「事務局報告」の記事一覧(16 / 25ページ)
SAC東京3期コースⅡ第8回月例会 事務局レポート
11月22日開催 SAC東京コースⅡ 第8回月例会 事務局レポート
「宗教が人間にとってどんな意味があるのか?の心もちを研究しています」と自己紹介する鈴木岩弓東北大学総長特命教授は、笑顔とユーモラスな語り口調で参加者を引き付けていきました。日本人の死生観―過去・現在・未来―を宗教民俗学・死生学から研究する鈴木先生に学びます。
死生観
広辞苑での死生観とは、死と生についての考え方、生き方・死に方についての考え方とありますが、鈴木先生は「死」に対して想いを巡らすことと、「死」を見据えてどう生きるか?が大切なのだと講義が始まりました。
この「~観」は考え方や概念です。各自が持っているものですが、見ることはできません。他者の概念の把握においては、その概念に基づく行為が手がかりになるのです。
SAC東京3期コースⅠ第3回月例会 事務局レポート
6月22日開催 SAC東京コースⅠ第3回月例会 事務局レポート
SAC東京初登壇となる大学院工学研究科ロボティクス専攻の田中真美教授による「触覚・触感技術による高付加価値製品の創出」をテーマにした講義です。
触覚・触感のセンサやセンサシステム、そのメカニズムを研究している田中教授は「触覚は五感の一つです」と口火を切りました。
触覚とは?
皮膚を通して圧力などの機械的な刺激や、暑い、寒い、痛いなどを感じます。皮膚は伸ばしてみると成人は平均1.8㎡にもなり、重さも4Kgにもなるとても大きな感覚器官です。目や耳は二つしかありませんが皮膚は全身にあるため機能が無くなることはほとんどありません。点字などのように指で触る事によって、皮膚は目の代わりにもなることができ、他の機能も補っています。