SAC東京活動(45 / 61ページ)

SAC東京3期コースⅡ第6回月例会 事務局レポート

9月21日開催 SAC東京コースⅡ 第6回月例会 事務局レポート

SAC東京初登壇の菊池雅彦教授は、東北大学病院総合歯科診療部で診療をしている歯医者さんです。「健やかな老後と口の健康」をテーマに、身近な歯のことからスマート・エイジングを学びます。

歯の喪失

脳の生理的老化と病的老化の臨床経過の比較から講義は始まりました。歯が抜けるのは病的な感染症由来であり、決して「老化」ではないのです。そして、一度失ってしまうと不可逆的であり、機能低下を伴って生体に有害となります。高齢だから歯が抜けるのは仕方ないのではなく、失わないようにすることが大切です。

SAC東京3期コースⅡ第5回月例会 参加者の声

8月24日開催 SAC東京コースⅡ第5回月例会 参加者の声

8月24日、SAC東京3期 第5回月例会が開催されました。講師はサイバー医療、生体制御工学専門の吉澤誠教授。講義テーマは、「カメラによる健康センシング~身体映像からの生体情報抽出~」でした。

循環系(心臓血管系)は、心拍数を操作して血圧を調整するようなフィードバック(出力が入力に戻るような仕組み)に基づく制御をしています。一方、出力結果を用いずに操作量を決めるフィードフォワード制御を行う場合もあります。これは、立ちくらみで失神しないように末梢血管が収縮したり、恐怖を感じたときに急に心拍数が上がるような自律神経による反射が起こる場合に対応します。

今回の講義では、このような循環制御系の巧妙な仕組みを説明した後、ビデオカメラの映像信号から遠隔非接触的に血圧変動を推定する方法やその健康モニタリングへの応用について解説していただきました。

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SAC東京3期コースⅠ第5回月例会 参加者の声

8月24日開催 SAC東京コースⅠ第5回月例会 参加者の声

8月24日、SAC東京3期 第5回月例会が開催されました。講師は心理学(感情・ストレス・化粧・災害)専門の阿部恒之教授。講義テーマは「美しさと加齢」でした。

講義では、「生と死に対する人の向き合い方」が歴史とともに変化してきたこと。しかしいつの時代においても誕生・成長・老い・死という過程を経ることは、共通している。そしてこの中で最も長いのが、老いの過程である。しぼむ、衰える、美しさから遠ざかるという否定的な側面ばかりにとらわれる減点法のではなく、加点法の美意識もあり得るというお話の中から、老いの積極的な側面を紹介いただきました。

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SAC東京3期コースⅠ第4回月例会 参加者の声

7月20日開催 SAC東京コースⅠ第4回月例会 参加者の声

7月20日、SAC東京3期 第4回月例会が開催されました。講師は画像診断、画像医学、脳発達・加齢専門の瀧靖之教授。講義テーマは「生涯健康脳の維持」でした。

講義では、最新の脳科学を元に、どのような生活習慣が脳の健やかな発達に貢献するか、どのような生活習慣が健康な脳や認知力の維持に影響を与え、認知症のリスクを抑えていくかを紹介されました。

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SAC東京3期コースⅡ第4回月例会 参加者の声

7月20日開催 SAC東京コースⅡ第4回月例会 参加者の声

7月20日、SAC東京3期 第4回月例会が開催されました。講師は食品機能学、栄養化学、健康科学、予防医学専門の都築 毅 准教授。講義テーマは和食は長寿食!? ~伝統的日本食のすすめ~」でした。講義では、世界有数の長寿国として知られている日本人の平均寿命が、長いだけでなく、自立して生活できる期間を示す健康寿命も長いこと。その理由は、欧米人と異なる特徴的な食生活にあることなど。本講演では、日本食の健康有益性を中心に紹介されました。

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SAC東京3期コースⅠ第3回月例会 事務局レポート

6月22日開催 SAC東京コースⅠ第3回月例会 事務局レポート

SAC東京初登壇となる大学院工学研究科ロボティクス専攻田中真美教授による「触覚・触感技術による高付加価値製品の創出」をテーマにした講義です。

触覚・触感のセンサやセンサシステム、そのメカニズムを研究している田中教授は「触覚は五感の一つです」と口火を切りました。

触覚とは?

皮膚を通して圧力などの機械的な刺激や、暑い、寒い、痛いなどを感じます。皮膚は伸ばしてみると成人は平均1.8㎡にもなり、重さも4Kgにもなるとても大きな感覚器官です。目や耳は二つしかありませんが皮膚は全身にあるため機能が無くなることはほとんどありません。点字などのように指で触る事によって、皮膚は目の代わりにもなることができ、他の機能も補っています。

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