自分の身体ではなく、自分の行為への気づきが、運動能力を向上させる

12月8日に開催したコースⅠ第9回月例会にご登壇の松宮教授の記事が、科学ニュースリリース「EurekAlert!」に掲載されています。

松宮教授のご専門である心理物理学は、心理世界の感覚と物理世界の刺激との関係を研究することを目的に、感覚の測定手法を導入したものです。心理学、認知科学、脳科学、神経科学といった幅広い分野で用いられている実験手法であります。

これまで運動能力の向上には「身体所有感」と「運動主体感」の両方が関わっているとされていました。松宮教授はバーチャルリアリティ技術を用いた実験で、二つの感覚の分離を人工的に創り出す手法を開発。例えば「自分が手を動かした」といった、「運動主体感」だけが運動能力の向上に関わることを、世界で初めて明らかにしました。本発見は、運動主体感の人工的操作が運動能力の改善に有効であることを示しています。

記事全文は下記リンクよりご覧いただけます。
自分の身体ではなく、自分の行為への気づきが、運動能力を向上させる 〜運動主体感の人工的操作がリハビリテーション成功の鍵〜 

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