トピックス

未来の幸福な健康社会をともにデザインし、その課題と解決のアプローチを学び、
求められるビジネスの方向性と可能性を探る
2024年5月より『東北大学ヘルステックカレッジ』第2期が開講!
詳細・お申込みはこちら

SAC東京6期コースⅡ第9回月例会 事務局レポート

東北メディカル・メガバンク計画とゲノム医療

コースⅡ第9回月例会は、東北メディカル・メガバンク機構長、大学院医学系研究科 医化学分野の山本雅之教授による「東北メディカル・メガバンク計画とゲノム医療」が講義テーマです。

東日本大震災で大きなダメージを受けた東北地方の創造的復興のために、東北メディカル・メガバンク機構が設立されました。最先端の未来型医療を地震と津波で被災した方々に迅速に届けたいという願いは、より健康で豊かな生活を実現し「健康長寿の国」を作る活動につながっています。「未来型医療の代表例は個別化予防と個別化医療である」ということを、被災地でやろうと決心した山本先生の講義が始まりました。

続きを読む

SAC東京6期コースⅠ第9回月例会 事務局レポート

脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか?

コースⅠ第9回月例会は、大学院生命科学研究科 脳神経システム分野の筒井健一郎教授による「脳内の『報酬系』『罰系』は消費行動にどう影響するか?」が講義テーマです。

脳の神経ネットワークには、元気ややる気を感じさせる「報酬系」と、恐怖や不安を感じさせる「罰系」があります。また、これらの働きに関わる脳内物質が、ドーパミンやセロトニンなどのモノアミンと呼ばれる物質です。近年、これら「報酬系」「罰系」が、人の行動に対して様々な影響を与えていることが分かってきました。今回は、複数の消費行動事例を取り上げ、脳の「報酬系」「罰系」が、どのように働くのかを事例で解説していただきました。

本日の講義は以下4つの構成です。

  1. 脳・神経系の基礎知識
  2. 脳の「報酬系」とドーパミン
  3. 脳の「罰系」とセロトニン
  4. 脳と社会行動

続きを読む

チャームケア×東北大学「認知症改善プロジェクト」について

チャームケア×東北大学「認知症改善プロジェクト」について

株式会社チャーム・ケア・コーポレーション(本社:大阪府大阪市 / 代表取締役社長:下村隆彦 )は、東北大学ナレッジキャストとの産学連携活動「認知症改善プロジェクト」の一環として昨年度開催していた「チャーム・カレッジ」を、2020年12月24日(木)よりオンラインにて再開いたします。

チャーム・ケア・コーポレーションは首都圏・近畿圏を中心に多数の介護付有料老人ホームを運営している東証一部上場企業です。同社は東北大学ナレッジキャストが主催する東北大学スマート・エイジング・カレッジ(SAC)東京に第5期から参加し、スマート・エイジングの考え方やライフサイエンス分野の知見をご入居者様の認知症改善に役立てています。

続きを読む

SAC東京6期コースⅢ第8回月例会 参加者の声

11月25日、SAC東京コースⅢ第8回月例会 参加者の声

11月25日、SAC東京6期 第8回月例会開催されました。講師は大学院教育学研究科の佐藤克美 准教授。講義テーマは「郷土芸能とテクノロジーを活用した地域と人の活性化」でした。

日本の伝統的技芸は「わざ」と呼ばれます。この「わざ」の世界は、非常にアナログな世界で、デジタル・テクノロジーを活用して「伝承する」ことは、一見不可能のように思えます。

佐藤先生は、急速な高齢化等の理由により、その存続、伝承が危惧されている日本の伝統的民俗舞踊(郷土芸能)に焦点を当て、郷土芸能の世界においてデジタル・テクノロジー、特にモーションキャプチャおよびCGアニメーションを活用し、「わざ」の継承を支援するという試みを実践してきました。

継承者の「思い」を大切にし、その「思い」を含めた伝承を実現するテクノロジー活用とは?「情熱を高める」テクノロジー活用とは?これまでの実践事例で得られたリアルな研究成果について解説いただきました。さらに、デジタル・テクノロジー活用による継承支援が、周りの人々・地域におよぼす影響について、その応用活用についても紹介くださいました。

日本の産業や文化の発展において、今後ますます重要になるであろう「伝える」・「継承する」技術。佐藤先生の実践事例は、その「伝える」「継承する」を変革するデジタルトランスフォーメーション(DX)の大きなヒントになったことでしょう。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

続きを読む

SAC東京6期コースⅢ第8回月例会 事務局レポート

郷土芸能とテクノロジーを活用した地域と人の活性化

コースⅢ第8回月例会は、大学院教育学研究科の佐藤克美准教授による「郷土芸能とテクノロジーを活用した地域と人の活性化」が講義テーマです。

佐藤先生の研究テーマは、ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)を使って学習者の学びを支援することです。モーションキャプチャによる身体動作のデータや、様々な三次元データをCG(Computer Graphics:コンピュータ・グラフィックス)やVR(Virtual Reality:仮想現実)へ応用することによる学びについての研究を行っています。本日は、モーションキャプチャとCGアニメーションを活用した郷土芸能の研究成果から講義が進みました。

本日の講義は以下の3つの構成です。

  1. 郷土芸能をデジタルで伝える ~モーションプロジェクトの紹介~
  2. 郷土芸能が生まれる・育つ ~変わる? 変わらない?~
  3. 郷土芸能と継承の場 テクノロジー活用

続きを読む

SAC東京6期 第1回産学共創フォーラム 参加者の声

SAC東京6期 第1回産学連携フォーラム 参加者の声

11月25日、SAC東京6期 第1回産学連携フォーラムが開催されました。産学フォーラムは、通常の月例会を発展させ、SAC東京参加企業の皆様が一堂に学び合える機会です。

第1部では「東北大学研究最前線」をテーマに、西條芳文教授には「東北大学の先端医工学技術で診る皮膚のエイジング」、杉田典大准教授には「室内に置かれた通信デバイス電波による”ウェアレス”活動量計」についてお話頂きました。

第2部の参加企業6社による「商品・サービス紹介ピッチ」では、各社の最新の商品・サービス動向などのプレゼンテーションが行われ、第3部ではグループトークとグループ別発表・質疑がありました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。
続きを読む

サブコンテンツ

このページの先頭へ