SAC東京6期コースⅢ第11回月例会 参加者の声

2月24日、SAC東京コースⅢ第11回月例会 参加者の声

講師は大学院工学研究科 ロボティクス専攻 吉田慎哉 特任准教授。講義テーマは「飲込み型センサ用プラットフォームシステムの開発と安全・安価な「飲む体温計」でした。

次世代のヘルスケアデバイスとして注目を集めているのが、体内にてデータを収集する「飲み込み型センサ」です。消化管、特に腸内にアクセスできるデバイスがほとんどないことから、映画「ミクロの決死圏」に描かれたような夢のセンサの実用化に期待が寄せられています。

吉田先生は、この実現に向けて、飲み込み型センサ用ハードウェアプラットフォームを開発し、その最初の製品として安全安価な「飲む体温計」の社会実装を目指しています。

本講義では、飲み込み型センサ開発に関する最新動向の紹介と、「飲む体温計」から始まるヘルスケアの未来について解説いただきました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 飲む体温計の価格感分かった。過去に失敗した事例があった
  • 子ども時代に読んだ学研マンガ「からだのひみつ」で、ひとちゃん(主人公)がカプセルに入って体内を回る話を思い出し、大変テンションが上がりました。いつか胃カメラがコードレスの超小型カメラ化されて欲しいと思います。人間ドックの簡易版が自宅で郵送キットでできたら幸せです。
  • 最新の状況が分かったから。
    生体センサの課題である体内での駆動が可能であり、温度計に止まらず、様々なアプリケーションへ適用可能なプラットフォーム技術について、既存技術との対比で分かりやすくご紹介下さったため。
  • 深部体温と体内時計との相関を持ってのパフォーマンス最大化という部分は大変興味が湧いた。飲み込み型という点で安全性が担保されれば、アスリート同様に、ビジネスシーンにおいて自身の体内時計を見える化で把握、自身がどの時間帯であれば、より最適且つ効果の高い仕事に取組めるかを科学的にコントロールできると面白いと感じた。ここにエンタメ(カラオケ)との関連性や、新たな相関等がデータで取れるとと更に面白いとも思った。
  • 無知だったため、題名だけみたらうそでしょ?と思っていたことがこれだけ進んでいて、競合製品の事例なども挙げていただいてとても理解できました。個人的には、まだまだ危険性が払拭できず飲み込むことへの抵抗感が多いにありますが、それらが解決してあらゆる情報が得られる時代が来るのもそう遠いくないと思うと同時に、自社でどう活用を検討していけるのかというところを模索していきたいと思います。
  • 飲む体温計の最新の状況と将来性が聞けて参考になりました。
  • たまに聞く飲む体温計について詳しく勉強できました

アイスブレイクが有用だった理由は?

  • 疑問に思ったことを質問されたことと、全体的に纏めいただいたため
  • 都合で講義の一部を聞けなかったのですが、アイスブレイクで聞けなかった部分のお話も把握できてありがたかったです。
  • 聞きたいことを聞いてくださった。先生の講義のテンポがよく時間をしっかり取れていました。
    アイスブレイクによりビジネス化における課題などを確認することができ、理解が深まりました。
  • 専門用語が多く分かりづらい部分や、ご説明を聞いていて疑問が残る部分を的確にご質問いただき次のセクションに入るまでに疑問を解消できますので、アイスブレイクは大変有用だと思っております。
  • 今回は分かりやすかったから。
  • 重要なポイントである「なぜ飲み込み型」なのかについて、詳細にご確認くださり理解が深まったため。
  • なぜやっているか(シーズプッシュ)を早い段階で確認でき、そもそも深部体温とは、測ると何が分かるかなどを明らかにしてもらえたため。
  • 講義内容の深堀を実施いただきました。より理解が深まりました。
  • 講義最初においては、どういった内容で進んでいくのかが少々分かり辛い印象だった所、村田先生のアイスブレイクで上手く軌道修正を掛けて頂いたように感じた。毎度の繰り返しだが、要所要所でのアイスブレイクがあることで、集中できるし、そこで都度の振り返りも出来るの有難いと思う。
  • 村田先生からアイスブレイクいただいた内容と同じ思いをもっていた所があるので、次のフェーズに進む前に見解を聞けてとても有効でした。
  • 吉田特任准教授とは違った切り口での補足や質問、まとめをいただけて理解が深まりました。
  • 中間振り返りは勉強に有用です

グループトーク、グループ質疑が有用だった理由は?

  • 他の人の観点でおっと思ったため
  • グループが当日変更になりましたが、変更後のグループのメンバーに恵まれました。質疑での先生のご説明も端的でとても分かりやすく納得できました。
  • グループの方々から私が考えつかなかったアイデアや意見が出ていたため非常に勉強になりました。
  • 自身の所属する会社では出てこない観点の質問や回答に触れることができ、大変刺激になりました。
  • 今回、グループメンバーに医療・ヘルスケア系にお詳しい方がおられまして、SAC月例会に参加して初めて自分自身が勉強になるディスカッションをグループ討議で行うことができ、新たな知識が増えましたので、今回のグループディスカッションは大変有用で意味のあるものでした。ありがとうございました。
  • やはり色々な意見が、聞けるから。
  • 深部体温の測定や飲み込み型の意義については議論がありましたが、生体内サンプルの採取など別用途への可能性についてトークが広がり有用でした。
  • センサーの位置を把握できるか、排泄されたかどうか、金属探知機に反応するかなどの視点が面白いと感じたため。
  • オンライン形式での月例会参加は今回が初めてでした。以前、会場参加の際は、別グループの方の意見など聞こえてきてしまい、質疑内容が被ることがありましたが、今回はオンラインならではなのか、別グループ様との質問内容も被ることがほぼ無く、参加者様の考え方・ご意見も広く聴講できました。また小職の見解も共有できたと考えてります。大変参考となりました。
  • 社内業務ではお聞きできない分野のお話を聞くことをできて、いつも刺激的ですし、とても興味深いです。
  • 自分とは違った視点での疑問点が聞けて参考になりました。
  • 協調性の高い方々でしたので盛り上がりました

過去のSAC東京月例会 事務局レポートはこちら
過去のSAC東京月例会 参加者の声はこちら

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