開催案内:コースⅢ第1回月例会(5月27日開催)
月例会概要
講義テーマ:超臨界で天然物がお宝に?~新しい食品加工と廃棄物処理技術~
講師:渡邉 賢(わたなべ まさる)教授
所属:東北大学大学院工学研究科 化学工学専攻
専門:化学工学、超臨界流体工学、資源変換工学
プロフィールはこちら
今回の月例会はオンライン講義での開催になります。
オンライン参加要領に従って受講環境を予めご準備願います。
講義概要
超臨界流体は、固体、液体、気体に加えて発現する、第4の状態です。
この状態ならびにその過程も含め、特に二酸化炭素と水の超臨界状態(およびその周辺の亜臨界状態)を利用したプロセスが、衣(+医)食住環境の分野で実用化されており、さらなる用途展開も期待されています。
今回は、超臨界流体を次の4つのパートに分けて理解します。
- 実用事例を通して、超臨界流体を用いることの利点を理解する
- 超臨界流体とは何かを、物性の観点から理解する
- 講師の研究内容を紹介し、特に資源活用の観点での超臨界利用を理解する
- 超臨界流体普及の課題を挙げ、日本での状況を他国と比較することで、その解決策を考える
超臨界流体は主に溶媒です。それがより広く利用されることで二酸化炭素排出や廃棄物問題のいくつかを解決できる可能性があること、そして天然物をお宝にできる可能性があることをお伝えします。
推薦図書
書籍
- 新しい抽出技術―超臨界・液膜・逆ミセル (CREATIVE CHEMICAL ENGINEERING COURSE) 培風館 (2002/5/1)
ISBN-13: 978-4563042875 - 超臨界流体入門 丸善 (2008/12/27)
ISBN-13: 978-4621080610
雑誌、論文等のPDFまたはWeb上のリンク
- pdfファイル:水熱技術および超臨界流体技術を活用した資源循環システムの構築 ―グリーンプロセス、持続可能な社会、サーキュラーエコノミーへの貢献― (一財)青葉工学振興会 翠鸞 34, 21-25 (2020).
- Webリンク:2019年8月30日 第167回サイエンスカフェ「超臨界で天然物がお宝に?~新しい食品加工と廃棄物処理技術~」
- Webリンク:You Tube(2019年8月30日 第167回サイエンスカフェ)
- Webリンク:野村不動産×東北大学 人生100年ラボ(2019年8月)
- Webリンク:You tubeバイオ分子を用いたリチウムイオン電池正極材活物質の水熱酸浸出」
月例会詳細スケジュール(予定)
日時:2020年5月27日(水)10:00~12:40(接続受付時間9:35~9:55)
09:35-09:55 接続受付時間
10:00-10:10 事務連絡
10:10-11:25 講義とアイスブレイク(75分)
11:25-11:35 休憩(10分)
11:35-11:55 グループトーク(20分)
11:55-12:25 グループ別発表&講師によるコメント(30分)
12:25-12:30 総括(5分)
12:30-12:35 事務連絡(5分)・終了
出席者ご確認のお願い
- 今回ご出席の方は、5月20日(水)正午までに
下記出欠確認フォームよりご登録ください。 - 月例会は同一企業の方であれば、登録1口につき1名様、どなたでも参加可能です。
連絡担当窓口の方は、どなたかにご出席頂けるよう調整ください。 - 出欠のご確認は、出席される方それぞれ個別にお願いいたします。
(2口参加企業の場合) - ご入力頂いたメールアドレスあてに入力内容確認のメールが届きます。
メールアドレスは間違いのないようにご入力ください。 - 月例会では参加者名簿をお配りしてます。
名簿には本出欠確認に基づく「会社名」「氏名」を掲載します。 - オンラインSACへ初めて参加の方は事前接続テストを実施頂きます。
下記実施から可能な日時を選択してください。既に事前接続テストを実施済みの方は「テスト済」を選んでください。
出欠確認フォーム
必要事項ご入力、出欠を選択のうえ、送信ボタンをクリックしてください。
事前接続テスト要領
事前接続テストの要領はこちらをご覧ください。
当日参加手順
- 予め連絡するURLリンクをクリックして、オンラインSAC用
の画面に参加ください。参加後、ご自身のマイクとカメラが動作して いるか確認してください。
当日のお願い
- 受付開始時間前および月例会開始後は参加できません。
- やむを得ず欠席、遅刻する場合は事前にご連絡ください。
お問合せ先
東北大学SAC東京事務局
TEL:03-6225-2546(10:00~17:00、土日、祝日除く)
e-mail:sact(at)grp.tohoku.ac.jp ※(at) は @ に置き換えて下さい