開催案内:コースⅠ第2回月例会(5月18日開催)
月例会概要
講義テーマ:眠る脳のバイオモデリングとQOL向上策
講師:中尾光之(なかお みつゆき)教授
所属:情報科学研究科副研究科長
専門:バイオモデリング論、睡眠科学、神経科学
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今回の月例会会場は東北大学東京分室(丸の内サピアタワー)です。 お間違えないようお越しください。
講義概要
睡眠は身体や脳の休息のためのものと考えていませんか。ところが、最近の知見によれば、睡眠は脳の発達、高次機能維持、記憶・学習の固定に重要な役割を果たしていることが明らかになりつつあります。
一方で睡眠はどのように作り出され、制御されているのでしょうか。これまでの研究から、脳の中には睡眠・覚醒の生成・維持を行うニューロン群の存在が明らかになってきました。これらは生物時計の制御下にあり、明暗サイクルの特定の位相で覚醒と睡眠が促されています。
また、覚醒時の活動状況や環境温度などによっても影響を受け、その制御の様子はモデリング(計算)によって理解できます。
今回は何かを計算しているらしい眠りとそのモデル化に関する知見を紹介すると共に、QOL向上への応用策についてお話します。
予習教材
睡眠科学 第6章 化学同人 2016
生体リズムとゆらぎ コロナ社 2004
睡眠科学の新潮流、第8章、医薬ジャーナル 53巻 2017
睡眠と脳回路の可塑性、生体の科学 60巻 医学書院、295-302、2009
脳のゆらぎ・同期・オッシレーション、Clinical Neuroscience 32巻、中外医学社、738‐742、2014
月例会詳細スケジュール(予定)
日時:2017年5月18日(木)10:00~12:35(受付時間9:35~9:55)
会場: 東北大学東京分室(千代田区丸の内1-7-12、サピアタワー10階)
09:35-09:55 受付
10:00-10:05 開始・事務連絡・講師紹介
10:05-11:05 講義(60分)
11:05-11:15 村田特任教授によるアイスブレイク(10分)
11:15-11:25 休憩・企業間名刺交換(10分)
11:25-11:45 グループトーク(20分)
11:45-12:15 グループ別発表と講師によるコメント(30分)
12:15-12:25 村田特任教授まとめ(10分)
12:25-12:35 事務連絡(10分)
12:35-12:55終了・講師名刺交換(20分)
出席者ご確認のお願い
- 今回ご出席の方は、5月12日(金)正午までに、下記出欠確認フォームよりご登録ください。
- 月例会は同一企業の方であれば、登録1口につき1名様、どなたでも参加可能です。
連絡担当窓口の方は、どなたかにご出席頂けるよう調整ください。 - 出欠のご確認は、出席される方それぞれ個別にお願いいたします。(2口参加企業の場合)
- ご入力頂いたメールアドレスあてに入力内容確認のメールが届きます。
メールアドレスは間違いのないようにご入力ください。 - 月例会当日に参加者名簿をお配りします。
名簿には本出欠確認に基づく「会社名」「氏名」を掲載します。
出欠確認フォーム
必要事項ご入力、出欠を選択のうえ、送信ボタンをクリックしてください。
当日受付手順
- 受付はサピアタワー3階「総合受付」にて行います。
- 総合受付で会社名と氏名を伝え「当日入館カード」をお受け取りください。
- 「当日入館カード」をセキュリティゲート入り口でかざし、中にお入りください。
- エレベータで10階の「東北大学東京分室」までお越しください。北海道大学東京オフィスの奥になります。
- 会場にて、資料一式をお渡しいたします。
当日のお願い
- 当日はお名刺を必ずご持参ください。
- 月例会受付時間は9:35~9:55です。時間厳守でお願いいたします。
- 受付開始時間前および月例会開始後は入場できません。
- やむを得ず欠席、遅刻する場合は事前にご連絡ください。
お問合せ先
東北大学スマート・エイジング・カレッジ東京事務局
TEL:03-6225-2546(9:30~17:30、土日、祝日除く)
e-mail:sact@grp.tohoku.ac.jp