SAC東京3期コースⅠ第5回月例会 参加者の声

8月24日開催 SAC東京コースⅠ第5回月例会 参加者の声

8月24日、SAC東京3期 第5回月例会が開催されました。講師は心理学(感情・ストレス・化粧・災害)専門の阿部恒之教授。講義テーマは「美しさと加齢」でした。

講義では、「生と死に対する人の向き合い方」が歴史とともに変化してきたこと。しかしいつの時代においても誕生・成長・老い・死という過程を経ることは、共通している。そしてこの中で最も長いのが、老いの過程である。しぼむ、衰える、美しさから遠ざかるという否定的な側面ばかりにとらわれる減点法のではなく、加点法の美意識もあり得るというお話の中から、老いの積極的な側面を紹介いただきました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 今後の高齢者ビジネスに対する見方を得ることのできた講座だった。私たちがなんとなく持っていたイメージをひっくり返す研究結果が多く取り上げられていて面白かった。
  • 加齢によって、知能の変化の仕方や痛みの表現方法、表現機能の衰えなど、若年層とギャップが生じてくることについて、初めて認識し、これらがコミュニケーション上障壁となりうることについて、大変勉強になった。
  • 美しさと加齢を考えたときに、老いに対する偏見をなくすことを考えること、そして高齢期のコミュニケーションのサポートを行うことが、新たなサービスに繋がると思い、とても良い気づきになりました。
  • 加齢を経験・知恵の蓄積とのポジティブな観点で捉え、正しい認識をもって、高齢者と向き合いながら、自らも年を重ねていきたいと思います。 携わっている仕事柄なのか、年齢的なものなのか、考えさせられました。
  • 年を取るにつれて、身体の衰えを感じ、自分への失望感や出来ないことへの不満が、さらに心身機能の衰退へつながっていく負のサイクルがある。その中で化粧療法であったり、社会での役割、出来ることへのフォーカスをすることで、自己肯定感を得られるような取り組みの必要性を強く感じた。
  • 歳を重ねることによる変化を、確かな情報と研究を背景に知ることができたので、とても参考になった。
  • 化粧療法のメカニズムについて、化粧そのものではなく社会性の再獲得がポイントであるということがわかったため。
  • 高齢者とのコミュニケーションでどのような点が問題になりやすいのかが分かったため。
  • 老いと加齢は必ずしも同義語ではないという点に大いに共感しました。とかく日本でも「65歳以上」とか「70歳以上」とか、 単に年齢での決め事が多いですが、心も体も個人差がある中で、多くの問題があると感じます。

 

村田特任教授によるアイスブレイクが有用だった理由は?

  • 村田先生のご経験、知識を掛け合わせて、ビジネス視点でのブレイクダウンもあり、わかりやすかったです。
  • ビジネスチャンスとして解説いただいたため。
  • 講義内容とビジネス面での接点を整理していただいた点が有難かったです。
  • 村田先生の鋭い質問で、いつも新しい気付きをいただけます。
  • いつもながら、村田先生の質問と講師の受け答えを聞けるのは、単に講師の話を聞くだけと違って、講師の話の理解を促進できる非常に有用な内容です。
  • 講義の中で触れたテーマの振り返りをしていただいたことで、講義を復讐することができた。また、内容を改めてわかりやすいように噛み砕いて解説をしていただき、講義内容について理解が深まった。
  • 内容の要約、復習、考えるポイント等を出していただけたため。
  • 私が聞きたい質問を網羅的に聞いていただいたので、大変参考になった。
  • ざっと講演内容を振り返ることができ、理解が深まった。
  • 講義内容について曖昧に理解していた内容をIce Breakで明確な理解に引き上げてもらえる機会であり、有益である。

グループトーク、グループ別質疑が有用だった理由は?

  • 他社のご担当者が考えた質問内容について、小員は質問自体を思いつかなかったが、非常に関心のある内容であったため、グループで論議できてよかったと感じた。
  • グループトークやグループ別質疑を通じて、自分とは違う見方、感じ方を聞く中で、講義に対する理解や、改めて自身が深く考える事もでき、非常に意義ある内容です。
  • 質問により講義の内容を補足できたため。
  • グループトークは、他社の方がビジネスとしてどう考えるのかといった観点で意見を聞けたので有用だった。 質疑については、自分たちだけで思いつかなかった質問が、役立つものであった。
  • 毎回思うところですが、シニアを基軸に集まった別の会社の方々と議論を重ねることが非常に参考になることが多い。
  • 他のグループからの質問とそれへの回答は興味深かったです。
  • 異業種の専門家の方とのディスカッションはとても学びになり、新しい事業のヒントになることが多いです。
  • 表情が出にくい方へのモチベーションの創出方法等について 意見を交換し、いかに自己肯定感、満足感を得ていくような仕組みが必要だという話になり、議論が盛り上がった。
  • グループ内で交流を深めるきっかけとなった。

 

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