SAC東京3期コースⅡ第4回月例会 参加者の声

7月20日開催 SAC東京コースⅡ第4回月例会 参加者の声

7月20日、SAC東京3期 第4回月例会が開催されました。講師は食品機能学、栄養化学、健康科学、予防医学専門の都築 毅 准教授。講義テーマは和食は長寿食!? ~伝統的日本食のすすめ~」でした。講義では、世界有数の長寿国として知られている日本人の平均寿命が、長いだけでなく、自立して生活できる期間を示す健康寿命も長いこと。その理由は、欧米人と異なる特徴的な食生活にあることなど。本講演では、日本食の健康有益性を中心に紹介されました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 日本食は長寿食と言うが、具体的に「1975年の食事構成が体にストレスなくよい」ということが様々研究結果からよく分かった。
  • 75年型の食生活が長寿の秘訣ということ、その構成する食事内容と時代背景を理解することが出来ました。
  • 私自身が食に関心があることもあり、70年代の日本食というテーマが非常に興味深かったです。
  • 健康寿命の延伸に食の観点から現在の研究と課題を知ることができました。多様性、食事形式、調理法、遺伝子の発現など多くの知見とヒントをいただきました。
  • 和食はいつの時代も一緒だろうと思っていたが、自分の頭の中にあるものはある程度年代が絞られるものであること、またそれを長寿と紐づける場合は、しっかり年代性があることを理解できた。
  • 古ければいいというものでもなかったのも発見です。
  • 国内市場だけでなく、世界に向けて「和食」をビジネスに検討することも可能なのだと思った。
  • 食品メーカーの為、今回の話はとても興味深かった。なぜ和食が体にいいのか、どのようにいいのかを知ることができた。部内で共有しようと思う。
  • 個別食材の良し悪しの研究はいろいろあるが、献立全体(組合せ)に着目した点が面白いと思いました。
  • 普段「和食」と一言でくくってしまいがちだが、1975年の和食が最も良いというような具体的な情報知ることが出来た。
  • 日本食まるごとの評価について、初めてお聞きできた。
  • 1975年型日本食が慢性炎症疾患リスクの低下で期待されていることが理解できた。
  • 日本人にとっては日本食が健康に有益であるという点では大変理解できました。
  • 日本食が良いと言われながらも時代によって異なること、又ベストがどこかを示されたのは発見でした。
  • 現代においては二極化となり、食の格差も広がりつつあると感じました。
  • 製品における成分の掛け合わせや食育活動においてビジネスへ繋げられればと思います。
  • カロリーだけでなく、食べ合わせの内容で代謝などに変化がでるということについて知ることができたため。
  • 当社のビジネスチャンスにつながる可能性を感じたお話であった。
  • 日本食の有用性について、自信を持てる研究内容でした。

村田特任教授によるアイスブレイクが有用だった理由は?

  • 村田先生の都築先生へのご質問が非常に的確で、お伺いしてみたいと思っていたことが明確になりました。アイスブレイクで、1960年の食事より1975年の食事が優位になっている理由をポイントを突いて説明いただきました。それによって1990年、2005年も含めた全体の理解が進みました。
  • 村田特任教授によるアイスブレイクで最初に思い浮かんだ質問をほとんどしていただき、個別質疑に向けて質問の内容を深める為にその後の時間を使うことができました。
  • 村田先生の質問は痒いところに手が届いている感じです。
  • 村田特任教授のアイスブレイクにより頭の整理が進み、個別質疑により、自身では思っていない角度からの事項について理解が深まる。
  • 講義内容の復習ができる。聞き逃したり、疑問に感じた部分を再度確認することができ、理解を深めることができる。
  • 細胞が受ける負荷が高いことはどういうことか?など、なかなか切り出せないところから質問していただき、有意義でした。
  • 村田教授のアイスブレイクをまず伺うこうとで、一旦頭の整理ができるから。
  • 和食は長寿食という広大なテーマの中で、シニアビジネスの創出といった視点から示唆いただいた。
  • 村田教授が入ることによって、疑問が明確になり、また場が和み質問しやすくなったと思います。
  • 村田特任教授によるアイスブレイクは、毎回のことではあるが、端的に授業をまとめてもらえることで、聞き流してしまっていたり、理解が浅かったりしていることが明らかになるとともに、整理して理解することができたため。

グループトーク、グループ別質疑が有用だった理由は?

  • 同じ講義を聞いて企業の方と話をする中で、社会に向けて幅広く働きかけるという考え方に大変刺激を受けました。
  • 他の視点で講義を聞いていた方々がどんな疑問を持ったのか、その理由を共有できたことで、講義についての理解も深める時間となりました。
  • 異なる業界の方がもつ視点がみれたため。
  • 各お立場からのご意見やお話が伺えて、視野の広がりました。
  • グループでは製薬と食品の会社の方とご一緒し、各業種の観点も踏まえた講義内容の確認ができ理解が進みました。
  • 異業種の方と気になったことを共有、ディスカッションすることで気づきを得ることができる。
  • 別事業の方々が何を疑問に感じるのかを知ることができ、視点が広がるため。
  • 75年日本食の定義は?など、素朴な疑問を聞くことができた。
  • まずはグループで話をすることで、それぞれがどう考えているかなどを確認でき、より考えを深めることが出来るから。
  • 高齢者施設の方の悩みを聞けた。高齢者の食事はとても大事と再認識した。
  • 異業種間で和食と健康長寿をテーマにシニアビジネスの可能性をブレストできた。
  • 自分では気が付かない別の視点からの発想や、また同じ視点での考えがあり意見が深まったと思います。
  • それぞれ業界の異なる立場から意見交換することができ有意義でした。
  • 今回は栄養士や食品メーカーの方と同じグループとなり、食に関する知識をお持ちの方の意見や疑問を知ることで、自分の興味がさらに引き出されたため。
  • それぞれのご自身の専門分野からの視点で、面白い意見交換ができました。
  • 専門的な事項についても理解をグループで共有できた。

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