SAC東京6期コースⅡ第11回月例会 参加者の声

2月10日、SAC東京コースⅡ第11回月例会 参加者の声

2月10日、SAC東京6期 第11回月例会開催されました。講師は加齢医学研究所 脳科学部門 老年医学分野、東北大学病院 加齢・老年病科長 荒井 啓行教授。講義テーマは「認知症研究:これまでとこれから」でした。

荒井先生は東北大学病院や他の病院で週3回もの忘れ外来での臨床を担当し、実際の認知症患者さんと向き合いながら最先端の研究に取り組んでいます。

講義では認知症研究、特にアルツハイマー病研究の流れと最新動向を知ることができました。

荒井先生が世界で最初に取り組んだ脳脊髄液バイオマーカー開発の話。さらにアミロイドやタウの蓄積をPETで画像化する分子イメージング研究などの興味深い話が聞けました。

認知症対策への関心がかつてないほど高まっている今、非常にタイムリーな内容でした。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。


ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 認知症治療に関して、薬は大きな課題と思っており、今回の授業は大変参考になりました。
  • 認知症(アルツハイマー病)の研究に関する歴史やその仕組み等知らなかったことが多く、とても勉強になった。
  • 昨年のSACでも聞かせていただいたのですが、今年の講義は抜群に面白かったです。昨年はちょうどAducanumabの話がタイムリーでした。正直、医学的な説明は単語を調べながら理解するのがやっとなのですが、今年の講義ではこれまでにやってきたことの位置づけ、今やっている取り組み、そしてこの取り組みがどう世界を変えていくのか、とても良くわかりましたし、ワクワクしました。今後も研究を続けられるとのこと、部外者ですがワクワクしながら今後実用化されることを楽しみにしております。
  • 母親が83歳ということもあり、非常に興味関心のある講義テーマだったので、様々な情報を知ることが出来て実り多い講義となりました。
  • 認知症治療薬の最先端の状況が良く分かりました。これまでの講義と併せて、認知症は手の打ちようがない病気でなくなる将来も近いのではないかと期待を感じました。
  • アミロイド仮説があまりに当たり前になりすぎて、それ以前のことを想像したことがなかったが、この仮説が荒井先生を含めていろんな先生方の研究の上に成り立ってきたことを改めて知りました。
  • 認知症医薬品の最新の情報をお聞きすることができた。
  • 認知症に関するマーカーに関して参考になった
  • ご自身の経験を織り交ぜながら、認知症研究のこれまでの成果とこれからの展望を語っていただき、とても興味深く拝聴させていただきました。
  • 認知症治療薬の現状が良く理解できたため
  • テーマがピンスポットに絞られており、医療の知識がない私にも大変わかりやすかったです。アミロイドβとタウたん白の関係性もよくわかっていなかったのですがそのあたりも理解できたことは興味深かったです。
  • 認知機能の衰えについて仕事柄調査する機会があり、食品での抗認知症の成分などを調べる機会は多かったのですが、医薬品の観点からの調査をしたことが少なく参考になる内容でした。特に実際の研究の最前線で活躍されてきた先生のお話を伺う機会は貴重で、30代のときにアメリカで単身奮闘されたお話を聞き、私ももう少し頑張らないといけないなあ、と刺激を受けました。
  • 荒井先生のこれまでの研究の歴史を通しての話から、認知症の解明へのチャンレンジを知ることができてこれから先の良い勉強になった。
  • アミロイドβとTauの発症時期について知ることができたため
  • アミロイド仮説の理解に大いに役立ち、今後の素材開発のヒントになった。
  • 社会課題となっている認知症領域の、かつ治療薬の歴史と動向のテーマを第一人者の先生より紹介、解説いただけたので

アイスブレイクが有用だった理由は?

  • 毎回かもしれませんが、村田先生が質問してくださる内容がマッチしており、大変参考になりました。
  • 内容が難しい中で、ちゃんと噛み砕いてくださったおかげで、理解を深めることができた。
  • 溜まり始まる年齢に関係なく溜まり始めて25年くらいで発症するが、アミロイド仮説がほぼ間違いないというところまでは研究が進んでいないという整理は、とても分かりやすく整理いただいてありがたかったです。何度も聞いているから仕方ないのかもしれませんが、このアイスブレイクの後の講義で出てくる話や新しい単語については聞かないで欲しいです。今日聞いたところまでの整理をいただけると大変理解が促進されてありがたいです。
  • 知識量の足りないところを補足頂く質問や、気になるポイントを更に深く掘り下げて頂き、大変助かりました。
  • 途中の段階にて、難しい用語含めて確認をいただいたので、理解が進みました。
  • 途中の解説をいただくことで頭の整理ができました。
  • 村田先生の質問は、いつも適切でわかりやすいです。
  • 難しいテーマの中、アイスブレイクにて補足する質問をいただいていましたが、アイスブレイクの時間が少なく、もう少し詳しく聞きたい点が若干残りました。
  • 理解が追い付いていない点について、補足いただけたため
  • 専門用語をわかりやすく説明いただいたので理解が深まりました。
  • アイスブレイクも含めて、今回の講義だったと感じています。
  • 村田先生の質問を通して理解を深めることができた。
  • 発表のまとめの時間となっているのでいい
  • もともとの理解の前提を整理する機会になった。
  • 毎度のことながら頭の整理に大変役立ちました

グループトーク、グループ質疑が有用だった理由は?

  • やはり異業種の方とディスカッションを行うと、目の付け所が違い大変刺激になりました。
  • さまざまな職種の方がいることもあり、自分では気づかない視点からの質問を聞くことができた。
  • グループのメンバーに恵まれました。質疑での先生のご説明も平易な言葉でとても分かりやすく納得できました。
  • グループトークでは様々な観点でかつ、みんな聞いてみたいと思う質問が多く出てきて参考になりました。
  • 同意見や異なる考え方を話すことができたため。
  • わたしの超つたない質問について、わかりやすくフォローアップしてもらったためです。
  • 質問内容の整理のほか、講義内容についても積極的な意見交換ができた点は非常に有用でした。
  • 自分が思いついていなかった視点での質問が挙がったため
  • 同じグループの方々が、アルツハイマーの知見に長けた方たちだったので、より理解が深まりました。タウたん白仮説もあるということも知れて興味深かったです。
  • 通販業界や旅行業界の動向と課題を知ることができたこと。
  • 発表内容の整理になるため
  • 理解できていない基本的なことをグループメンバーに教えていただけた。改めて自分が聞きたいことを整理できた。
  • 知らない知識を補足解説いただいたので

過去のSAC東京月例会 事務局レポートはこちら
過去のSAC東京月例会 参加者の声はこちら

あわせて読みたい関連記事

サブコンテンツ

このページの先頭へ