SAC東京6期コースⅡ第5回月例会 参加者の声

8月26日、SAC東京コースⅡ第5回月例会 参加者の声

8月26日、SAC東京6期 第5回月例会開催されました。

講師は、大学院医学系研究科・医学部 保健学専攻 基礎・健康開発看護学講座 老年・在宅看護学分野 尾﨑章子教授。講義テーマは「どうすれば高齢者の睡眠障害を解決できるか?」でした。

高齢期になると、早寝早起きとなるとともに、睡眠が浅くなり、夜何度も目が覚めるなど、健康な高齢者でも睡眠障害を自覚する人が多くなります。

本講義では加齢に伴う睡眠や睡眠習慣の変化、高齢者の睡眠障害、高齢者の睡眠に関連する要因、高齢者の睡眠に関するアセスメントの留意点、高齢者の睡眠のケア、家族介護者の睡眠について説明がありました。

さらに、在宅高齢者における睡眠薬の関与が推察される有害事象に関する研究についてもご紹介いただきました。

高齢者ケアに携わる方、高齢者の消費行動にご関心のある方、必聴の講義となりました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。


ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 不眠対策として薬物対策以外に「認知行動療法」などがあるのを知らなかったので、純粋に勉強になったし、そこにビジネスチャンスがありそうだとの気づきも得られたので。
  • 睡眠はすべての人にとって必要なものであり、大きなビジネスチャンスがある!
  • 睡眠障害における不眠(病気)である状態/ない状態および治療方法について体系的によくわかりました。非常に定性的な病でありよく理解していなかったため、大変参考になりました。
  • 睡眠は栄養と同じくみんなが毎日必ずとらなきゃ生きていけないけれど、きちんとした知識も持ち合わせておらず、体系的に把握もせず、ただ何となく寝ている。
    今回教えていただいたことで、とてもすっきりしました。施設や病院の高齢者を夜眠らせなきゃいけない発想への疑義は、個人的に共感が強いところでした。
  • 自らも悩む不眠について学術的側面から最新の情報をお聞きでき大変勉強になりました。ヘルスケア領域の中でも最も重要かつ解明されていない領域と思うので、長期的なビジネス機会に想像を膨らますことができ、大変勉強になりました。
  • 併せて睡眠の質の話も聞きたかった
  • 睡眠障害について知識が得られました。不眠症の定義であるとか、最新の不眠に対するアプローチについて最新の情報が得られました。ありがとうございました。
  • 睡眠に関する問題の現実的な側面(実際は眠っているのに、寝ていないと思っている事例等)がわかり有意義でした。不眠とそのことに対する苦痛が分かち難く結びついてしまっていること(実際には切り離せる可能性があるのに)の問題点はビジネスに繋げられる視点だと思いました。
  • 不眠症についての概要を短時間でよく理解できた
  • 日本において睡眠障害に悩んでいる人が多くいたことを認識できたこと。また日本の不眠治療が遅れている現状を知り、この領域に注目する価値があることを知ったことです。
  • 睡眠にまつわる事を業務でも取り扱っていますので、大変興味深く拝聴させていただきました。特に不眠症の定義やうつのとの関係、薬のリスク、認知行動療法について勉強になりました。
  • 睡眠に関して、睡眠衛生の考え方など心掛けるべきポイントをわかりやすいく解説いただけた点。
  • まずはじめに、身近な不眠というテーマでしたので興味深くお話を伺うことができました。不眠は高齢者だけでなく、50代以降のプレシニアと呼ばれる年代の方々にとっても悩ましい課題となっています。これまで不眠を解決するためには薬物療法が有効とされてきましたが、今回の先生のお話では認知行動療法で8割の効果がみられたとおっしゃられていました。8割の方に有効であるならもっとこの療法が広く行えるようになればいいのにな~と感じました。不眠を慢性化させている考えや生活習慣、睡眠習慣、寝室環境などの要因を明らかにしてスモールステップで目標を達成し改善させていく認知行動療法を私も体験してみたいなと思いました。多くの人が興味のある不眠解消、快眠には認知行動療法の考え方を軸にコンテンツを提案していくと面白いなと感じました。
  • 当社のお客様の悩みに不眠はよくあげられるので、通販カタログの広告作りに役に立ちました。
  • 人の一生の中で睡眠は大きな割合をしめるので、惰性で寝るよりも睡眠は重要なのではないかと感じていました。

アイスブレイクが有用だった理由は?

  • 講義時間がおしていたので、アイスブレイクに十分時間がさけていなかったので。
  • 途中でみんなが疑問に思ってそうなことを聞いていただけるのはいいタイミングかと思います。
  • 疾患としての不眠症と単なる不眠症状を確認して、早々に前提を合わせていただいたのはありがたかったです。
  • 今回は時間の関係で割愛された部分もありましたが、毎回理解の補完に大変役立っております。
  • 小さな単位ででまとめていただけるので話が分かりやすかった。
  • いつもながら村田教授の的確な質問から理解が深まること。
  • 講義中、もう少し深堀いただきたいポイントを補足いただくように進めていただけた点。
  • その都度その都度講義内容が確認できました。ありがとうございました。

グループトーク、グループ質疑が有用だった理由は?

  • 自分では発想/考えきれなかった意見が多数あり、非常に参考になった。
  • 質問したい内容に対する回答をいただけたため。
  • 今回はグループのメンバーが興味がある方向性が似ていたので他の人の質問の視点が参考になりました。
  • 多くの視点が出て、とても興味深く得るものが多かった。
  • 専門分野の視点で会話ができたので、面白かったです。
  • 他の方の経験や考えを伺えて勉強になりました。自分の考えもまとめる場となったので。
  • 自分では浮かばなかった疑問とそれに対する回答が聞けたから。例えば、認知症における不眠の扱いについて。
  • 同じ講義を聞いても他業種の方が興味を持つポイントが異なる
  • 他業種の方の問題意識や視点は発想を拡大することに大変役立つこと。
  • 参加された方のご質問内容は、思いつかなかったものの興味があることが多く、いろんな角度からの質問は勉強になるなと思いました。
  • 自社では気づきにくい課題について、グループトーク中に質問事項として発言いただいたことで、新しい考え方・アイデア創出の助けとなった。
  • さまざまな視点でディスカッションができたので楽しかったです。自分では思いつかないような質問も多かったので大変参考になりました。
  • グループトークが10分増えたことで、グループの方といつもより交流ができで本当によかったです。認知症の方の不眠症の質問はなるほどな、と思いました。自分のグループ以外から思いもしない質問が出てくるのが大変に興味深いです。
  • 他業界に皆さまのご意見切り口は大変参考になります。

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