児玉 栄一 教授

児玉栄一(こだまえいいち)教授

災害科学国際研究所 災害感染症学分野
大学院医学系研究科
東北大学病院 内科・総合感染症科 感染対策委員長
東北メディカルメガバンク機構

専門:
創薬学・ウイルス学・感染症学・感染制御学

一言で言えば:
次世代につながる創薬において「三方よし」を目指す

プロフィール:
福島県出身。94年福島県立医科大学大学院博士課程修了(内科学)。同大微生物学講座・茂田士郎教授のもと、ウイルス研究に携わる。米国アラバマ大学、米国National Institute of Health(NIH)に留学。NIHでは満屋裕明博士のもとで抗HIVの開発およびその耐性について研究。後に抗HIV-1剤エルビテグラビルや、イスラトラビルの開発に成功している。抗がん剤、抗菌剤開発も行う。その他、東北大学病院に留まらず、全学レベルの感染管理や地域医療支援、災害医療についても担当している

主な著書:
「ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤、ウイルス感染症との闘い」医薬ジャーナル社、茂田士郎、満屋裕明編

産学連携実績:
日本たばこ産業株式会社(JT)と共同研究したエルビテグラビル(インテグラーゼ阻害剤)を含む「ゲンボイヤ配合錠」が、2015年11月のアメリカ食品医薬品局の承認(Gilead Sciences Incが取得)に続き、日本でも2016年6月17日に製造販売承認を取得した。1日1回1錠の服用という画期的な薬剤になる。ヤマサ醤油、熊本大学、国立国際医療研究センターとの共同開発したイスラトラビルはMerck & Co., Incにライセンスアウトし、臨床試験中であり、週1回服用もしくはそれ以上の長期の効果が期待されている

独自ホームページなど:
感染制御インテリジェンスネットワーク寄付講座

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