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未来の幸福な健康社会をともにデザインし、その課題と解決のアプローチを学び、
求められるビジネスの方向性と可能性を探る
2024年5月より『東北大学ヘルステックカレッジ』第2期が開講!
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SAC東京6期コースⅠ第6回月例会 事務局レポート

デザイン思考による医療関連ビジネス創出

コースⅠ第6回月例会は、東北大学病院臨床研究推進センター バイオデザイン部門長、病院長特別補佐(企業アライアンス/テクノロジー)、脳神経外科/高度救命救急センターの中川敦寛特任教授による「デザイン思考による医療関連ビジネス創出」が講義テーマです。

中川先生は脳神経外傷、医療機器開発、制度設計を専門とし、様々な企業の事業開発支援に携わっています。テストのように100点を取れば合格することと違い、企業が取り組むテーマに対する合格点は自分たちで作らなくてはいけません。デザイン思考バイオデザインの説明から講義は始まり、実例を交えながら事業化する手法が紹介されました。

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SAC東京6期コースⅢ第5回月例会 参加者の声

8月26日、SAC東京コースⅢ第5回月例会 参加者の声

8月26日、SAC東京6期 第5回月例会開催されました。

講師は、大学院工学研究科ロボティスク専攻 室山真徳 客員准教授。講義テーマは「第3次人工感覚器の時代を創る! “ふれる”をデジタル化して広がる 次世代ヘルスケアの提案」でした。

ロボットは感覚器を持つことで実用化の領域を広げてきました。視覚はカメラにより、聴覚はマイクにより、人工感覚器として実現されています。

そして、今、触覚センサーで実現する第3次人工感覚器の新たな時代が到来しています。人工皮膚感覚「触覚」の実現は、遅々として進まなかった介護やリハビリなどへのロボット活用にも大きなブレイクスルーをもたらします。

また、コロナ禍がもたらした非接触時代、いわゆるニューノーマルの世界では、触覚センサーの活用による”人が介在しない”高度な情報のやりとりが鍵を握ります。

自らベンチャー企業を立ち上げ、触覚センサー事業化に挑戦中の室山先生が、非接触時代のキーテクノロジーと目される人工皮膚感覚について、技術的側面、今後の社会のあり方、ビジネス展開の可能性をお話してくださいました。

事業化体験に基づく有益な情報や新たなヒントが得られたのではないでしょうか。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

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SAC東京6期コースⅢ第5回月例会 事務局レポート

無限大の価値を創造する~未利用資源の完全利用・高付加価値化技術~

コースⅢ第6回月例会は大学院工学研究科化学工学専攻 北川尚美 教授による「無限大の価値を創造する~未利用資源の完全利用・高付加価値化技術~」が講義テーマでした。

(ダミー)室山先生は、基本的には組み込みシステムをターゲットにハードウェアからソフトウェアまでの研究開発を行ってきました。東北大学ではMEMS(Micro Electro Mechanical Systems、微小な電気機械システム)とLSI(Large Scale Integration、大規模集積回路)による半導体の技術を応用して、次世代ロボット用触覚センサネットワークシステムの研究を行っています。

自治体や国の機関、多くの企業と対外活動や共同研究を行いながら、2020年1月に株式会社レイセンスを設立し、社会実装に向けた活動も行っています。

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SAC東京6期コースⅡ第5回月例会 参加者の声

8月26日、SAC東京コースⅡ第5回月例会 参加者の声

8月26日、SAC東京6期 第5回月例会開催されました。

講師は、大学院医学系研究科・医学部 保健学専攻 基礎・健康開発看護学講座 老年・在宅看護学分野 尾﨑章子教授。講義テーマは「どうすれば高齢者の睡眠障害を解決できるか?」でした。

高齢期になると、早寝早起きとなるとともに、睡眠が浅くなり、夜何度も目が覚めるなど、健康な高齢者でも睡眠障害を自覚する人が多くなります。

本講義では加齢に伴う睡眠や睡眠習慣の変化、高齢者の睡眠障害、高齢者の睡眠に関連する要因、高齢者の睡眠に関するアセスメントの留意点、高齢者の睡眠のケア、家族介護者の睡眠について説明がありました。

さらに、在宅高齢者における睡眠薬の関与が推察される有害事象に関する研究についてもご紹介いただきました。

高齢者ケアに携わる方、高齢者の消費行動にご関心のある方、必聴の講義となりました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

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SAC東京6期コースⅡ第5回月例会 事務局レポート

どうすれば高齢者の睡眠障害を解決できるか?

コースⅡ第5回月例会は大学院医学研究科 保健学専攻 老年・在宅看護学分野の尾﨑章子教授による「どうすれば高齢者の睡眠障害を解決できるか」が講義テーマです。

尾﨑教授が睡眠の研究に関心を持ったきっかけは、在宅で人工呼吸器をつけた患者をケアする家族の悩みが、精神的な問題よりも昼夜を問わないケアにより十分に眠れない状態であることが分かったためです。そこから研究を重ね、現在はデバイスを使用した睡眠阻害の研究や、地域における睡眠のエビデンス普及、在宅で睡眠薬を使用している方の有害事象への取組みを行っています。

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SAC東京6期コースⅠ第5回月例会 参加者の声

8月19日、SAC東京コースⅠ第5回月例会 参加者の声

8月19日、SAC東京6期 第5回月例会開催されました。講師は、加齢医学研究所 機能画像医学研究分野 スマート・エイジング学際重点研究センター 副センター長 瀧 靖之 教授。講義テーマは「生涯健康脳の維持①」でした。

認知症リスクを抑えるには脳を生涯に渡って健康に保つ事が大変重要です。東北大学には、多数の方の脳のMRI計測データ集積されており、瀧教授らは生涯健康脳の維持に関わる多くの研究成果を発表してきました。

今回の講義では、最新の脳科学の知見を元に、どのような生活習慣が脳の健やかな発達に貢献するか、どのような生活習慣が健康な脳や認知力の維持に影響を与え、認知症のリスクを抑えていくか、お話しいただきました。

更に、これらの知見に基づく、生涯健康脳に関する種々のサービス、商品事業化の展望についてのお話もあり、認知症予防に向けて何が重要かを包括的に理解する絶好の機会となりました

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

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