特殊紫外線ランプを用いた除菌・ウイルス不活化機器を開発

カラオケルームや他施設での感染リスク低減策として期待

飲食店やカラオケ店などにおける新型コロナウイルス感染症対策は大きな社会的要請があり、より効果的な対策が求められています。紫外線のうち波長100~280nmのUV-Cは特に除菌・ウイルス不活化力が高く、効果が期待されています。

東北大学ナレッジキャスト、コシダカ、オーク製作所は共同で「特殊紫外線ランプ」を用いた「除菌・ウイルス不活化機器」を開発しました。

共同研究開発の3つの特長

新型コロナウイルス不活化を目的とした紫外線照射機は既にいくつか市場にあります。しかし、それらの中で実際の利用現場状況に即してウイルス等の不活化検証や運用検証がなされているものは極めて少ないのが現状です。これを踏まえ今回の共同研究開発は次を特長としています。

    1. 紫外線照射実験による科学的根拠の検証
    2. カラオケルームでの大腸菌殺菌効果の検証運営手順・安全性の検証
    3. 特殊紫外線ランプを用いた除菌・ウイルス不活化機器

開発した機器は、顧客のカラオケルーム利用後にUV-Cを基準量照射してルーム内の除菌・ウイルス不活化を行うことで、清掃スタッフと次の顧客への空気感染を防ぎ、クラスター発生の連鎖を断ち切るのが主な目的です。

コシダカでの感染防止対策と開発機器の利用イメージ

 


写真1 カラオケルームで使用中の除菌・ウイルス不活化機器の様子


写真2 カラオケルームで消灯中の除菌・ウイルス不活化機器の様子

詳細(プレスリリース本文)

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