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未来の幸福な健康社会をともにデザインし、その課題と解決のアプローチを学び、
求められるビジネスの方向性と可能性を探る
2024年5月より『東北大学ヘルステックカレッジ』第2期が開講!
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生命科学分野の「事業支援カレッジ」 東北大学スマート・エイジング・カレッジ東京 第6期を4月に開講、1月29日説明会開催

国立大学法人東北大学(総長:大野英男)と東北大学ナレッジキャスト株式会社(社長:荒井秀和)は、異業種企業のライフサイエンス・ビジネスを支援する「東北大学スマート・エイジング・カレッジ(SAC)東京」第6期を 本年4 月より東北大学東京分室(千代田区丸の内)で開講します。

東北大学の精鋭教授陣が、企業の経営者・実務担当者に対して、「加齢医学の基礎」から「シニアビジネス」まで最先端の研究開発動向と事業化の知恵を包括的・網羅的に提供、SAC 東京は民間企業の健康寿命延伸ビジネスを多様な角度から支援する「事業支援カレッジ」というユニークな仕組みです。第5期までにのべ304社の異業種企業がSAC東京に参加し、産学連携による様々な研究開発、製品化、事業化を推進してきました。

第6期は新たにコースⅢを新設し、ライフサイエンス分野での研究開発から事業化、ベンチャー立ち上げまで一貫した支援体制を充実させます。1月29日説明会への参加申込は次のページからお願いします。
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SAC東京コースⅠ第9回月例会 参加者の声

12月19日 SAC東京コースⅠ第9回月例会 参加者の声


12月19日、SAC東京5期 第9回月例会開催されました。

講師は、東北大学 生命科学研究科の筒井 健一郎 教授。講義テーマは「脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか?」でした。

私たちの脳の神経ネットワークには元気ややる気を感じさせる「報酬系」と、恐怖や不安を感じさせる「罰系」があります。また、これらの働きに関わる脳内物質が、ドーパミンやセロトニン等のモノアミンと呼ばれる物質です。

近年、これら「報酬系」「罰系」が、人の行動に対して様々な影響を与えていることがわかってきました。

ビジネス現場では消費者の潜在的な消費性向を理解し、購買行動を理解することが不可欠です。そのためには脳内の「報酬系」「罰系」の仕組みの理解が極めて有用です。

今回は、複数の消費行動事例を取り上げ、脳の「報酬系」「罰系」が、どのように働くのかを事例で解説していただきました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

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SAC東京コースⅡ第9回月例会 参加者の声

12月19日 SAC東京コースⅡ第9回月例会 参加者の声

12月19日、SAC東京5期 第9回月例会開催されました。

講師は、東北大学 加齢医学研究所脳科学研究部門老年医学分野・東北大学病院老年科科長の荒井 啓之 教授。講義テーマは「アルツハイマー病克服へのChallenge」でした。

荒井先生は東北大学病院や他の病院で週3回もの忘れ外来での臨床を担当し、実際の認知症患者さんと向き合いながら最先端の研究に取り組んでいます。

講義では認知症研究、特にアルツハイマー病研究の最新動向を解説、さらにアミロイドやタウの蓄積をPETで画像化する分子イメージング研究などの興味深い話をしていただきました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

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SAC東京5期コースⅠ第9回月例会 事務局レポート

脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか

脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するかをテーマに大学院生命科学研究科 筒井健一郎教授のご登壇です。

脳・神経系の基礎知識

脳の解剖図の説明から講義は始まりました。神経細胞の神経回路は電気回路に似ていると、難しく感じがちな脳の話を身近なものにしてくれます。神経細胞には、興奮性・抑制性の2種類があり、放出する神経伝達物質の違いによって決定します。

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SAC東京5期コースⅡ第9回月例会 事務局レポート

認知症克服に向けた治療薬開発の動向—現在と今後—

「認知症克服に向けた治療薬開発の動向—現在と今後—」をテーマに加齢医学研究所 老年医学分野 荒井啓行教授が笑顔でご登壇です。

アルツハイマー病の治療における新薬の開発についての最新情報から講義が開始されました。1週間前にアメリカのFDAへの申請に進んだという最新報告です。「昨年までは言い切れなかった」と嬉しそうに話してくださる姿に、参加者たちの期待は大きく膨らみました。

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SAC東京5期コースⅠ第8回月例会 事務局レポート

大規模バイオバンクと社会との接点

「大規模バイオバンクと社会との接点」をテーマに東北メディカル・メガバンク機構 長神風二特任教授のご登壇です。

東北メディカル・メガバンク機構が誕生したきっかけは東日本大震災です。未曾有の震災を経験した長神教授は、震災の現場で起きていたことやそこで得られた教訓を後世に伝える語り部としての使命を強く自覚され、今回の講義でも東日本大震災の甚大な被害状況やそのとき感じたさまざまな想いや教訓を伝えることから講義が始まりました。

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