SAC東京活動(28 / 61ページ)

SAC東京5期コースⅠ第9回月例会 事務局レポート

脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか

脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するかをテーマに大学院生命科学研究科 筒井健一郎教授のご登壇です。

脳・神経系の基礎知識

脳の解剖図の説明から講義は始まりました。神経細胞の神経回路は電気回路に似ていると、難しく感じがちな脳の話を身近なものにしてくれます。神経細胞には、興奮性・抑制性の2種類があり、放出する神経伝達物質の違いによって決定します。

SAC東京5期コースⅡ第9回月例会 事務局レポート

認知症克服に向けた治療薬開発の動向—現在と今後—

「認知症克服に向けた治療薬開発の動向—現在と今後—」をテーマに加齢医学研究所 老年医学分野 荒井啓行教授が笑顔でご登壇です。

アルツハイマー病の治療における新薬の開発についての最新情報から講義が開始されました。1週間前にアメリカのFDAへの申請に進んだという最新報告です。「昨年までは言い切れなかった」と嬉しそうに話してくださる姿に、参加者たちの期待は大きく膨らみました。

SAC東京5期コースⅠ第8回月例会 事務局レポート

大規模バイオバンクと社会との接点

「大規模バイオバンクと社会との接点」をテーマに東北メディカル・メガバンク機構 長神風二特任教授のご登壇です。

東北メディカル・メガバンク機構が誕生したきっかけは東日本大震災です。未曾有の震災を経験した長神教授は、震災の現場で起きていたことやそこで得られた教訓を後世に伝える語り部としての使命を強く自覚され、今回の講義でも東日本大震災の甚大な被害状況やそのとき感じたさまざまな想いや教訓を伝えることから講義が始まりました。

SAC東京5期コースⅡ第8回月例会 事務局レポート

人間の心と行動の不思議 —その裏側を脳機能イメージングでひも解く—

「人間の心と行動の不思議 —その裏側を脳機能イメージングでひも解く—」をテーマに加齢医学研究所 杉浦元亮教授のご登壇です。

脳の働きから人間を理解したい。人間を理解することが、加齢医学や災害に関する研究にも、ひいては社会生活やビジネスにも役立つ。杉浦教授が人間脳科学を研究する目的のお話から熱のこもった講義が始まりました。

SAC東京5期コースⅠ第8回月例会 参加者の声

11月21日 SAC東京コースⅠ第8回月例会 参加者の声


11月21日、SAC東京5期 第8回月例会開催されました。

講師は、東北大学 東北メディカル・メガバンク機構の長神風二 特任教授。講義テーマは「大規模バイオバンクと社会との接点」でした。

東北メディカル・メガバンク計画は、東北大学が東日本大震災からの復興事業の一環として進めている注目の事業です。これまでに15万人を超える地域住民から生体試料・各種情報の提供を受け、世界でも有数の大規模なバイオバンクを構築しています。

バイオバンクに蓄積された膨大な試料・情報は、構築にあたった東北大学のみならず民間企業を含む全国の研究機関で利活用が可能な仕組みが整えられています。

一方、こうした仕組み構築のためには、個人情報保護をはじめとしたセキュリティ面の対策、ヒト由来の試料・情報を利活用するための倫理面の配慮、有効に利活用されるための知的財産面のルールの整備など、社会との接点における多くの取組が必要となってきました。

今回は東北メディカル・メガバンク計画の概要を紹介すると共に、構築した大規模バイオバンクが持続可能な形で、社会で利活用され続けるための取組と今後の課題についてのお話があり、東北大学が世界に誇る未来型医療の最前線を知る絶好の機会となりました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

SAC東京5期コースⅡ第8回月例会 参加者の声

11月21日 SAC東京コースⅡ第8回月例会 参加者の声


11月21日、SAC東京5期 第8回月例会開催されました。

講師は、東北大学 加齢医学研究所・災害科学国際研究所兼務の杉浦元亮 教授。講義テーマは「人間の心と行動の不思議:その裏側を脳機能イメージングでひも解く」でした。

人の心や行動は謎だらけです。しかし、最近の脳機能イメージング研究で、その裏側にある脳の仕組みがかなり見えてきました。例えば、

•人に話しかけることはなぜ難しいのでしょう?
•人はどうやって正解のない問題に答えるのでしょう?
•どうして私は英語が上手にならないのでしょう?

こうした問いへの答えと共に、人を幸せにする新しいサービス・商品のアイデアが脳の仕組みの中に見つかるかもしれません。

脳と人間行動理解に基づく新発想を製品・サービスの開発に活かしたい方、必聴の講義でした。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

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