SAC東京活動(20 / 61ページ)

SAC東京6期コースⅠ第7回月例会 参加者の声

10月14日、SAC東京コースⅠ第7回月例会 参加者の声

10月14日、SAC東京6期 第7回月例会開催されました。

講師は、加齢医学研究所 生体防御学分野スマート・エイジング学際重点研究センター 生体防御システム研究部門長の小笠原 康悦教授。講義テーマは「免疫機能を活用した健康支援事業の創出」でした。

新型コロナウイルスの蔓延で免疫に注目が集まっています。免疫には、自然免疫と獲得(適応)免疫があり、それぞれ担当する細胞が異なっています。

免疫を利用した事業で有名なのは抗体医薬ですが、新型コロナウイルス感染症の流行で、抗体検査や抗原検査、ワクチンなど、免疫を応用した診断・予防事業に注目が集まっています。

今講義では、抗体やT細胞受容体の仕組みをもとに開発した免疫受容体解析法をご紹介していただき、これまでにない健康支援サービスの可能性についてお話しいただきました。旬のテーマである免疫に対する、正しい理解と健康サービスへの応用に興味のある方は必聴の講義となりました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

SAC東京6期フォローアップ会合 参加者の声

SAC東京6期 フォローアップ会合 参加者の声

9月16日・30日、SAC東京6期 フォローアップ会合が日本橋ライフサイエンスビルディングで開催されました。

会合の目的は、これまでの月例会の内容を踏まえて、各企業のビジネスチャンスに向けて一歩前進できるようなサポートにつながる意見交換を行うこと。内容は参加企業による活動展開報告と対面コミュニケーションによる相互交流です。

活動展開報告では、今期の月例会から自社事業展開に有用であった講義とその理由、更には内容について深堀したいテーマを発表してもらい、質疑応答が行われました。更に荒井事務局長と村田特任教授より、ビジネスチャンスを推し進めるために何が必要であるか、各社の事業特徴や持ち味を活かした上でのアドバイスがありました。

その後相互交流として、マスクの上からフェイスシールドを着用し、感染防止策を講じたうえで名刺交換と対面交流が行われ、東北大学及び参加企業間同士の連携、提携の新たなきっかけ作りが行われました。

オンラインと対面で行う事の最大の違いは、対面は五感で感じることができますが、オンラインではできないということです。全体性を一挙に包括的に把握できることが対面の利点です。

こうした対面のメリットは、大学の多くの研究活動と、多くの異業種企業の商品・サービスとが、市場のなかで互いにどのように位置づけられるかを「全体的に俯瞰」でき、具体的な提携のイメージが湧きやすくなることです。

また、参加者全員が「スマート・エイジング」というコンセプトのもと、ビジネスを創出するという「共通の目的意識」があることも重要です。大学や企業が連携、提携するにあたり、コロナ禍におけるオンラインの利便性向上は理解しつつ、対面の一瞬一瞬を五感で感じとる重要性を改めて考える機会となりました。

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SAC東京6期コースⅢ第6回月例会 参加者の声

9月23日、SAC東京コースⅢ第6回月例会 参加者の声

9月23日、SAC東京6期 第6回月例会開催されました。

講師は、大学院工学研究科化学工学専攻 北川尚美 教授。講義テーマは「無限大の価値を創造する~未利用資源の完全利用・高付加価値化技術~」でした。

2015年に導⼊された機能性表⽰⾷品は成⻑著しい新市場ですが、実際に流通している成分は、人工的に合成可能な安価な素材に集中しています。天然由来の機能性素材は、含有量が数%程度と低いうえに、分解しやすく、分離回収が困難で、製造コストもかさみます。そのため、ポテンシャルがありながらも、多くの“資源”が、製品化されずに廃棄されているのが現状です。

北川先生は、そんな問題を解決すべく新たなマルチ⽣産技術を開発しています。これまで廃棄されていた未利⽤資源から機能性素材を分離回収し、安価な素材の⾼付加価値化を実現する独創的な技術について解説されました。さらに、その技術を活用した事業化への挑戦(東北大学発ベンチャー)についても紹介していただきました。

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SAC東京6期コースⅢ第6回月例会 事務局レポート

無限大の価値を創造する~未利用資源の完全利用・高付加価値化技術~

コースⅢ第6回月例会は、大学院工学研究科 化学工学専攻反応プロセス工学分野の北川尚美教授による「無限大の価値を創造する~未利用資源の完全利用・高付加価値化技術~」が講義テーマです。

北川教授の専門は、反応工学(化学+生物)プロセス(装置)設計です。東北大学工学部化学工学科を卒業後、同大学院で「植物細胞培養による物質生産」の研究で女性初、学科初となる博士号(工学)を取得されました。2018年には東北大学発のベンチャー企業となるファイトケミカルプロダクツ株式会社を設立し、CTOとして社会実装に向けた活動も行っています。

本日の講義は以下の4つの項目となっています。

  1. 解決したい社会の課題
     ①高齢化社会での健康維持
     ②資源循環型社会の実現
  2. 課題解決のための生産技術
     ①資源循環のための新たな考え方
     ②基盤技術となるイオン交換樹脂法
  3. 事業化への取組み
  4. 今後の研究・事業構想
     ①マルチ生産システムの普及
     ②健康寿命のモニタリングシステム開発

SAC東京6期コースⅡ第6回月例会 参加者の声

9月9日、SAC東京コースⅠ第6回月例会 参加者の声

9月9日、SAC東京6期 第6回月例会開催されました。

講師は、スマート・エイジング学際重点研究センター 企画開発部門長、東北大学ナレッジキャスト株式会社 常務取締役の村田裕之特任教授講義テーマは「シニア市場とスマート・エイジング・ビジネス②~日常消費以外にどんな消費の可能性があるのか~」でした。

村田先生は、99年に「アクティブシニア」「スマートシニア」の概念を提唱して以来、常に一歩先のシニアビジネスの企画・事業化・商品サービス開発・普及に取り組んできました。

今回は、SAC東京でこれまで学んだ脳科学・認知神経科学の知見とシニアの消費行動との関わりを解説し、日常消費以外にどんな消費の可能性があるのかについてお話しされました。

講義は次の内容を中心にすすみました。

  1. なぜ、中高年は「コト消費」に向かうのか?
  2. 世代特有の嗜好性は、消費行動にどのような影響を及ぼすか?
  3. 60代に増える「解放型消費」とは?
  4. 「コト消費」を意識したスマート・エイジング・ビジネスとは?

シニアビジネスの今後の可能性を知りたい方にとって必聴の講義となりました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

SAC東京6期コースⅡ第6回月例会 事務局レポート

シニア市場とスマート・エイジング・ビジネス②

コースⅡ第6回月例会はスマート・エイジング学際重点研究センター 企画開発部門長、東北大学ナレッジキャスト株式会社 常務取締役の村田裕之特任教授による「シニア市場とスマート・エイジング・ビジネス②~日常消費以外にどんな消費の可能性があるのか~」が講義テーマです。

東北大学加齢医学研究所と女性フィットネスクラブ最大手のカーブス・ジャパンが興味深い共同研究成果を発表しました。中高年女性が30分のサーキットトレーニングを一回行うだけで、認知能力の一種の「抑制能力」と「活力」が即時的に向上するということです。本日は、そのカーブスをアメリカから日本に紹介した村田先生の講義です。

本日の講義は以下の4つの項目となっています。

  1. なぜ、中高年は「コト消費」に向かうのか?
  2. 世代特有の嗜好性は、消費行動にどのような影響を及ぼすか?
  3. 60歳代に増える「解放型消費」とは?
  4. 「コト消費」を応用したスマート・エイジング・ビジネスとは?
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