開催案内:コースⅡ第7回月例会
月例会概要
講義テーマ:東北メディカル・メガバンク計画とゲノム医療
講師:山本 雅之(やまもと まさゆき)教授
所属:東北メディカル・メガバンク機構長、東北大学医学系研究科 教授(医化学分野)
専門:医化学、酸素医学
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月例会「講義セッション」はlearningBOXでのビデオ視聴になります。
learningBOXマニュアルを参考に受講をお願いします。
learningBOXマニュアル
講義概要
ゲノム医療という言葉をメディアで見かけない日がありません。ゲノムとはDNAに含まれる遺伝情報全体を指します。ゲノム情報は体をつくるための設計図のようなものです。それらを網羅的に調べた結果をもとにより効率的・効果的に病気の診断と治療などを行うのがゲノム医療です。
山本先生が機構長である東北メディカル・メガバンク機構は、東日本大震災で大きなダメージを受けた東北地方の創造的復興の実現に向けて2012年2月に設立、日本人15万人以上からなる世界最先端のゲノムコホートを構築し、それを基盤とした新しい個別化予防・個別化医療の創出を目指しています。
近未来の医療はどのようなものになるのか。健康寿命延伸に直結する最先端の講義内容にご期待ください。
予習教材
- 特別対談 リアルワールド・データ活用最前線アカデミア×ヒューマンデータ
サイエンスでヘルスケアを支援するIQVIA―医療の最前線で日本のライフイノベーションに挑戦する、バイオバンクの可能性
JBpress 2018年10月11日 - 「製薬協プレスツアー」を開催 ― 未来型医療を見据え、医療情報とゲノム情報を複合させたバイオバンクの構築に取り組む、東北大学 東北メディカル・メガバンク機構
製薬協ニュースレター 2018年5月号 No 185 1-5頁 - 被災者を支援した東北メディカル・メガバンク機構―「未来に投資する」組織へと脱皮できるか
医療経済 2018年4月1日号 6−8頁 - 宮城県民3万人の口腔内を調査―約94%に何らかの問題が判明
科学新聞 2018年3月30日号 - Yasuda J, Kinoshita K, Katsuoka F, et al.
Genome analyses for the Tohoku Medical Megabank Project toward establishment of personalized healthcare.
J Biochem, in press / Epub 2018 Nov 19
ToMMoにおけるゲノム解析のデザインと進捗を報告した論文 - Koshiba S, Motoike I, Saigusa D, et al.
Omics research project on prospective cohort studies from the Tohoku Medical Megabank Project.
Genes Cells 23, 406-417 (2018) /Epub 2018 Apr 27
ToMMoにおけるオミックス解析のデザインと進捗を報告した論文 - Pan X et al.,
Monitoring of minimal residual disease in early T-cell precursor acute lymphoblastic leukaemia by next-generation sequencing.
Br J Haematol. 176, 318-321(2017) / Epub 2016 Jan 29
コホート調査で発見された難治性白血病患者のゲノム医療を用いた治療に成功 - Wmの憂鬱、定点観測、ToMMo、我が国がリードする次世代ゲノム地図の産声
日経バイオテクONLINE 2016年12月6日 - Mmの憂鬱、定点観測、ToMMo、癌ゲノム医療の救世主、公開迫る
日経バイオテクONLINE 2018年12月25日 - フォトルポルタージュ「バイオバンクが医療を変える」
週刊現代 2017年8月12日号
learningBOXでの講義セッションについて
- 講義セッションの視聴期間は10月11日(火)13時~10月12日(水)16時までです。
learning BOXより開始お知らせメールが連絡窓口様宛に届きます。
- Learning BOXマニュアルを参照し講義セッションを受講してください。
⑴ 資料ダウンロード、⑵ 動画視聴、⑶ 受講レポート回答までが講義セッションです。
注1)learning BOXは企業ごと1IDとなり、1IDでの同時接続は3台までです。
注2)講義セッションの動画は同一企業内であれば誰でも視聴は可能ですが、質疑セッションに参加できるのはレポートを回答され、「質疑セッションへの参加希望」で「希望する」を選んだ方です。なお、質疑セッションへの参加可能人数は、SAカレッジ参加1口につき3名までですので、貴社内で調整ください。
質疑セッションまでのスケジュール
- 10月13日正午:受講レポート回答締め ※期限厳守
- 10月17日:受講レポートを回答され「質疑セッションへの参加」を希望する方に、ZOOM URLをお知らせ(参加者宛にメール配信します)
質疑セッション当日参加手順
- 質疑セッションは10月18日(火)9:30-10:30 です。
- 予め連絡するURLリンクをクリックして、オンライン用
の画面に参加ください。
参加後、ご自身のマイクとカメラが動作しているか確認してください。
※参加氏名が不明な場合は入室承認ができません。事前に入室時の名前確認をお願いします。
当日のお願い
- 受付開始時間前は参加できません。待機室でお待ちください。
- やむを得ず欠席、遅刻する場合は事前にご連絡ください。
お問合せ先
東北大学SAC事務局
TEL:03-6665-0983
(10:00~17:00、土日、祝日除く)
e-mail:sact(at)grp.tohoku.ac.jp ※(at) は @ に置き換えてください。