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SAC東京コースⅠ第6回月例会 参加者の声
9月21日開催 SAC東京コースⅠ第6回月例会 参加者の声
9月21日、SAC東京2期 第6回月例会が開催されました。講師は生活習慣病・老化の疫学、健康寿命がご専門の医学系研究科 副研究科長 東北メディカルメガバンク機構予防医学・疫学部門長の辻一郎教授。講義テーマは「健康寿命延伸に向けた最近の動向」でした。
辻先生は健康寿命の提唱者であり、著書「健康長寿社会を実現する〜2025年問題と新しい公衆衛生戦略の展望」や政府の各種審議会委員としての発言を通じて政策提言を活発に行っています。健康寿命延伸政策の一連の流れを独自の視点でまとめるとともに今後の展望についてお話しされました。
参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。
SAC東京コースⅠ第6回月例会 事務局レポート
9月21日開催 SAC東京コースⅠ第6回月例会 事務局レポート
今回の講師は健康寿命という概念の提唱者でもある辻一郎教授から「健康寿命延伸に向けた最近の動向」をテーマに講義をしていただきました。
辻教授は「どのくらい寿命は伸びるのか」という質問から講義をはじめていきました。年間、36万人がガンで亡くなっています。ガンという病気がなくなったとしたら平均寿命はどのくらい伸びるのでしょうか。「3年、5年、10年?どれかと思う期間に手を上げてください」と言う辻教授の質問に一番手がたくさん挙がったのは5年でした。しかし正解は3年です。意外と平均寿命は伸びないという印象です。実は若い時ではなく歳をとってから病気になっていることが統計的数字へ影響を与えているようです。