「消費行動」タグの記事一覧

SAカレッジ22年度 コースⅠ 第6回月例会質疑セッション 参加者の声

筒井 健一郎 教授「脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか?」

2022年9月26日、SAカレッジ22年度コースⅠ第6回月例会 質疑セッションが開催されました。講師は、大学院生命科学研究科 脳神経システム分野 筒井 健一郎(つつい けんいちろう)教授。講義テーマは「脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか?」でした。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

SAカレッジ22年度 コースⅡ第3回月例会は、坂井信之教授です!

わが国における食心理学のパイオニア

SAカレッジ22年度 コースⅡ第3回月例会は、坂井信之教授の「消費者はどのようにしておいしさを感じているのか?」です。

坂井先生は応用心理学がご専門で、日々の生活に役立つ心理学を研究されています。また文学研究科では、「おいしさを知覚する人間の仕組み(知覚、感情、認知、社会、健康)」「購買行動とヒトのモノの知覚の仕組み」についての授業をされています。

また、産学連携として「ネスカフェ ゴールドブレンド」50周年記念「Thanks Coffee」プロジェクト第二弾「コーヒーの香りと人間の行動変容」に関する日本初の実験を実施、これは香りと人の親切行動の関係を心理学的に調査した事例となります。

そんな坂井先生ですが、SAカレッジコースⅡ第3回月例会では、食についての見込み違いについて解説されます。例えば「おいしい食品」という商品を開発しても、消費者がそのように受け取ってくれるとは限りません。商品提供側の意図と異なる受け取り方をされたが予想以上に売れてしまった、だが、原因がよくわからないというケース。

この結論は「人はおいしさを舌で味わっているわけではない」「食品自体においしさが含まれているのではない」ということになります。人がなぜそれを食べるのか、なぜそれを選ぶのか、判断基準は味覚や嗅覚と思われがちですが、マズローの欲求5段階説の図式で表すと階層ごとに欲求は異なり、視覚や聴覚あるいは五感全てが大きく影響しています。このことを心理学・脳科学の観点でお話していただきます。

また、消費者は商品の何に注目して購入を決定するのかも考察します。どのようにその商品を評価するのか。さらに、その商品に対する印象をどのように形成し、次の商品購入の基礎情報とするのか、などについてのお話しがあります。これらの知識は、食品はもちろんのこと、日用品やサービスにも適用でき、宣伝広告やマーケティング戦略の計画立案にも適用できます。

「研究の最終目標は「『幸せ』になる方法をみつける」ことである」という坂井先生の講義と質疑セッション、非常に楽しみです!

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SAカレッジ22年度 コースⅠ 第2回月例会質疑セッション 参加者の声

村田 裕之 特任教授「シニア市場とスマート・エイジング・ビジネス① 」

2022年5月17日、SAカレッジ22年度コースⅠ第2回月例会 質疑セッションが開催されました。

講師は、スマート・エイジング学際重点研究センター企画開発部門長、東北大学ナレッジキャスト常務取締役、村田 裕之(むらた ひろゆき)特任教授。講義テーマは「シニア市場とスマート・エイジング・ビジネス① いかにしてビジネスチャンスを見つけるか」でした。

村田先生の事前講義の中で「シニアの3つの負(1.健康不安 2.経済不安 3.孤独不安)を3K不安と呼んでいるが、この3つの負を解消するものが、商品になりやすい」と仰っていました。質問セッションでは、どんな時に健康に対する意識やモチベーションが上がったりするのか、ITリテラシーのギャップを考えたサービスはあと何年くらい必要なのか、など多岐にわたり、各社それぞれ持つ課題へ、村田先生ならではのアドバイスをされていました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

SAカレッジ21年度 コースⅠ第8回月例会 参加者の声

筒井 健一郎 教授脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか?

11月10日、SAカレッジ21年度コースⅠ 第8回月例会開催されました。講師は、大学院生命科学研究科 脳神経システム分野 筒井 健一郎(つつい けんいちろう)教授。講義テーマは「脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか?」でした。

私たちの脳の神経ネットワークには元気ややる気を感じさせる「報酬系」と、恐怖や不安を感じさせる「罰系」があります。また、これらの働きに関わる脳内物質が、ドーパミンセロトニン等のモノアミンと呼ばれる物質です。

近年、これら「報酬系」「罰系」が、人の行動に対して様々な影響を与えていることがわかってきました。ビジネス現場では消費者の潜在的な消費性向を理解し、購買行動を理解することが不可欠です。そのためには脳内の「報酬系」「罰系」の仕組みの理解が極めて有用です。

今講義では、複数の消費行動事例を取り上げ、脳の「報酬系」「罰系」が、どのように働くのかを事例で解説いただき、シニアの消費行動を深く理解したい方には必聴の講義となりました。

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SAC東京6期コースⅠ第9回月例会 参加者の声

12月9日、SAC東京コースⅠ第9回月例会 参加者の声

12月9日、SAC東京6期 第9回月例会開催されました。講師は大学院生命科学研究科筒井 健一郎教授。講義テーマは「脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか?」でした。

私たちの脳の神経ネットワークには元気ややる気を感じさせる「報酬系」と、恐怖や不安を感じさせる「罰系」があります。また、これらの働きに関わる脳内物質が、ドーパミンやセロトニン等のモノアミンと呼ばれる物質です。

近年、これら「報酬系」「罰系」が、人の行動に対して様々な影響を与えていることがわかってきました。ビジネス現場では消費者の潜在的な消費性向を理解し、購買行動を理解することが不可欠です。そのためには脳内の「報酬系」「罰系」の仕組みの理解が極めて有用です。

今講義では、複数の消費行動事例を取り上げ、脳の「報酬系」「罰系」が、どのように働くのかを事例で解説いただきました。シニアの消費行動を深く理解したい方は必聴の内容でした。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

SAC東京6期コースⅠ第9回月例会 事務局レポート

脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか?

コースⅠ第9回月例会は、大学院生命科学研究科 脳神経システム分野の筒井健一郎教授による「脳内の『報酬系』『罰系』は消費行動にどう影響するか?」が講義テーマです。

脳の神経ネットワークには、元気ややる気を感じさせる「報酬系」と、恐怖や不安を感じさせる「罰系」があります。また、これらの働きに関わる脳内物質が、ドーパミンやセロトニンなどのモノアミンと呼ばれる物質です。近年、これら「報酬系」「罰系」が、人の行動に対して様々な影響を与えていることが分かってきました。今回は、複数の消費行動事例を取り上げ、脳の「報酬系」「罰系」が、どのように働くのかを事例で解説していただきました。

本日の講義は以下4つの構成です。

  1. 脳・神経系の基礎知識
  2. 脳の「報酬系」とドーパミン
  3. 脳の「罰系」とセロトニン
  4. 脳と社会行動
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