ストレス対応で宇宙環境に身体をアジャスト! 〜ストレス応答性転写因子Nrf2の宇宙における脂質代謝調節〜
12月8日開催コースⅡ第9回月例会にご登壇された山本雅之教授の研究「ストレス対応で宇宙環境に身体をアジャスト! 〜ストレス応答性転写因子Nrf2の宇宙における脂質代謝調節〜」について、講義中にもお話ありましたが、下記をポイントとして発表がありました。(以下、抜粋)
- 国際宇宙ステーション(ISS)に約1ヶ月間滞在したマウスから微量の採血を行い、血液成分の網羅的な解析を行ったところ、血液中のリン脂質やコレステロールが上昇し、中性脂肪が低下していました。
- 各種組織の遺伝子発現量の検討では、白色脂肪組織で中性脂肪を貯蔵させる変化が、また、肝臓では血中リン脂質を増加させる変化が生じていました。
- これらの代謝の制御に働くNrf2の遺伝子ノックアウトマウス※1ではこういった変化は見られず、転写因子※2Nrf2が宇宙環境における代謝変化に重要な役割を果たしていることが明らかになりました。




11月24日、SAカレッジ21年度コースⅢ 第8回月例会開催されました。講師は、文学研究科副研究科長、災害科学世界トップレベル学際研究拠点兼務教員 木村 敏明(きむら としあき)教授。講義テーマは「感染症と死をめぐる習俗」でした。