「事務局報告」の記事一覧(8 / 25ページ)
2020年3月4日 [事務局報告]
コースⅠ第11回月例会は、「健康によい、悪いとは?— 何を持って“エビデンス”とするか — 」をテーマに大学院医工学研究科の永富良一教授が「われわれは人間が運動を通じて より健康的に暮らせるようになることを目指して 幅広い領域の知識や技術を駆使した研究活動をおこなっています」というメッセージと共に登壇しました。
SAC東京事務局小林悦子ファシリテーターが講師を務めたコースⅡ第11回月例会。テーマは、「なぜ、今「看取り介護」なのか?— 人が「生ききる」を支えると見えてくるもの — 」です。
一般社団法人生活を支える看護師の会 会長でもある小林講師から特別養護老人ホーム(以下、特養)の事例を中心に「看取り介護の実際とその取り組みで得られるもの」をお話頂きました。SAC東京初登壇なので、今回は長めのレポートです。
2020年2月5日 [事務局報告]
コースⅠ第10回月例会は、酸化ストレス防御と健康をテーマに加齢医学研究所 遺伝子発現制御分野 本橋ほづみ教授が登壇です。
野菜が体に良いことは昔から言われますが、特にアブラナ科の野菜・シソ科ハーブが酸化ストレス防御に有効なことが分かってきました。地球上の生物の進化と酸素の話から講義が始まりました。
酸素を利用すると効率的にエネルギーを取得できますが、好ましくない酸化反応も起こします。酸素があり過ぎてもいけないことは医療現場でも言われていますが、酸化ストレスは多くの病気の原因になっているのです。
東北メディカル・メガバンク計画とゲノム医療をテーマに東北大学メディカル・メガバンク機構長 山本雅之教授のご登壇です。
「未来型医療の代表例は個別化予防と個別化医療である」ということを、被災地でやろうと決心したのです。と、東日本大震災の話から講義が始まりました。
大きなダメージを受けた東北地方の創造的復興の実現に向けて東北メディカル・メガバンク機構を設立しました。被災した方々に最先端の未来型医療を届けたいという願いは、より健康で豊かな生活を実現し「健康長寿の国」を作る活動につながっています。
2020年1月7日 [事務局報告]
脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するかをテーマに大学院生命科学研究科 筒井健一郎教授のご登壇です。
脳の解剖図の説明から講義は始まりました。神経細胞の神経回路は電気回路に似ていると、難しく感じがちな脳の話を身近なものにしてくれます。神経細胞には、興奮性・抑制性の2種類があり、放出する神経伝達物質の違いによって決定します。
「認知症克服に向けた治療薬開発の動向—現在と今後—」をテーマに加齢医学研究所 老年医学分野 荒井啓行教授が笑顔でご登壇です。
アルツハイマー病の治療における新薬の開発についての最新情報から講義が開始されました。1週間前にアメリカのFDAへの申請に進んだという最新報告です。「昨年までは言い切れなかった」と嬉しそうに話してくださる姿に、参加者たちの期待は大きく膨らみました。
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