SAカレッジ22年度 コースⅠ 第2回月例会質疑セッション 参加者の声

村田 裕之 特任教授「シニア市場とスマート・エイジング・ビジネス① 」

2022年5月17日、SAカレッジ22年度コースⅠ第2回月例会 質疑セッションが開催されました。

講師は、スマート・エイジング学際重点研究センター企画開発部門長、東北大学ナレッジキャスト常務取締役、村田 裕之(むらた ひろゆき)特任教授。講義テーマは「シニア市場とスマート・エイジング・ビジネス① いかにしてビジネスチャンスを見つけるか」でした。

村田先生の事前講義の中で「シニアの3つの負(1.健康不安 2.経済不安 3.孤独不安)を3K不安と呼んでいるが、この3つの負を解消するものが、商品になりやすい」と仰っていました。質問セッションでは、どんな時に健康に対する意識やモチベーションが上がったりするのか、ITリテラシーのギャップを考えたサービスはあと何年くらい必要なのか、など多岐にわたり、各社それぞれ持つ課題へ、村田先生ならではのアドバイスをされていました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。


ご意見・ご感想(抜粋)

質疑セッションが参考になった理由は?

  • シニア市場のキーワードである「多様性」「3K不安」等について、参加企業様の具体的な課題を踏まえてより深く理解できました。ありがとうございました。
  • シニアの多様性を認識して、誰にどんなサービスを提供するかを考える基本の徹底が重要と思いました。お客様にアプローチするタイミングも重要と認識しました。また、お客様のやる気を引き出すためにロールモデルを設定する、というのも大事と理解しました。
  • あらゆる新規事業はニッチマーケットで、そのマーケットがグローバルになる可能性を秘めており、そんなの絶対損すると思う内容の飽和市場もチャンスがあることをお聞きでき、ビジネスチャンスにつながると思った。
  • デジタルギャップは、今後のカギとなること実感しました。
  • 各社さまの質問と先生のご回答を聴講できるので、自社以外の視点での着目点がわかり、先生のご回答から新たな気づきもありました。
  • 皆様の貴重なお話をお聴きできたのが大変参考になりました。
  • 他の企業さんとの質疑応答内容を聞けるため、「このような角度からの観点もあるのか」という気づきが多くありました。
  • 弊社が開発中の商品サービスに含めるべき観点を村田教授からアドバイスをいただけたと思っております。目的達成→習慣行動化のフェーズ移行を促していく仕組みを考えていきたいと思いました。
  • 今回、質問にお答えいただきましてありがとうございました。シニア世代の消費行動の変化やそれに伴うビジネスのチャンスを知ることができ、とても勉強となりました。特に、シニアビジネスの発見方法として挙げられていた、「不」を解消する部分を発見するという方法は、飽和している市場であってもビジネスチャンスがあることを知ることが出来ました。また、シニア以外の世代へのビジネスチャンスを発見する方法としても活用できるのではないかと感じ、とても興味深かったです。自分自身が日常生活で「不」と感じる部分をメモにとってビジネスチャンスを探してみようと思いました。
  • 様々な業種の方の考え、疑問点を知ることができた。ITリテラシの状況等で、シニアビジネスは今後も変化していくことが確認できた
  • 村田教授の著書を読んだり、直接、面談していただいたりもしているが、今回の質疑セッションのように、自社の観点だけではなく、他社からの質問で、様々な観点を知ることができ、またその質問に回答する村田教授の回答も大変参考になったため。
  • 新しいサービスは、ニッチな市場からということが聞けたこと
  • 今回質問はしておりませんが、ほかの参加者さんの質問の内容も含めて、シニアビジネスのおける事業の検討のヒントをいただきました。
  • 今回、動画視聴が出来ず質疑セッションのみの参加になりました。質問されていた皆様とは職種が全く違くても、同じような体験や悩みがあるという事がわかりました。
  • 「ビジネスチャンス」について深く考えさせる内容でございました。不の解消であったり、売れないものにこそ次の機会が隠れているなど、ビジネスの根本となる考え方について深く学べました。
  • スマートエイジングについて学ぶことができたので役に立ちました。
  • 自分で疑問に思っていたことを質問できたことはもちろんのこと、周りの皆様の質問からも新たな気付きが得られた。シニアを対象としたビジネスをするにあたり気をつけること、何に注目すべきかといったことが知れてよかった。
  • 参加企業さまのスマートエイジングへのお考えや村田様のご返答をリアルに視聴でき、参考となったため。
  • 教授様の回答が大変参考になりました。自社の興味関心の内容のみならず、他社の取り組む内容及び悩みを聞くことで、ヒントをいただくことができます。

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