「参加者の声」の記事一覧(13 / 36ページ)

SAC東京6期コースⅡ第12回月例会 参加者の声

3月10日、SAC東京コースⅡ第12回月例会 参加者の声

3月10日、SAC東京6期 第12回月例会開催されました。講師は大学院文学研究科心理学研究室 坂井 信之(さかい のぶゆき)教授。講義テーマは「消費者はどのようにしておいしさを感じているのか?」でした。

「おいしい食品」というコンセプトで商品を開発しても、消費者はそのように受け取ってくれるとは限らないという経験はありませんか?

商品の設計意図と異なる受け取り方をされて予想以上に売れてしまった(しかし、原因がわからない)という経験もあるかもしれません。今回は、これらの見込み違いについて、心理学や脳科学の観点から解説していただきました。

結論は「人は美味しさを舌で味わっているわけではない」「食品自体においしさが含まれているのではない」ということになります。消費者は商品の何に注目して購入を決定するのか。また、どのようにしてその商品を使って評価するのか。さらに、その商品に対する印象をどのように形成し、次の商品購入の基礎情報とするのか、などについてもお話がありました。

これらの知識は、食品に限らず、日用品やサービスにも適用でき、宣伝広告やマーケティング戦略の計画立案にも適用できるでしょう。

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SAC東京6期コースⅠ第12回月例会 参加者の声

3月10日、SAC東京コースⅠ第12回月例会 参加者の声

3月10日、SAC東京6期 第12回月例会開催されました。講師は東北大学ナレッジキャスト 小林 悦子(こばやし えつこ) ファシリテーター。講義テーマは「なぜ、今「看取り介護」なのか?―死の看取りから生ききる援助へ―」でした。

世界に誇る長寿を手に入れた日本ですが、多くの国民が高齢者の人生の終え方に戸惑っています。
最近の厚労省調査でも、高齢者の7割が自宅や介護施設での人生の最期を希望していますが、およそ7割の方が病院で最期を迎えています。この課題を医療・介護業界とともに解決することが社会の役割ではないでしょうか。

介護保険は「看取り介護」の仕組みを支えてきました。それは死ぬ時の対応だけではなく、人生の最終章を生ききる時間を対象としています。

今回は、介護保険施設である特別養護老人ホームの活動を中心に、高齢者が人生の最期を生ききるための「看取り介護」をご紹介いただきました。

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SAC東京6期コースⅢ第11回月例会 参加者の声

2月24日、SAC東京コースⅢ第11回月例会 参加者の声

講師は大学院工学研究科 ロボティクス専攻 吉田慎哉 特任准教授。講義テーマは「飲込み型センサ用プラットフォームシステムの開発と安全・安価な「飲む体温計」でした。

次世代のヘルスケアデバイスとして注目を集めているのが、体内にてデータを収集する「飲み込み型センサ」です。消化管、特に腸内にアクセスできるデバイスがほとんどないことから、映画「ミクロの決死圏」に描かれたような夢のセンサの実用化に期待が寄せられています。

吉田先生は、この実現に向けて、飲み込み型センサ用ハードウェアプラットフォームを開発し、その最初の製品として安全安価な「飲む体温計」の社会実装を目指しています。

本講義では、飲み込み型センサ開発に関する最新動向の紹介と、「飲む体温計」から始まるヘルスケアの未来について解説いただきました。

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SAC東京6期コースⅡ第11回月例会 参加者の声

2月10日、SAC東京コースⅡ第11回月例会 参加者の声

2月10日、SAC東京6期 第11回月例会開催されました。講師は加齢医学研究所 脳科学部門 老年医学分野、東北大学病院 加齢・老年病科長 荒井 啓行教授。講義テーマは「認知症研究:これまでとこれから」でした。

荒井先生は東北大学病院や他の病院で週3回もの忘れ外来での臨床を担当し、実際の認知症患者さんと向き合いながら最先端の研究に取り組んでいます。

講義では認知症研究、特にアルツハイマー病研究の流れと最新動向を知ることができました。

荒井先生が世界で最初に取り組んだ脳脊髄液バイオマーカー開発の話。さらにアミロイドやタウの蓄積をPETで画像化する分子イメージング研究などの興味深い話が聞けました。

認知症対策への関心がかつてないほど高まっている今、非常にタイムリーな内容でした。

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SAC東京6期コースⅠ第11回月例会 参加者の声

2月10日、SAC東京コースⅠ第11回月例会 参加者の声

2月10日、SAC東京6期 第11回月例会開催されました。講師は教養教育院 鈴木岩弓総長特命教授。講義テーマは「日本人の死生観 ―過去・現在・未来―」でした。

超高齢社会における看護・介護やシニアビジネスを行う上で、私たち日本人の「死生観」がどのようなものであるかの理解が不可欠です。

「死生観」というのは観念の問題であるため、目で見ることができません。従って、講義では観念に基づいて執り行われる行為、特に死者に対してなされる「葬送習俗」を次の構成でお話しすることで死生観のイメージを深めました。

1.はじめに
2.現代日本の「死」の状況
3.「死者」とは誰か?
4.「死者」と「生者」の接点
5.死後の「死者」—「死者」への“想い”—
6.人称からみた「死者」の記憶

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SAC東京6期コースⅢ第10回月例会 参加者の声

1月27日、SAC東京コースⅢ第10回月例会 参加者の声

1月27日、SAC東京6期 第10回月例会開催されました。講師は大学院工学研究科 総長特別補佐(情報基盤担当)情報シナジー機構 副機構長 伊藤 彰則教授。講義テーマは「ロボットからエンターテイメントまで ~幅広い分野に応用が広がる音声対話技術~」でした。

音声対話システムとは、人間と機械が音声を使ってやり取りするシステムです。かつてはSFの中にしか存在しない技術でしたが、近年の音声認識・音声合成・言語処理技術の発展により、ある程度一般に使える技術になってきています。

伊藤先生の研究室では、カラオケの「熱唱度」評価やハミング楽曲検索、日本人が話す英語の発音の巧拙をAIが判定する技術など、音声対話に関するユニークな技術を研究・開発しています。

今回の講義では、音声対話システムの歴史と基礎技術、いくつかの応用、および今後の展望についてお話しいただきました。

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