「参加者の声」の記事一覧(5 / 36ページ)

SAカレッジ22年度 コースⅠ 第4回月例会質疑セッション 参加者の声

吉田 浩 教授「人口高齢化の経済・社会に及ぼす影響」

2022年7月19日、SAカレッジ22年度コースⅠ第4回月例会 質疑セッションが開催されました。講師は、経済学研究科 高齢経済社会研究センター、スマート・エイジング学際重点研究センター 加齢経済社会研究部門長、吉田 浩 教授。テーマは「人口高齢化の経済・社会に及ぼす影響」でした。

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SAカレッジ22年度 コースⅢ 第3回月例会質疑セッション 参加者の声

石井 直人 教授「新型コロナウイルス感染症対策に必要な免疫学」

2022年6月21日、SAカレッジ22年度コースⅢ第3回月例会 質疑セッションが開催されました。講師は、医学系研究科免疫学分野 医学部医学科長、石井 直人(いしいなおと)教授。講義テーマは「新型コロナウイルス感染症対策に必要な免疫学」でした。

質疑セッションはミニ講義から始まり、「免疫寛容の破綻がアレルギー・自己免疫疾患の原因」「免疫記憶は感染症予防の最大の武器」「ワクチンとは免疫記憶を利用した薬である」「免疫寛容・記憶を制御する方法の開発が必要」というお話をされました。

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質疑セッションの最後は石井先生より「免疫は、コロナで脚光を浴びてよく聞く言葉になって、私も非常に嬉しく感じております。免疫学はむずかしいため、とっつきづらい面もありますが、知っておくと役に立つことがいっぱいありますので、ぜひご自分でも免疫について興味をもっといただければと思います。質問などありましたら何でも構いませんので、お尋ねいただければと思います。」というお話で締めくくられました。

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SAカレッジ22年度 コースⅡ 第3回月例会質疑セッション 参加者の声

坂井 信之 教授「消費者はどのようにしておいしさを感じているのか?」

2022年6月21日、SAカレッジ22年度コースⅡ第3回月例会 質疑セッションが開催されました。

講師は、大学院文学研究科心理学研究室 多感覚情報統合認知システム研究分野、坂井 信之(さかい のぶゆき)教授。講義テーマは「消費者はどのようにしておいしさを感じているのか?」でした。

冒頭、苦味の感受性についての解説がありました。「苦味に敏感なほどビールが好きである」という話から、「感覚というのは使わないと研ぎ澄まされない」という話が印象的でした。また、「満腹感が見た目で変わる」や「健康的かおいしいかという評定に関しても目で確かめる情報が大事になってくる」という食べ物にもあるルッキズムに関する話、農林水産省の統計に基づいた「コロナ禍による食の変化について」など、密度の濃いトピックスがいっぱいでした。

最後に「食べるということは、自分の口を使うことで、客観的な話が抜きになり主観的になってしまう部分もあると思います。食べ終わったときに「今日はこの香りがよかったよね」「あの食感が非常によかったよね」と思い出して、味覚ということで全部解決せず、それ以外の部分にもあえて注目してからその味を、一緒に食事をした人と共有することで、コミュニケーション能力も上がるし、自分の味覚の味わい方というもの研ぎ澄まされていくので、ぜひ毎日の食事・一日三回の食事を有効に使っていただければと思います。味わいは一生変わっていくものですから、ぜひ変化を楽しみながら毎日生活していただければいいなと思っています。今日はどうもありがとうございました」という言葉で締めくくられました。

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SAカレッジ22年度 コースⅠ 第3回月例会質疑セッション 参加者の声

瀧 靖之 教授「生涯健康脳の維持」

2022年6月21日、SAカレッジ22年度コースⅠ第3回月例会 質疑セッションが開催されました。

講師は、加齢医学研究所 機能画像医学研究分野、スマート・エイジング学際重点研究センター 副センター長、瀧 靖之(たき やすゆき)教授。講義テーマは「生涯健康脳の維持」でした。

質疑セッション前の最新情報で「有酸素運動での、海馬の神経新生促進だけでなく、不安やストレス領域の扁桃体の過活動を抑えてくれるのでそれらの解消に非常にいいということが分かっている」というお話がありました。

また「高齢者のサルコペニアは社会活動が抑えらえてしまうので、いかに筋力を保つかが大事になってくる。ジムに行かなくても、1日1回からはじめて、1回から3回と少しずつ増やしていくスモールステップがすごく有効である」というお話や「趣味活動がいいのは、仕事や勉強と違い、学習の自己主体性といって自分で楽しいからやる、それが実は様々な能力の獲得にいいということがいわれている。なかなかまとまった時間はとれないので、隙間隙間にいろんなことをいれていくと、いろんなことが少しずつ習得できて、気がつけばいろんな能力が獲得てきている」「会話がなぜ大事かというと、感情を伝え合うときに言葉だけでなく、表情やしぐさ・声の欲能などのノンバーバルな部分が感情の伝達に大事である」などなど濃厚なお話がたくさんありました。

質疑セッションの最後に「東北大学の中でも当方の研究室は、様々な企業さんとかなりの産学連携をしており、運動や食分野だけでなく、例えばファッションや旅行など一見関係のないような分野もやっております。それぞれの会社さまがお持ちのソリューションやサービスは、脳科学にダイレクトにつながるところが、実は多いのです。もし興味がありましたら、エビデンスを出すなど様々なことができますので、お声がけくだされば幸いです。また大学発ベンチャーの、CogSmart(コグスマート)というところで、いろんな企業様と連携しながら、脳の健康維持というところをやっております。こちらの方でももしご興味がありましたらご連絡いただけると幸いです。私たちが動くことで、国民医療費がどんどん下がっていきますので、これこそが日本の未来にとても大事になります。ぜひ何かご一緒できる機会がありましたらお声がけくだされば幸いです」という内容で締めくくられました。

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SAカレッジ22年度 第1回参加企業ピッチ&交流会が開催されました

異業種企業とのネットワークが財産になる

2022年5月26日、SAカレッジ22年度 第1回参加企業ピッチ&交流会が開催されました。交流会は村田特任教授からの趣旨説明から始まりました。

「この交流会の一番の目的は、参加企業同士のコラボ活動のきっかけづくりです。なぜか? 「VUCA(ブーカ)」という言葉をご存じでしょうか。「V(Volatility:変動性)U(Uncertainty:不確実性)C(Complexity:複雑性)A(Ambiguity:曖昧性)」の略で、「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」を意味します。今の時代、世の中は不透明でころころ変わってあいまいになっている。そんな時代にも皆さんは企業活動を前に進めないといけない。こんな時に何が当てになるのか?

ひとつ重要なのは異業種企業とのネットワークが財産になることだと思う。他企業とのコラボなどにより戦略的差別化を図ることで、手の内が広がる。そのきっかけにしていただきたく「参加企業ピッチ&交流会」は、SAカレッジの標準プログラムにしている。この機会を十二分に活用してください」という内容のお話しをしてくださいました。

参加企業ピッチでは、どのような仕事をしている会社なのか、どんなコラボパートナーを探しているのかなどのプレゼンがあり、皆様熱心にきいている様子でした。

SAカレッジ22年度 コースⅢ 第2回月例会質疑セッション 参加者の声

小坂 健 教授「新型コロナウイルス感染症の現状と今すべきこと」

2022年5月17日、SAカレッジ22年度コースⅢ第2回月例会が開催されました。
講師は、スマート・エイジング学際重点研究センター 予防予測医学研究部門長、厚生労働省新型コロナウイルス対策クラスター対策班、東京都iCDCアドバイザリーボード 小坂 健(おさか けん)教授。講義テーマは「新型コロナウイルス感染症の現状と今すべきこと」でした。

質疑セッションの前半は、最新情報のお話から始まりました。2年たってどういうことが分かってきて、どういう変化があったのか。現場にいらっしゃる先生ならではの、メディアではなかなか聞けないような非常に為になる情報がたくさんでした。

「実際の重症化率はそれほど下がっていないという認識でいいでしょうか」「大好きなサウナ通いをやめているが、C-19は高温だから死滅するのか」「海外からの職員を、どのように帰したらいいのか」などの皆様からの質問に、非常に濃い回答をされていました。

セッションの最後に「今回のような状況は、日本が新しいことをしていくチャンス。ウィズコロナにおいて、気を付けることは気を付けないといけないが、人とのコミュニケーションは大事。人として生きる上で何が必要かを今一度見直し、それをかけがえのないものと捉えビジネスとしてやっていく。社会情勢の変革を国や行政に頼らず、ビジネスで変えていくことが世界で起きつつある。皆さんにもビジネスの力で世の中を変えていくということぜひやっていただきたいし、そこに我々は協力していきたい。今後もいい形の社会に向けて力を合わせてやっていきましょう」というお言葉がありました。

次回、コースⅡ第3回月例会は、石井直人 教授になります。先にご登壇の押谷教授が務める微生物学分野と石井教授の免疫学分野からなる細菌学教室は、2015年に設立100周年を迎えました。教室の長い歴史の中で、世界に誇る偉大な業績を残されています。免疫記憶がご専門の石井教授のお話、楽しみです。

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