開催案内:コースⅢ第5回月例会
月例会概要
講義テーマ:感染症と日本人―なぜ疫病神は「神」だったのか
講師:佐藤 弘夫(さとう ひろお)教授
所属:文学研究科
専門:宗教学、宗教人類学
プロフィールはこちら
月例会「講義セッション」はlearningBOXでのビデオ視聴になります。
learningBOXマニュアルを参考に受講をお願いします。
learningBOXマニュアル
講義概要
前近代の社会では、人だけでなく、神・仏・死者、動物・植物に至る多様な存在がこの世界を分かち合っていると考えられていました。
近代化は人間が唯一の特権的存在になる一方、他の構成員が排除されていくプロセスでした。
かつて「神」として尊重されていたウィルスや菌も、この過程で世界の構成員から除外されます。日本ではなぜ、病気や死をもたらすものたちが神とされたのか。その後、どのようなプロセスを経て、邪悪な存在へと変貌していったのか。その背景にはどのような世界観の変容があったのか。
講義では、こうした問題を掘り下げることで、近未来の社会の在り方を考えていきます。
なお、昨年度受講者の声を次からお読みいただくと、いかにこの月例会が有用であったかがよくわかります。
昨年度受講者の声
https://www.sairct.idac.tohoku.ac.jp/activity/member-report/7973/
予習用資料・参考文献
- 佐藤弘夫『日本人と神』講談社現代新書 2021年
- 佐藤弘夫『人は死んだらどこへ行けばいいのか 現代の彼岸を歩く』興山舎 2021年
- 佐藤弘夫「死者たちの語らい」『ひらく』2号 2019年(PDF)
- 佐藤弘夫「草木供養塔」『月刊住職』2021年7月号(PDF)
learningBOXでの講義セッションについて
- 講義セッションの視聴期間は8月9日(火)13時~8月10日(水)16時までです。
learning BOXより開始お知らせメールが連絡窓口様宛に届きます。
- Learning BOXマニュアルを参照し講義セッションを受講してください。
⑴ 資料ダウンロード、⑵ 動画視聴、⑶ 受講レポート回答までが講義セッションです。
注1)learning BOXは企業ごと1IDとなり、1IDでの同時接続は3台までです。
注2)講義セッションの動画は同一企業内であれば誰でも視聴は可能ですが、質疑セッションに参加できるのはレポートを回答され、「質疑セッションへの参加希望」で「希望する」を選んだ方です。なお、質疑セッションへの参加可能人数は、SAカレッジ参加1口につき3名までですので、貴社内で調整ください。
質疑セッションまでのスケジュール
- 8月12日正午:受講レポート回答締め ※期限厳守
- 8月15日:受講レポートを回答され「質疑セッションへの参加」を希望する方に、ZOOM URLをお知らせ(参加者宛にメール配信します)
質疑セッション当日参加手順
- 質疑セッションは8月16日(火)13:00~14:00です。
- 予め連絡するURLリンクをクリックして、オンライン用
の画面に参加ください。
参加後、ご自身のマイクとカメラが動作しているか確認してください。
※参加氏名が不明な場合は入室承認ができません。事前に入室時の名前確認をお願いします。
当日のお願い
- 受付開始時間前は参加できません。待機室でお待ちください。
- やむを得ず欠席、遅刻する場合は事前にご連絡ください。
お問合せ先
東北大学SAC事務局
TEL:03-6665-0983
(10:00~17:00、土日、祝日除く)
e-mail:sact(at)grp.tohoku.ac.jp ※(at) は @ に置き換えてください。