開催案内:コースⅡ第11回月例会

月例会概要

講義テーマ:
ロボットからエンターテイメントまで ~幅広い分野に応用が広がる音声対話技術~

講師:伊藤 彰則(いとう あきのり)教授
所属:大学院工学研究科 通信工学専攻、工学研究科 副研究科長データシナジー創生機構 副機構長
専門:音声言語処理、音声信号処理
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月例会「講義セッション」はlearningBOXでのビデオ視聴になります。
learningBOXマニュアルを参考に受講をお願いします。

learningBOXマニュアル

講義概要

音声対話システムとは、人間と機械が音声を使ってやり取りするシステムです。かつてはSFの中にしか存在しない技術でしたが、近年の音声認識・音声合成・言語処理技術の発展により、ある程度一般に使える技術になってきています。この講義では、音声対話システムの歴史と基礎技術、いくつかの応用、および今後の展望についてお話しします。

  • 音声対話システムとは
  • 音声認識、音声合成の最新技術
  • 音声対話システムの種類と技術
  • 音声対話システムの応用

予習用資料

  • 音声対話システムの進化と淘汰 -歴史と最近の技術動向-(京都大学 河原達也教授)

2013年の人工知能学会誌の解説。やや古いが技術的に詳しく書いてある。

http://sap.ist.i.kyoto-u.ac.jp/members/kawahara/paper/JSAI13.pdf

  • 音声対話システム(奈良先端大(当時) 吉野幸一郎氏)

2016年の講義スライド。一部上記の解説と重なるが、新しい対話システムの枠組みについても言及がある。

http://pomdp.net/docs/speechprocessing_dialogue_pub.pdf

  • 音声対話システムの構成と今後(大阪大学 駒谷教授)

2019年の「パテント」誌の解説。技術的に詳しい内容も記載されている。

https://system.jpaa.or.jp/patent/viewPdf/3307

  • 対話システムを構成する2つの仕組みと、フレームワークとは?

AIベンチャーのSPJ社のウェブサイト内の技術解説。素人にもわかりやすい。

https://spjai.com/interactive-system/

  • コンピュータに話が通じるか 対話システムの現在(静岡大学 狩野准教授)

「情報管理」誌の解説。音声に限らない対話システムに関する解説。音声対話限定の解説よりも、より広く紹介している。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/59/10/59_658/_pdf/-char/ja

learningBOXでの講義セッションについて

  1. 講義セッションの視聴期間は2月14日(火)13時~2月15日(水)16時までです。
    learning BOXより開始お知らせメールが連絡窓口様宛に届きます。
  2. Learning BOXマニュアルを参照し講義セッションを受講してください。
    ⑴ 資料ダウンロード、⑵
    動画視聴、⑶ 受講レポート回答までが講義セッションです。

    注1)learning BOXは企業ごと1IDとなり、1IDでの同時接続は3台までです。
    注2)講義セッションの動画は同一企業内であれば誰でも視聴は可能ですが、質疑セッションに参加できるのはレポートを回答され、「質疑セッションへの参加希望」で「希望する」を選んだ方です。なお、質疑セッションへの参加可能人数は、SAカレッジ参加1口につき3名までですので、貴社内で調整ください。

質疑セッションまでのスケジュール

  1. 2月16日正午:受講レポート回答締め ※期限厳守
  2. 2月20日:受講レポートを回答され「質疑セッションへの参加」を希望する方に、ZOOM URLをお知らせ(参加者宛にメール配信します)

質疑セッション当日参加手順

  1. 質疑セッションは2月21日(火)14:30-15:45 です。
  2. 予め連絡するURLリンクをクリックして、オンライン用の画面に参加ください。
    参加後、ご自身のマイクとカメラが動作しているか確認してください。
    参加氏名が不明な場合は入室承認ができません。事前に入室時の名前確認をお願いします。

当日のお願い

  1. 受付開始時間前は参加できません。待機室でお待ちください。
  2. やむを得ず欠席、遅刻する場合は事前にご連絡ください。

お問合せ先

東北大学SAC事務局
TEL:03-6665-0983
(10:00~17:00、土日、祝日除く)
e-mail:sact(at)grp.tohoku.ac.jp ※(at) は @ に置き換えてください。

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