開催案内:コースⅡ第9回月例会
月例会概要
講義テーマ:ips細胞を利用した骨再生材料の創生
講師:江草 宏(えぐさ ひろし)教授
所属:東北大学大学院歯学研究科 分子・再生歯科補綴学分野 教授
歯学イノベーションリエゾンセンター長
先端再生医学研究センター長
東北大学病院 総括副病院長
専門:再生医学、歯科医学
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月例会「講義セッション」はlearningBOXでのビデオ視聴になります。
learningBOXマニュアルを参考に受講をお願いします。
learningBOXマニュアル
講義概要
歯科治療の概念を大きく変えたインプラントの原理が発見されたのは二十世紀半ばのことです。以来、この治療が普遍的なものになるのに約50年もの年月を要しました。
日本発の科学技術である“iPS細胞”は、発見から約15年が経過しましたが、現在も国民の期待を集め、その医療への応用が推進されています。はたして、iPS細胞は、身近な医療技術となっていくのでしょうか?
江草先生は、iPS細胞から人工骨を作製し、これを基盤とした新たな骨再生医療の事業化に取り組んでいます。細胞を用いた医療技術を事業化する際にどんな課題に直面し、それをどのように解決していくのか、今日に至る長い研究開発の道のりとともに紹介します。
そして、大きな期待を集めている近未来の再生医療技術について、江草先生が構想する夢のあるビジョンと研究開発およびその事業化に関する最前線の情報をお伝えします。
予習教材
- 【雑誌】江草 宏,西村一郎:
「iPS細胞と遺伝子診断で進化する再生医療~最先端のPersonalized Dentistry」GC Circle:142:4-11,2012. - 【記事】大阪歯科保健医新聞:
「夢の治療 見えてきた」(2014年1月1日) - 【HP】日本学術振興会
「口腔粘膜を用いたiPS細胞技術の確立と骨組織再生法の開発」 - 【HP】株式会社 日本医療機器開発機構プレスリリース
「iPS細胞を原材料とした骨形成誘導補填材の事業化支援を開始」 - 【HP】東北大学プレスリリース
「iPS細胞を迅速かつ効率的に軟骨に誘導する技術を開発」 - 【HP】東北大学プレスリリース
「体本来の再生能力を引き出すチタンインプラント―生体を模倣したチタンナノ表面の開発による歯周組織再生に成功―」
learningBOXでの講義セッションについて
- 講義セッションの視聴期間は12月13日(火)13時~12月14日(水)16時までです。
learning BOXより開始お知らせメールが連絡窓口様宛に届きます。
- Learning BOXマニュアルを参照し講義セッションを受講してください。
⑴ 資料ダウンロード、⑵ 動画視聴、⑶ 受講レポート回答までが講義セッションです。
注1)learning BOXは企業ごと1IDとなり、1IDでの同時接続は3台までです。
注2)講義セッションの動画は同一企業内であれば誰でも視聴は可能ですが、質疑セッションに参加できるのはレポートを回答され、「質疑セッションへの参加希望」で「希望する」を選んだ方です。なお、質疑セッションへの参加可能人数は、SAカレッジ参加1口につき3名までですので、貴社内で調整ください。
質疑セッションまでのスケジュール
- 12月15日正午:受講レポート回答締め ※期限厳守
- 12月19日:受講レポートを回答され「質疑セッションへの参加」を希望する方に、ZOOM URLをお知らせ(参加者宛にメール配信します)
質疑セッション当日参加手順
- 質疑セッションは12月20日(火)13:00-14:00 です。
- 予め連絡するURLリンクをクリックして、オンライン用
の画面に参加ください。
参加後、ご自身のマイクとカメラが動作しているか確認してください。
※参加氏名が不明な場合は入室承認ができません。事前に入室時の名前確認をお願いします。
当日のお願い
- 受付開始時間前は参加できません。待機室でお待ちください。
- やむを得ず欠席、遅刻する場合は事前にご連絡ください。
お問合せ先
東北大学SAC事務局
TEL:03-6665-0983
(10:00~17:00、土日、祝日除く)
e-mail:sact(at)grp.tohoku.ac.jp ※(at) は @ に置き換えてください。