SAカレッジ22年度 コースⅠ第10回月例会は、永富 良一 教授です!
運動・身体活動の分子生物学から疫学、地域の健康づくり研究の第一人者
SAカレッジ22年度 コースⅠ第10回月例会は、未来社会健康デザイン拠点長、創生応用医学研究センター、スポーツ医科学コアセンター長、永富 良一 教授 「健康によい、悪いとは? ―何をもって“エビデンス”とするか―」です。
健康に関連する情報はSNSやテレビ・インターネットなどさまざまな情報チャンネルから入手できます。パンデミックは現代社会をゆるがす大きな事件になっていますが、インフォデミックの影響も注目されています。
信頼できる情報とは何か。
論文や、データが提示されていれば信頼できるのか。
皆さんはどのようにお考えでしょうか。永富先生は研究デザインを重視しています。健康の定義、定義に基づいた指標の選択、人の集団から得られたデータをどのように比較し、エビデンスとするのか。この講義では、その基本になる疫学の考え方を事例で紹介し、健康のためのエビデンスの理解を深めます。
健康長寿社会に向けて、エビデンスレベルの重要性を学び、その仕組みや取り組みについて知る機会です。