「参加者の声」の記事一覧(16 / 36ページ)

SAC東京6期フォローアップ会合 参加者の声

SAC東京6期 フォローアップ会合 参加者の声

9月16日・30日、SAC東京6期 フォローアップ会合が日本橋ライフサイエンスビルディングで開催されました。

会合の目的は、これまでの月例会の内容を踏まえて、各企業のビジネスチャンスに向けて一歩前進できるようなサポートにつながる意見交換を行うこと。内容は参加企業による活動展開報告と対面コミュニケーションによる相互交流です。

活動展開報告では、今期の月例会から自社事業展開に有用であった講義とその理由、更には内容について深堀したいテーマを発表してもらい、質疑応答が行われました。更に荒井事務局長と村田特任教授より、ビジネスチャンスを推し進めるために何が必要であるか、各社の事業特徴や持ち味を活かした上でのアドバイスがありました。

その後相互交流として、マスクの上からフェイスシールドを着用し、感染防止策を講じたうえで名刺交換と対面交流が行われ、東北大学及び参加企業間同士の連携、提携の新たなきっかけ作りが行われました。

オンラインと対面で行う事の最大の違いは、対面は五感で感じることができますが、オンラインではできないということです。全体性を一挙に包括的に把握できることが対面の利点です。

こうした対面のメリットは、大学の多くの研究活動と、多くの異業種企業の商品・サービスとが、市場のなかで互いにどのように位置づけられるかを「全体的に俯瞰」でき、具体的な提携のイメージが湧きやすくなることです。

また、参加者全員が「スマート・エイジング」というコンセプトのもと、ビジネスを創出するという「共通の目的意識」があることも重要です。大学や企業が連携、提携するにあたり、コロナ禍におけるオンラインの利便性向上は理解しつつ、対面の一瞬一瞬を五感で感じとる重要性を改めて考える機会となりました。

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SAC東京6期コースⅢ第6回月例会 参加者の声

9月23日、SAC東京コースⅢ第6回月例会 参加者の声

9月23日、SAC東京6期 第6回月例会開催されました。

講師は、大学院工学研究科化学工学専攻 北川尚美 教授。講義テーマは「無限大の価値を創造する~未利用資源の完全利用・高付加価値化技術~」でした。

2015年に導⼊された機能性表⽰⾷品は成⻑著しい新市場ですが、実際に流通している成分は、人工的に合成可能な安価な素材に集中しています。天然由来の機能性素材は、含有量が数%程度と低いうえに、分解しやすく、分離回収が困難で、製造コストもかさみます。そのため、ポテンシャルがありながらも、多くの“資源”が、製品化されずに廃棄されているのが現状です。

北川先生は、そんな問題を解決すべく新たなマルチ⽣産技術を開発しています。これまで廃棄されていた未利⽤資源から機能性素材を分離回収し、安価な素材の⾼付加価値化を実現する独創的な技術について解説されました。さらに、その技術を活用した事業化への挑戦(東北大学発ベンチャー)についても紹介していただきました。

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SAC東京6期コースⅡ第6回月例会 参加者の声

9月9日、SAC東京コースⅠ第6回月例会 参加者の声

9月9日、SAC東京6期 第6回月例会開催されました。

講師は、スマート・エイジング学際重点研究センター 企画開発部門長、東北大学ナレッジキャスト株式会社 常務取締役の村田裕之特任教授講義テーマは「シニア市場とスマート・エイジング・ビジネス②~日常消費以外にどんな消費の可能性があるのか~」でした。

村田先生は、99年に「アクティブシニア」「スマートシニア」の概念を提唱して以来、常に一歩先のシニアビジネスの企画・事業化・商品サービス開発・普及に取り組んできました。

今回は、SAC東京でこれまで学んだ脳科学・認知神経科学の知見とシニアの消費行動との関わりを解説し、日常消費以外にどんな消費の可能性があるのかについてお話しされました。

講義は次の内容を中心にすすみました。

  1. なぜ、中高年は「コト消費」に向かうのか?
  2. 世代特有の嗜好性は、消費行動にどのような影響を及ぼすか?
  3. 60代に増える「解放型消費」とは?
  4. 「コト消費」を意識したスマート・エイジング・ビジネスとは?

シニアビジネスの今後の可能性を知りたい方にとって必聴の講義となりました。

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SAC東京6期コースⅠ第6回月例会 参加者の声

9月9日、SAC東京コースⅠ第6回月例会 参加者の声

9月9日、SAC東京6期 第6回月例会開催されました。

講師は、東北大学病院臨床研究推進センター バイオデザイン部門長、病院長特別補佐(企業アライアンス/テクノロジー)、脳神経外科/高度救命救急センターの中川敦寛特任教授。講義テーマは「デザイン思考による医療関連ビジネス創出」でした。

デザイン思考は人々のニーズを出発点とし、開発初期段階から技術、ビジネスを成功させるための要件を含めた事業化の視点も検証しつつ、問題の解決とイノベーションを実現するアプローチです。

東北大学病院では2014年より46社、1400名の開発研究者を医療現場に受け入れ、デザイン思考を取り入れながら、解決すべき課題を探索してきました。

デザイン思考でのアプローチ法や、東北大学病院ベッドサイドソリューションプログラムASUから得られた知見とデザイン思考を用いたイノベーション事例を紹介しながら、いかにして医療関連ビジネス創出につなげるかについてお話していただきました。

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SAC東京6期コースⅢ第5回月例会 参加者の声

8月26日、SAC東京コースⅢ第5回月例会 参加者の声

8月26日、SAC東京6期 第5回月例会開催されました。

講師は、大学院工学研究科ロボティスク専攻 室山真徳 客員准教授。講義テーマは「第3次人工感覚器の時代を創る! “ふれる”をデジタル化して広がる 次世代ヘルスケアの提案」でした。

ロボットは感覚器を持つことで実用化の領域を広げてきました。視覚はカメラにより、聴覚はマイクにより、人工感覚器として実現されています。

そして、今、触覚センサーで実現する第3次人工感覚器の新たな時代が到来しています。人工皮膚感覚「触覚」の実現は、遅々として進まなかった介護やリハビリなどへのロボット活用にも大きなブレイクスルーをもたらします。

また、コロナ禍がもたらした非接触時代、いわゆるニューノーマルの世界では、触覚センサーの活用による”人が介在しない”高度な情報のやりとりが鍵を握ります。

自らベンチャー企業を立ち上げ、触覚センサー事業化に挑戦中の室山先生が、非接触時代のキーテクノロジーと目される人工皮膚感覚について、技術的側面、今後の社会のあり方、ビジネス展開の可能性をお話してくださいました。

事業化体験に基づく有益な情報や新たなヒントが得られたのではないでしょうか。

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SAC東京6期コースⅡ第5回月例会 参加者の声

8月26日、SAC東京コースⅡ第5回月例会 参加者の声

8月26日、SAC東京6期 第5回月例会開催されました。

講師は、大学院医学系研究科・医学部 保健学専攻 基礎・健康開発看護学講座 老年・在宅看護学分野 尾﨑章子教授。講義テーマは「どうすれば高齢者の睡眠障害を解決できるか?」でした。

高齢期になると、早寝早起きとなるとともに、睡眠が浅くなり、夜何度も目が覚めるなど、健康な高齢者でも睡眠障害を自覚する人が多くなります。

本講義では加齢に伴う睡眠や睡眠習慣の変化、高齢者の睡眠障害、高齢者の睡眠に関連する要因、高齢者の睡眠に関するアセスメントの留意点、高齢者の睡眠のケア、家族介護者の睡眠について説明がありました。

さらに、在宅高齢者における睡眠薬の関与が推察される有害事象に関する研究についてもご紹介いただきました。

高齢者ケアに携わる方、高齢者の消費行動にご関心のある方、必聴の講義となりました。

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