野内 類 准教授「スマート・エイジング研究の実際」です。
本講義では、認知機能を向上させる脳トレなどの認知介入、ウォーキングなどの運動介入、食品などの摂取による栄養介入を用いた生活介入方法について紹介。また生活介入研究のホットトピックである生活介入効果の個人差や最適な生活介入方法の提案もお話いただきます。特に産学連携研究については、実施した事例より、どのような研究が社会・企業・大学側から期待されているか、産学共同で研究を進めることのメリット・デメリットについてお話があります。
SAC東京6期コースⅢ第12回月例会 参加者の声
3月24日、SAC東京コースⅢ第12回月例会 参加者の声
3月24日、SAC東京6期 第12回月例会開催されました。講師は未来科学技術共同研究センター 池田 郁男(いけだ いくお)教授。講義テーマは「どのような油脂をどれくらい摂取すれば健康によいのか?」でした。
我々が摂取する油脂(食事脂肪)の量と質は健康に大きな影響を与えます。
食事脂肪と健康に関する多くのヒト試験が欧米を中心に行われていますが、結果は必ずしも一致せず、また、日本人での試験は少ないのが現状です。欧米と日本では食事の内容がかけ離れているので、欧米の研究は必ずしも日本人には適用できません。従って、どのような油脂が健康によいかは明確には判断できないのが状況です。
マスメディアは限られた情報のみを取り上げ、正確さを欠く場合が多いようです。食事として摂取する油脂というと、植物油を連想するかもしれませんが、その摂取量は平均的日本人が摂取する総油脂量の14%に過ぎません。食品そのもの由来の油脂は全体の80%を占めており、結局は、どのような食事を摂取するかで、食事油脂の量と質がほぼ決まることになります。
本講義では植物油だけに注目するのではなく、どのような食事を摂取すべきかを考えていきました。
参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。