「講師活動情報」の記事一覧(6 / 15ページ)

SAカレッジ22年度 コースⅢ第3回月例会は、石井直人教授です!

免疫研究のスペシャリスト

SAカレッジ22年度 コースⅢ第3回月例会は、石井直人教授の「新型コロナウイルス感染症対策に必要な免疫学」です。

ご専門が免疫学、アレルギー学、小児科学である石井先生は、2015年に設立100周年を迎えた名門 細菌学教室を発祥とする免疫学研究室の、第五代教授でいらっしゃいます。研究室の栄えある歴史と伝統を引き継ぎ、今後の医学研究において極めて重要な免疫メカニズム研究に取り組まれています。免疫の仕組みである免疫記憶・免疫寛容を解明することは、ワクチンの開発や、アレルギー・自己免疫疾患の治療、免疫寛容の破壊のよるがんの免疫療法につながると期待されます。

東北大学医学部開設百周年 基礎講座の百年~講座の歴史と展望~

今回、SAカレッジコースⅢ第3回月例会では、免疫のメカニズムについて基礎的なところからお話いただきます。また、新型コロナウイルスワクチンの有用性とワクチン普及によるウィズコロナ社会についても議論、最新の情報や今後の展望を学術的観点から解説いただきます。先生の講義で、感染症についての情報にどう向き合えばいいのか、膨大な量の情報に対しての取捨選択の指針になるかと思います。

目の前のことを常に一生懸命にやることで、免疫学の未来を拓いてきた石井先生の座右の銘は「情けは人のためならず」。先生がはじめて細菌学教室に行かれたタイミングは、サイトカインのひとつであるインターロイキン-2受容体を構成する第三のサブユニット:ガンマ鎖の発見がされる直前だったそうです。まさに世界中が探し求めていた分子の大発見に、立ち会われた経験が研究者としての原点だという石井先生の講義、楽しみです。

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SAカレッジ22年度 コースⅡ第3回月例会は、坂井信之教授です!

わが国における食心理学のパイオニア

SAカレッジ22年度 コースⅡ第3回月例会は、坂井信之教授の「消費者はどのようにしておいしさを感じているのか?」です。

坂井先生は応用心理学がご専門で、日々の生活に役立つ心理学を研究されています。また文学研究科では、「おいしさを知覚する人間の仕組み(知覚、感情、認知、社会、健康)」「購買行動とヒトのモノの知覚の仕組み」についての授業をされています。

また、産学連携として「ネスカフェ ゴールドブレンド」50周年記念「Thanks Coffee」プロジェクト第二弾「コーヒーの香りと人間の行動変容」に関する日本初の実験を実施、これは香りと人の親切行動の関係を心理学的に調査した事例となります。

そんな坂井先生ですが、SAカレッジコースⅡ第3回月例会では、食についての見込み違いについて解説されます。例えば「おいしい食品」という商品を開発しても、消費者がそのように受け取ってくれるとは限りません。商品提供側の意図と異なる受け取り方をされたが予想以上に売れてしまった、だが、原因がよくわからないというケース。

この結論は「人はおいしさを舌で味わっているわけではない」「食品自体においしさが含まれているのではない」ということになります。人がなぜそれを食べるのか、なぜそれを選ぶのか、判断基準は味覚や嗅覚と思われがちですが、マズローの欲求5段階説の図式で表すと階層ごとに欲求は異なり、視覚や聴覚あるいは五感全てが大きく影響しています。このことを心理学・脳科学の観点でお話していただきます。

また、消費者は商品の何に注目して購入を決定するのかも考察します。どのようにその商品を評価するのか。さらに、その商品に対する印象をどのように形成し、次の商品購入の基礎情報とするのか、などについてのお話しがあります。これらの知識は、食品はもちろんのこと、日用品やサービスにも適用でき、宣伝広告やマーケティング戦略の計画立案にも適用できます。

「研究の最終目標は「『幸せ』になる方法をみつける」ことである」という坂井先生の講義と質疑セッション、非常に楽しみです!

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SAカレッジ22年度 コースⅠ第3回月例会は、瀧靖之教授です!

脳科学のスペシャリスト

SAカレッジ22年度 コースⅠ第3回月例会は、瀧靖之教授の「生涯健康脳の維持」です。

日本は世界でも有数の長寿国であり、65歳以上の高齢者は日本の全人口4分の1を占めていますが、このような中、どれだけ健康で長生きできるのかが問われています。

瀧先生が所属する加齢医学研究所では「生涯、脳を健康に保つにはどうしたらよいのか」をテーマに、高齢者だけでなくお腹の赤ちゃんまでもを対象とした、人間の長い一生における脳についての研究されています。

脳のMRI画像など4分野のデータベースを、脳が「体質」や「生活習慣」との関わりでどのように変化していくのかを相互解析した疫学データにより、いろいろな傾向が分かってきてきます。10数年前までは、形成されてしまった脳の形態は変化することなく衰えるだけと思われていましたが、脳はいくつになってもそのネットワークによって機能を高め、「海馬」に至っては神経細胞自体が新しく生まれ変わる、ということも分かってきました。脳には機能を回復させる「可塑性」という働きがあり、何歳からでも脳の健康維持のための一歩を踏み出すことができます。

最新の医学的知見及び研究成果をもとに「認知症にならない健康脳づくり」「生涯健康脳」の社会的な普及を目指し、瀧先生は株式会社CogSmartを2019年10月に設立。健康レベルを可視化し、将来的な変化を予測するBrainSuiteという検査は、脳の状態を測定、その結果に基づき、脳の健康状態維持向上のためのアドバイスを提供するというサービスになります。

今まで研究者として、また医師として約16万人もの脳のMRI画像を見ている脳のスペシャリストであり、メディアでもご活躍の瀧先生の講義・質疑は、興味深いお話が満載です。

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約100年も信じられてきた身体概念を修正

〜運動するときの「心の中の身体」は一つではない〜

SAカレッジにもご登壇の松宮一道教授によるプレスリリースが発表されています。
(以下抜粋)

【発表のポイント】

  • 運動時に心の中で感じる身体(「心の中の身体」)は、約1世紀にもわたって一つであるとされてきたが、複数あることが判明
  • 一つの運動(手の動きなど)だけではなく二つの運動(目と手の動きなど)を同時に行うことで、運動の種類により「心の中の身体」が異なることが明らかになった
  • 運動障害を引き起こす「心の中の身体」の異常を可視化する新しい方法の開発につながる

高齢になっても新たな挑戦ができる秘訣

シルバー産業新聞連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第177回

1月10日発行のシルバー産業新聞に、村田特任教授連載の第177回「半歩先の団塊・シニアビジネス」が掲載されています。(以下抜粋)

一般に高齢になるにつれ新しいことに取り組むのがおっくうになる。原因は、私たちの認知機能の一つ「作動記憶量」が加齢と共に減っていくことにある。

すると、新しいことの理解に必要な時間と労力が増えていくため、高齢になると新しいことの学習がおっくうになるのだ。

高齢者にとって通販ではまだ紙のカタログが好まれ、会員向けの通知も紙ベースの希望が多い。新型コロナウイルスのワクチン接種予約もネットより電話が圧倒的に多かった。

「新しいこと=ICTやデジタル機器」の習得がおっくうなため「昔からなじんだもの=電話など」を好むのだ。

一方で、高齢期でも新たなことに取り組み、活動的に過ごす人も目につくようになっている。

「脳」の健康維持で、社会課題の解決を

日経BPによるサイト「BEYOND HEALTH」での瀧靖之教授インタビュー記事が掲載されています。(以下抜粋)

【ピックアップ特集】
「脳」が変えるヘルスケア
[第7回] 「脳」の健康維持で、社会課題の解決を

「脳」の健康を維持することは、認知症予防をはじめ日本の社会課題の解決につながる。一方で、「脳」に関する本質的かつ科学的な情報がきちんと伝わっていない――。こうした問題意識から設立されたスタートアップのCogSmart。その思いや取り組みを紹介していく。

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