SAカレッジ22年度 コースⅢ 第8回月例会質疑セッション 参加者の声

飯島 淳子 教授「パンデミックをめぐる公共政策」

2022年11月17日、SAカレッジ22年度コースⅢ第8回月例会 質疑セッションが開催されました。講師は、東北大学法学研究科・法学部、公共政策大学院長 飯島 淳子(いいじま じゅんこ)教授。講義テーマは「パンデミックをめぐる公共政策」でした。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

ご意見・ご感想(抜粋)

セッションが参考になった理由は?

  • 令和3年法改正後の、昨今のコロナ対策における具体的に必要な方策など知りたかったのですが、本日のミニ講義にすべて内容が詰まっており、最新の動向を理解することができました。メイン講義の中で、東日本大震災後の災害対策基本法の改正とあり、独自に詳しく調べてみました。私は当時被災地に住んでいたため、震災後に家屋倒壊や断水している中、給油車や食料運搬車が一定期間東北地方に入って来ず、命の持久戦を経験したことがありましたが、その後の法改正で「救援物資等を被災地に供給する仕組み」など、他にも必要となる法律が数多く改正されていることを知りました。このような公共政策の深堀を学習でき、非常に役に立ちました。
  • COVID-19の対応に関しては、行政の対応のレベル感や速さなどは国や地方で違いがあり、違和感を持っています。また、感染源が変異して病原性が早いスピードで変化していく流れの中で、行政がいかに納得感を国民と共有できるかという課題に対しては不十分さを感じます。今回の講義で現行の法制度は理解しましたが、行政の対応をよりスピーディに効果的に進められる工夫はまだ模索する必要がある様に感じました。
  • 個人情報保護法について経緯、展望など理解できた。
  • パンデミックをめぐる公共政策の難しさを理解できました。具体的には、国会での感染症法・特措法の制定、市と県との連携、自治体と保健所との連携、各病院との連携やサービス窓口開設、補助金など、ひとつでも遅れるとうまく廻らない難しさを感じました。
  • 感染症法と特措法との関係、令和3年改正内容など、再確認の機会となりました。
  • 緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置などこれまで体験しているなかで関連法やその根拠について意識を向けたことがなかったが、明確に理解することができた。
  • 国、地方自治体、現場、の力学が少し分かった
  • 感染症法と特措法、法律と条例との関係が良く判った。
  • 追加講義と質疑応答の内容で、講義の振り返りが出来、講義内容をある程度深めることが出来ました。しかしながら、ディスカッション時間が少なかったため、講義内容を深めるのに不十分さを感じました。

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