SAC東京6期コースⅢ第10回月例会 参加者の声
1月27日、SAC東京コースⅢ第10回月例会 参加者の声
1月27日、SAC東京6期 第10回月例会開催されました。講師は大学院工学研究科 総長特別補佐(情報基盤担当)情報シナジー機構 副機構長 伊藤 彰則教授。講義テーマは「ロボットからエンターテイメントまで ~幅広い分野に応用が広がる音声対話技術~」でした。
音声対話システムとは、人間と機械が音声を使ってやり取りするシステムです。かつてはSFの中にしか存在しない技術でしたが、近年の音声認識・音声合成・言語処理技術の発展により、ある程度一般に使える技術になってきています。
伊藤先生の研究室では、カラオケの「熱唱度」評価やハミング楽曲検索、日本人が話す英語の発音の巧拙をAIが判定する技術など、音声対話に関するユニークな技術を研究・開発しています。
今回の講義では、音声対話システムの歴史と基礎技術、いくつかの応用、および今後の展望についてお話しいただきました。
参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。
ご意見・ご感想(抜粋)
講義が参考になった理由は?
- 紹介いただいていた予習用資料も含め、技術屋ならスッキリ理解、技術屋じゃなくても十分に理解できる説明をいただいて、大変分かりやすかったです。
- 音声対話システムの基礎について概要を知ることができたため。
- 直接質問もさせていただいましたが音声解析の可能性を感じました
- SpeechToText、TextToSpeechの仕組みがよく分かった。
- 音声対話システムを用いたソリューションの提案を受けることがたまにありますが、アウトプットに差が出る要素について正しい知識を保有していませんでしたので、基礎的な内容だったと思いますが勉強になりました。
- 当たり前に利用し始めた音声認識の仕組みが理解でき、とても興味深かった。また、先生のご説明がとてもやかりやすくて、文系の私にも、とてもすんなり入ってきてありがたかったです。
- 音声インターフェースの構造の基礎から解説頂き、大変参考になりました。
- 音声に関する技術の変遷と現在の大枠を把握することができた。
- 音声対話技術に関して、基本的な所からわかりやすく説明いただき、現在のトレンドの説明がわかりやすく参考になりました。
- 音声認識・音声合成について大変勉強になったため。
- 音声認識等はスマホやパソコンの機能として身近にあるが使用することは少なかったが、マルチモーダル対話システムが発展していくことにより生活の中でなくてはならないものにあるのではないかと感じた。
- 音声対話の概要、課題、将来展望を知ることができた。
- 今後様々なサービスへの活用が期待できる分野であり、その価値をどこに設定してどうハンドリングしていくのかの参考になりました。
- 音声認識技術の仕組みと現在地をわかりやすく学ぶことができ、大変勉強になりました。
アイスブレイクが有用だった理由は?
- 答えにくい質問で、回答もすっきり腑に落ちなかったため。
- End-to-endと従来の音声認識の違いにおいて、システム自体にとどまらず使用者の視点からの質問により、イメージがつきやすくなりました。
- その場で振り返りできるので非常に有益です
- アイスブレイクで今までの話が整理されていてよかったと思う。
- センテンスごとに端的に要約頂いていることと、グループ別質疑を待たずに多くの受講者が疑問に思う部分を講義内で解消できるという理由です。
- 毎回、アイスブレイクでクリアになってから次に進めるので助かります。
- 初めて聞く専門用語も多く講義中は理解が難しい部分がありましたが、村田先生がサマリーして頂くことで、全体構成がよく理解できました。
- ちょうどわかりにくい用語について確認いただいて大変たすかりました。
- クラウドの音声認識のほとんどは従来技術であるということを知れたため。
- 講義でお聞きした内容の復習の機会となり理解が深まった。
- いつもここで振返りが出来るので大変助かっております。また、纏めの時間も、そこで自身の理解を整理できると助かっております。
- 専門的なお話を再度整理して質問いただくことで、理解が深まりました。
- 都度内容を振り返ることができた
グループトーク、グループ質疑が有用だった理由は?
- 音声を活用して空気を読む、人と人との会話におけるストレス軽減(会話が成立していないことを認識)など、感情へのアプローチも可能となることが興味深かったです。
- 発言するのが好きな方々だったので話が盛り上がりました
- 私とは異なる業種だからこそ着目する疑問点を聞くことができ有用な時間だった。
- 他職種の方々の視点から出てくる質問が大変参考になりました。
- 各社の近況などもお聞きできて、コロナ禍で社外交流が少ない中、とても新鮮でした。
- 少しなじみの遠いテーマでしたが、他社の視点を拝聴することで、身近に感じる視点の発見がありました。
- 技術系でない方も音声制御の基本的な説明だけで技術的な質問が色々出てくるようになることがとても有用でした。
- グループトークでは実際にSiriやAmazon Echoなどを活用している方の話が聞けて参考になったため。
- グループ別質疑では訛はあまり問題はなく、方言が辞書に登録されていないことが問題であるという話、対話の反応で認知症判別の可能性がありそうという話が参考になったため。
- グループ内に音声認識をビジネスに取り入れている方がいたため、参考になった。
- 各業界の方の、音声対話技術への期待や価値をしる良いきっかけとなりました。
- 他の人の意見や考え方を聞くことでき、大変参考になりました。
タグ:コロナ禍, メタコミュニケーション, ロボット, 伊藤彰則, 音声インターフェース
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