SAカレッジ21年度 コースⅡ第3回月例会 参加者の声
吉澤 誠(よしざわ まこと)特任教授・名誉教授
「カメラによる健康センシング ~身体映像からの生体情報抽出~」
6月9日、コースⅡ第3回月例会開催されました。講師は、産学連携機構 イノベーション戦略推進センター 吉澤 誠(よしざわ まこと)特任教授・名誉教授。講義テーマは「カメラによる健康センシング ~身体映像からの生体情報抽出~」でした。
新型コロナウイルスは世界中の人々の心身の健康維持に脅威を与えています。今講義では、アフターコロナで特に重要となる在宅・非接触・遠隔での体調モニタリングサービスの可能性についてお話いただきました。
今回は特に労務管理、介護福祉、学校・保育への応用についての展望を解説いただきました。
参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。
ご意見・ご感想(抜粋)
講義が参考になった理由は?
- 生体情報を活用したビジネス・商品は高齢者・介護サービス分野では今後必須になってくるものだと認識しております。様々な生体情報を活用して、介護サービスの生産性向上につながると理解できました。
- 「魔法の鏡」について、自社にて取り扱う立場にあり、詳しい説明を吉岡教授より授業頂けた事。
- 日常の中で健康管理ができる仕組みを知ることができ、アプリの開発に有効であったため。
- メンタルヘルスに関する新サービスの検討を行っており、ストレスの定量化に関する技術について探していた為今回の講義は大変勉強になった。企業におけるストレスチェックは、厚生労働省が定める問診票(自己回答)によるものが一般的だが、回答者が結果を予測して回答内容をコントロール出来たりその日の出来事や気分から結果が変わる為、信頼性に課題がある。非侵襲且つ遠隔でも対象者のストレスレベルを診断できるのであれば、就労者のストレスチェックを始め、非常に展開性のある技術だと思う。
- 以前LF/HFを計測するアプリケーション開発に携わったことがあり、他の指標を含めたお話をお聞きすることができたので。
- カメラでのセンシング方法の概要がわかった
- 脈拍や脈波のセンシングについて、関心があったため
- 非接触で測定できる鏡の話は聞いたことがありましたが、仕組みを知ることが出来て大変よかったです。一定秒数の停止が必要であったり、必要な情報量が多かったりと、制限事項について事例を含めて紹介いただけたため、理解しやすかったです。
- ウエアレスのセンシング技術の発達について学ぶことができました。
- afterコロナ、withコロナのニューノーマルはオンライン社会・手続きのサービス開発の推進が必須と考えているため。
- カメラで取得したデータを基にどのように生体センシングができるのか、原理のところから含めて詳細に説明いただき、分かりやすかった。
現在社内で非接触ツールで体温などの身体情報を取得しようとしており、そちらに活用できるのではないかと感じたため - BtoBビジネスでいろいろ検討できそうな要素がいろいろありましたし、先生の研究の今後の計画にも面白いものがいろいろありましたので、大変勉強になりました。
- カメラを用いた健康センシングの原理を知ることができたため。またその応用アイデアについても知ることができたため。
- 特別養護老人ホームを経営しています。認知症があってじっとできない、皮膚が弱い高齢者にとって、ウェアラブルからウェアレスになるのは、画期的なことで、今後の進化を期待しています。
- 最新の情報とその基礎を学ぶことができた。
- 大変貴重なお話をありがとうございました。カメラによる健康センシングは昨年ころから気になっていました。大まかな仕組みなどは聞いたことがあったのですが、具体的に講義で説明をいただき、理解することができました。
- 動画からのバイタル情報取得については興味があり、いろいろ事業性の可能性もあるかと思っています。現状の状況、課題や方向性が聞けて有用でした。
- 現在当社では、バイタルからストレス状態を取得し、他に取得できるセンサデータを組み合わせて感情に近いものを連続的にロギングし続ける技術を考えている。映像から脈波を取得できることは以前から知っていたが、具体的な仕組みまでは知らなかったため、大変参考になった。
- カメラ画像で脈波などの生体情報が取れるのは面白いと思いました。
- 非接触のセンサーでの生体情報のセンシングについては知見がほとんどなかったため、勉強になりました。
- 遠隔診療や、非接触センシングの事業開発を進めており今後の開発要件を考える上で大変参考になったため。
- 映像から生体情報を抽出する技術の動向をよく理解できた。また、吉澤先生が可不可の判断をはっきりしていただけたため、映像診断技術の適正領域についても判断する材料を得られた。
- 当社の別の部署でデバイスとの連携による健康情報の取得、活用について検討を行って、当該部署との連携したサービス企画に資するものになるため。
- カメラによる健康センシングの最新技術について、理解することができたため。
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