「事務局報告」の記事一覧(19 / 25ページ)

SAC東京コースⅡ第8回月例会 事務局レポート

11月24日開催 SAC東京コースⅡ第8回月例会 事務局レポート

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「五感を介した感性特性の分析と評価」をテーマに東北大学文学研究科、心理学講座の行場次郎教授の登壇です。「濁音の多い名前で堅苦しく思われがちですが、堅苦しいのはキライです」と笑顔の自己紹介でした。

これからはロボットが伸びていくでしょう

「アトムの世界を楽しみにしていましたが、2016年、まだそうなっていないよね」と、ロボットの活躍社会と比較して介護犬の進歩を紹介しながら、いまだ生体の方が人間のサポートに役立っている現状の理解から講義は始まりました。 

SAC東京コースⅠ第8回月例会 事務局レポート

11月24日開催 SAC東京コースⅠ第8回月例会 事務局レポート

blog161124sac1-8-1今回は加齢医学研究所所長の川島隆太教授によるテーマ「脳科学を応用して新産業を創成する」の講義でした。

脳機能イメージ概論
近赤外計測装置(NIRs)

講義の冒頭、川島教授は「脳波の研究が脳科学研究ではない」と切り出し、脳機能イメージング研究の説明を始めていきました。

SAC東京第3回フォローアップミーティング 事務局レポート

11月10日開催 SAC東京第3回フォローアップミーティング報告

blog161110sac1-f-1第3回となる今回は、村田特任教授(コースⅡ担当)と小川事務局長(コースⅠ担当)がそれぞれのコースに分かれて、分科会の進捗状況報告、月例会講義内容の整理、設定されたテーマをもとにグループディスカッションが行われました。

講義内容の振り返りでは、月例会後新たに生まれた疑問点や意見などを出し合い理解を深め、グループディスカッションでは、異業種企業の皆さんと様々な視点から情報交換をしながら活発な議論が行われました。

SAC東京コースⅠ第7回月例会 事務局レポート

10月18日開催 SAC東京コースⅠ第7回月例会 事務局レポート

blog161018sac1-7-1今回の講師は加齢医学研究所副所長の本橋ほづみ教授です。専門は遺伝子発現制御分野です。SAC初となる女性講師ということもあり会場に流れる柔らかな空気を感じながら講義が始まりました。講義テーマは「酸化ストレス防御と健康」です。

「酸化ストレス防御」を一筋に研究をしてきた本橋教授の講義内容は以下の6項目について行われました。

1. 酸素が生命にもたらした功罪
2. 酸化ストレスは多くの病気の原因になっている
3. 毒とは?親電子性物質とは?
4. 解毒のはたらき
5. 生体防御機構を担うタンパク質NRF2
6. NRF2を活性化させると健康増進につながる

SAC東京コースⅡ第7回月例会 事務局レポート

10月18日開催 SAC東京コースⅡ第7回月例会 事務局レポート


blog161018sac2-7-1東北大学加齢医学研究所と災害科学国際研究所の2つの研究所に兼務
している杉浦元亮教授です。「給与が2倍というわけではありません」と参加者の緊張をほぐしながら、4つのコンテンツの説明から講義は始まりました。

脳機能イメージングで何を見るか

脳機能イメージングで見るものは2つの種類の信号です。一つは、神経細胞群の電気活動で、脳波や脳磁図で見ます。もう一つは、神経細胞群のエネルギー需要(血液量増加)で、陽電子断層画像法(PET)、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)、近赤外分光法(NIRS)で見ます。本日のメインはfMRIです。一般に病院で行うMRIは脳の形をみますが、fMRIは脳の機能を見ます。

SAC東京コースⅠ第6回月例会 事務局レポート

9月21日開催 SAC東京コースⅠ第6回月例会 事務局レポート

blog160921sac1-6-1今回の講師は健康寿命という概念の提唱者でもある辻一郎教授から「健康寿命延伸に向けた最近の動向」をテーマに講義をしていただきました。

辻教授は「どのくらい寿命は伸びるのか」という質問から講義をはじめていきました。年間、36万人がガンで亡くなっています。ガンという病気がなくなったとしたら平均寿命はどのくらい伸びるのでしょうか。「3年、5年、10年?どれかと思う期間に手を上げてください」と言う辻教授の質問に一番手がたくさん挙がったのは5年でした。しかし正解は3年です。意外と平均寿命は伸びないという印象です。実は若い時ではなく歳をとってから病気になっていることが統計的数字へ影響を与えているようです。

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