SAC東京活動(22 / 61ページ)

SAC東京6期コースⅠ第5回月例会 参加者の声

8月19日、SAC東京コースⅠ第5回月例会 参加者の声

8月19日、SAC東京6期 第5回月例会開催されました。講師は、加齢医学研究所 機能画像医学研究分野 スマート・エイジング学際重点研究センター 副センター長 瀧 靖之 教授。講義テーマは「生涯健康脳の維持①」でした。

認知症リスクを抑えるには脳を生涯に渡って健康に保つ事が大変重要です。東北大学には、多数の方の脳のMRI計測データ集積されており、瀧教授らは生涯健康脳の維持に関わる多くの研究成果を発表してきました。

今回の講義では、最新の脳科学の知見を元に、どのような生活習慣が脳の健やかな発達に貢献するか、どのような生活習慣が健康な脳や認知力の維持に影響を与え、認知症のリスクを抑えていくか、お話しいただきました。

更に、これらの知見に基づく、生涯健康脳に関する種々のサービス、商品事業化の展望についてのお話もあり、認知症予防に向けて何が重要かを包括的に理解する絶好の機会となりました

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

SAC東京6期コースⅠ第5回月例会 事務局レポート

生涯健康脳の維持①

コースⅠ第5回月例会は、加齢医学研究所 機能画像医学研究分野 スマート・エイジング学際重点研究センター 副センター長の瀧 靖之 教授による「生涯健康脳の維持①―超精密脳健診と大規模脳画像研究との融合による認知症予防事業―」が講義テーマです。

日本人の平均寿命と健康寿命は年々延びていますが、その差(男性約9年、女性約12年)はいっこうに縮まりません。要介護になった原因の病気としては、最新データでは認知症が第一位になっています。瀧教授は、認知症を予防し、少しでも発症を遅らせることが平均寿命と健康寿命の差を小さくする上で重要であると考え、認知症がもたらす個人や社会への負担を減らすために脳の発達から加齢までの研究を行っています。

 本日の講義は以下の構成で進められました。

1.脳科学からみる脳の発達と加齢
(1)脳の発達
(2)脳の加齢と認知症

2.脳科学を応用した認知症予防事業

SAC東京6期コースⅢ第4回月例会 事務局レポート

微量栄養素による健康寿命の延伸

コースⅢ第4回月例会は、大学院農学研究科、食品機能健康科学講座・栄養学分野の白川仁教授による「微量栄養素による健康寿命の延伸」が講義テーマです。

白川教授の専門は栄養化学、分子栄養学です。13種類あるビタミンの中でも特にビタミンKとビオチンの新しい機能を探求し、年々平均寿命が伸びていくなか、微量栄養素が健康寿命の延伸にもたらす可能性を研究されています。

本日の講義は以下の4つの項目となっています。

    1. 健康寿命
    2. ビタミンとは
    3. ビオチンによる生活習慣病改善
    4. ビタミンKによる生活習慣病改善

SAC東京6期コースⅡ第4回月例会 事務局レポート

宇宙空間と線虫で読み解く高齢者の身体機能

コースⅡ第4回月例会は、生命科学研究科 総長特別補佐 東谷篤志 教授による「宇宙空間と線虫で読み解く高齢者の身体機能」が講義テーマです。

東谷先生は平成27年から31年(令和1年)までの間、文部科学省の新学術領域研究において宇宙航空研究開発機構(JAXA)と「宇宙に生きるをテーマとした研究を行いました。そこでの研究成果の紹介と、線虫を用いた宇宙実験、地上実験が加齢に伴う身体機能にどのように関係するのかというテーマで講義が始まりました。

SAC東京6期コースⅠ第4回月例会 事務局レポート

スマート・エイジング研究の実際

コースⅠ第4回月例会は加齢医学研究所 認知健康科学研究分野 野内 類 准教授による「スマート・エイジング研究の実際:認知機能を向上させる生活介入効果」が講義テーマです。

野内先生は、認知健康科学を専門とし、民間企業との産学連携を数多く手掛けています。本日の講義は、その多くの事例の中から認知機能を向上させる生活介入効果を中心に紹介されました。

SAC東京6期コースⅢ第4回月例会 参加者の声

7月22日、SAC東京コースⅢ第4回月例会 参加者の声

7月22日、SAC東京6期 第4回月例会開催されました。

講師は、農学研究科生物産業創成科学専攻 白川 仁 教授。講義テーマは「微量栄養素による健康寿命の延伸」でした。

微量栄養素のビタミンは、厚労省の「日本人の食事摂取基準」では、1日あたり数μgから100 mgの摂取基準が示されています。三大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質)の摂取量100g以上/日と比べると、ごく僅かな量で生理機能を発揮し、摂取不足によって欠乏症が起こります。

最初に発見されたのはビタミンB1で、約110年前に抗脚気(かっけ)因子として米糠から分離、精製されました。以後、現在までに水溶性ビタミン9種、脂溶性ビタミン4種が発見され、その生理機能が明らかにされてきました。

本月例会では、13種のビタミンのうち、ビオチンとビタミンKを取り上げ、最新の研究成果を知見を得ることができました。性ホルモンの合成や分泌に関わること、高血圧症、糖尿病、認知症の発症を遅らせる効果などを解説、これらのビタミンが健康寿命の延伸に寄与できることをお話していただきました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

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