SAC東京6期コースⅠ第5回月例会 参加者の声

8月19日、SAC東京コースⅠ第5回月例会 参加者の声

8月19日、SAC東京6期 第5回月例会開催されました。講師は、加齢医学研究所 機能画像医学研究分野 スマート・エイジング学際重点研究センター 副センター長 瀧 靖之 教授。講義テーマは「生涯健康脳の維持①」でした。

認知症リスクを抑えるには脳を生涯に渡って健康に保つ事が大変重要です。東北大学には、多数の方の脳のMRI計測データ集積されており、瀧教授らは生涯健康脳の維持に関わる多くの研究成果を発表してきました。

今回の講義では、最新の脳科学の知見を元に、どのような生活習慣が脳の健やかな発達に貢献するか、どのような生活習慣が健康な脳や認知力の維持に影響を与え、認知症のリスクを抑えていくか、お話しいただきました。

更に、これらの知見に基づく、生涯健康脳に関する種々のサービス、商品事業化の展望についてのお話もあり、認知症予防に向けて何が重要かを包括的に理解する絶好の機会となりました

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。


ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 子供時代の脳機能の発達の過程が、認知機能低下に対してどのような予防をしたらよいかのヒントになることを知り、どのような予防行動が有効なのか理解が深まりました。動脈硬化が進むと血管壁が厚くなることで神経細胞への酸素供給や栄養分供給が阻害されることから、日頃の食生活や運動が大切であることを再認識しました。また今後のビジネスとして脳ドックにAI画像診断をプラスした認知症早期スクリーニングサービスは高齢化社会を迎える現代において需要の見込める新しいサービスだと感じています。知機能を向上させる研究が、新しいビジネスに展開される事例を学び、弊社としても今後のビジネスの参考になりました。
  • 保育事業を行っているので、脳の発達が幼少期からの体験が大きく関わっていることを興味深く聞かせていただきました。また、先生が進めている認知症予防事業について、スクリーニングから予防の個別提案までできるということで、私たち民間企業にとって、その後の行動変容に対する関わりで何ができるかを考えるきっかけをいただいたと思います。
  • 瀧先生が、認知症のリスク判定にAI画像認識を使い、サービスの会社を立ち上げられていることがわかったため。認知症のリスクと生活習慣に関係があることがわかったため。
  • 知らない分野だったため
  • 納得感の多いすっきりする内容でした。好奇心も語彙も、社会学でいう階級・階層構造の社会的再生産と同じだと思いました。遺伝的要因と学歴は医学では変えられない、根本的に変えられないことを変える研究はしないという言葉に膝を叩いて喜んでしまいました。医者がいくら言っても患者の行動変容に結びつかないことが今の医学の大きな課題であるということもとても納得しましたい、そこにビジネスのチャンスはあるんじゃないかと思いました。
  • 当社では健康経営に関する取り組みを強化していこうという動きがあり、社員の健康状態を改善ために身体面や食事面への介入を行うことを検討しております。中でも身体面への介入には力を入れて取り組もうとしている最中であり、運動をすることで現在の健康を守るだけでなく、リタイア後の人生においても身体面そして脳の面で健康を保っていくことに効果があるということが分かりました。認知症にならない。社員一人ひとりが運動のメリットと必要性を知り、少しでも関心を持っていもらえるよう考えていかなければならないと感じました。
  • 子どもの知的好奇心を引き出し、獲得させるための大人、親の行動が大変重要であった。一番は大人も子どもと一緒になって興味を持ち、行動することが近道であるとともにコミニュケーションを高めていく。しかしながら、変えることができない2つのこと「遺伝子」「幼少期」とても印象的だった。また脳ドックを受けることはお金には代えられないと思う。あと、認知症の治療薬が欲しいと願いたい(実母は認知症のため)
  • 脳の発達の経緯が子育てにおいてためになりました。
  • 脳の発達から話を聞けて、理解が進みました。CogSmartの試みは面白いと思いました。
  • 子供がいるため教育の観点で大変興味深かったです。
  • 示唆に富んだ講座でした。①「アウトドア育脳」→アドベンチャーツーリズムを担当しているスタッフに紹介させていただきました。少子化が進むなか、教育投資に意欲的な親を対象に、教育プログラムの一環として、シリーズツアー化し、脳科学の視点から販促の戦略ストーリーを組み立てられるのはないか、との考えによるものです。②健康脳の維持と認知症予防に、次の2点「趣味を持ち続ける」「知的好奇心を高める」が有効であるとの件。弊社テーマ旅行のプロモーションの裏打ちになるお話でした。健康脳の維持と認知症予防に効果効能がある趣味の内容を、ぜひ解明していただきたいと考えております。③主観的幸福度を高める具体策についての解明も期待しています。
    ラス・ハリス著の『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない: マインドフルネスから生まれた心理療法』によると、「自分の価値観にもとづいて行動することが、喜びと活力をもたらし意味のある人生を送ることにつながる」と書かれています。わたしは、個人的に四柱推命の勉強をしています。大変興味深いことに、生年月日/出生時間で作成した命式での四柱推命鑑定結果と、エニアグラムなどの心理テストの結果に相関性が見られます。そこで、鑑定依頼者さんに結果をフィードバックする際、四柱推命で出した「その人が重視すべき価値観/行動特性」と「エニアグラムの結果」の相関性を提示して解説し、「ご自身の価値観にもとづいた行動を意識すると楽になりますよ」、とお伝えしています。主観的幸福度の研究を進めるにあたり、何かの参考になればと思い、お話しさせていただきました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
  • 生涯健康脳を維持するための予防方法があることを理解できた。また、認知症発症の予兆がわかるレベルまできていることは驚きであり、ビジネス性と個人的に受診をしてみたいと思った。
  • 脳科学からみる脳の発達と加齢の流れがよく理解できた。発達の要因となること、また、加齢と共に脳の劣化の原因が生活習慣のレベルで個々に差が出る。しかし、何歳からでも好奇心を持つことで、獲得の時間は異なれど脳は発達促進する。結局は健康的な生活。健康にいい栄養の取り方。健康に良い睡眠の仕方。健康に良い運動の仕方と、趣味を持って楽しみことが、脳の萎縮を抑えられることにつながる。脳の海馬に注目し、脳年齢を数値化することで新たな事業への取り組む行っているところなど参考になった。
  • 脳の発達や健康脳の維持のために早期から意識して取り組むべきことをわかりやすくご説明いただき、特に「知的好奇心」「趣味を持ち続ける」については弊社の今後のビジネスに活かせそうな分野であると思いました。
  • 先生の著書を数冊読ませて頂いて、間違った子育てをしていたように反省するばかりですが、今、学んでいることは、私供の特別養護老人ホームに入所している高齢者の知的好奇心を向上させるために活用出来ればと思います。
  • 気分より体に良いことを優先するのが大事ということ
  • 脳の老化を考える前提として、発達の仕方を前提に考えることが重要と気づき、視野が広がりました。また、「生活習慣」は発達にも萎縮防止にも共通するものがあることを体系的に理解できました。認知症予防のアプローチについても、幼少期からの習慣などが背景にあるということは、きちんと念頭に置いてお客さまに向き合うべきということを展開したいと思います。
    脳とはどういうものなのか、幼少期からの説明をいただけたのでわかりやすかった。
  • 児童の脳に対しての影響等も知ることができたので、大変興味深い講義でした。

アイスブレイクが有用だった理由は?

  • タイミングが良く、そこまでの振返りになる。
  • 自分の気づかない点を指摘、解説を聞いて講義内容の理解が進みました。
  • 講義の最後にまとめてという形式ではなく、講義内容のセクション毎に区切っていただけるので、都度ポイントが整理できてありがたいです。
  • 有益な質問をされていたため。
  • 活字に触れる時に、紙かタブレットか、はまさに聞きたい質問でした。20年ほど前に、紙かディスプレイかで吸収率が違うという論文があったように記憶しています。そして私は紙の本、紙の辞書、ペンとノートでモノを考える派です。
  • 私の気づかなかった面での質問もしてくださっていたため、より深く学びにつなげることができました。一方で、後の質問がすこし制限されるようにも感じました
  • 村田先生の質問は、振り返りができることが一番ありがたいです。
  • 頭の整理が出来た。
  • 共通の疑問を整理して聞いていただけるので非常に助かります。
  • 研究の詳細について聞いていただけて良かったです。
  • 村田先生が疑問に感じておられた点に共感することが多いため。解説もわかりやすく、理解の一助となり助かります。
  • 知的好奇心の具体的な効果まで踏み込んで頂いた点。
  • 途中途中で、解りにくかったところを深掘りしていただき、より具体的なことが理科できた。
  • 専門的なことをより噛み砕いていただき、より理解しやすくなりました。
  • ぼっと聞き流していることを、いつも、ピンポイントで聞いてくださるので、講義の理解に助かっています。有難うございます。
  • その場で復習できるので学習効果が高いです
  • 脳の萎縮の定義など、聞いている途中で引っかかりつつ質問までできない部分を突っ込んでいただき、とても理解が進みました。
  • データのとり方や根拠を聞く質問が多かったが、素人の自分には違いがよくわからなかった。

グループトーク、グループ質疑が有用だった理由は?

  • ターゲットの規模、ビジネスモデルを確立するたに必要な質問が多く、参考になりました。
  • グループの皆さんとの会話を長く取ってもらったので、会話が進んでよかった。
  • 時間が長くなったことはとても良かったと思います。質問自体もちゃんと理解できましたし、複数人の類似質問を協議する時間がありました。いい大人が集まってたったこれだけの時間を有効に使うには、メンバーも重要です。良いメンバーでラッキーでした。
  • 異業種の皆様の視点から、どういったところに疑問や可能性を感じているのか、ということを見る貴重な機会となりました。また、アイスブレイクと同様に私の気づきの外にある疑問と、その答えを知ることで、学びを深めることにつながっていると感じます。何度か参加されている方同士では大変仲も深まっている様子で、異業種交流の場としても有意義なものになりました。
  • 今回はリーダーを仰せつかったのですが、皆さんの話を聞きまとめることに必死でございました。今までのリーダーの方には感謝しかございません。
  • 時間が伸びた分、有意義な議論が出来た。
  • 皆さんの意見を聞けるのはとても良いです。
  • 業種の違う方の,エイジングビジネスに対する見方を知ることができて参考になりました。
  • 皆さん積極的に参加されていて、刺激を受けるため
  • 今回から討議時間が延長になったことで情報交換の密度が深まった。
  • いろんな方の考え方、自分の思わない質問の内容など参考になった。また、このコロナ禍の中で、他社様の事業の対策など聞けて良かった。
  • グループトークの時間を前回までより長くとっていただいたことで、他の参加者とのコミュニケーションが取りやすくなり、活発な意見交換もできるようになりました。
  • リーダーさんのコーディネートが良かったです。また、グループメンバーに女性が多かったせいか、議論がとても盛り上がったような気がします。
  • 先生の説明資料は概要部分が多かったため、グループ別質疑において詳細化されたと思う
  • 時間が増えて雑談をする余裕が増え、コミュニケーションがとりやすくなった。ただ、どうしても質問をまとめることに終始してしまうため、フリーディスカッションタイムを別で切り出した方が話は弾みそうです。
  • 時間を延ばしていただいてよかった。交流できる余裕ができた。もっと長くてもいいくらいです。(もしくは2回に分けるなど)
  • 時間が増えたことで、フリートークをする時間も増え、お互いをする機会ができた。

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