SAC東京6期コースⅡ第9回月例会 参加者の声

12月10日、SAC東京コースⅡ第9回月例会 参加者の声

12月10日、SAC東京6期 第9回月例会開催されました。講師は東北メディカル・メガバンク機構長、東北大学医学系研究科 山本 雅之教授。講義テーマは「東北メディカル・メガバンク計画とゲノム医療」でした。

最近、ゲノム医療という言葉を新聞等で見かけない日がありません。

ゲノムとはDNAに含まれる遺伝情報全体を指します。ゲノム情報は体をつくるための設計図のようなものです。それらを網羅的に調べた結果をもとにして、より効率的・効果的に病気の診断と治療などを行うのがゲノム医療です。

山本先生は、わが国におけるゲノム医療のフロントランナーです。山本先生が率いる東北メディカル・メガバンク機構では、東北の被災地の医療支援に取り組みながら、日本人独自のゲノムコホートを構築し、それを基盤とした新しい個別化予防・医療の創出を目指しています。

未来型医療とはどのようなものになるのか。健康寿命延伸に直結する講義内容は非常に興味深く、大変好評でした。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。


ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • ゲノムデータのメガバンクが、こんなにも進んでいるのだと刺激を受けました。普段、なかなか見ることのない分野のため、非常に有意義な講義でした。
  • 東北メディカル・メガバンクのことを初めて知った。情報バンクに興味があるので非常に参考になった。
  • メディカルメガバンク計画の壮大さ、必要性、また活用の自由度をお聞きして、世界一素晴らしい研究をされていることを知りました。近い将来、出生時にゲノム解析が当然のように行われ、データ化され、個別医療や予防医学が加速するように想像します。ゲノム・オミックス情報を活用した層別化創薬についても、低コストで創薬が可能なように思いました。
  • ゲノム解析の重要性がわかったため
  • コース1で受けたTMMOの話を更に深く聞くことができて非常に興味深かった。つくづく、東北大震災から端を発したTMMOは素晴らしい意義をもったプロジェクトだと感じ入りました。コロナ禍を受けて、生体資料のとりまとめをTMMOが引き受けるというお話は非常に素晴らしいことだと思いましたので是非とも実現に向けて先生に頑張っていただきたいです
  • これまでの講座の中で、一番感銘を受けました。研究成果はもちろんのこと、この壮大なメディカル・メガバンク構想を進められる上で、この構想をささえる様々なプロジェクトにひもづく人々のエピソードも非常に魅力的で、胸を熱くしました。研究者の仕事、研究活動を社会に活かすとはこういうことなのか、ということをほんの少し理解することができたような気がいたします。くわえて、質の高いコホートをつくることができたのも、東北というエリアだからこそ、ということを講座を通して知ることができました。東北大学が持つ使命をあらためて感じました。なかでも、コホートづくりに向けた粘り強いリクルーティングについて、大変強い興味を持ちました。
    今回の講座で、随処に先生のお人柄とこの活動への情熱、ともに取り組む人々への敬意、深い愛情が感じられましたが、これを適切な言葉に表現できないのがもどかしいです。申し訳ございません。
  • コースIを受講しています。昨年のコースIIのときは、仕事で、先生の講義を逃しました。村田先生から、スゴイ講義だとお聞きしていましたので、とても残念でした。今年、神戸から伺うのは大変だと思っていましたが、オンライン・優待制度の活用で、受講出来て嬉しかったです。講義で質問もさせて頂きましたが、今、先生のコロナの研究にこそ、国(私達の税金)が支払われるべきだと思います!先生、官僚にも負けず、突き進んで頂きますよう、よろしくお願い致します。
  • ゲノム医療の促進、データバンク化に向けた取り組みにおける苦労した点など、興味深い実情を交えてお話頂けた点が参考になりました。
  • 最先端のゲノムを踏まえた個別化予防と個別化医療の詳しい話を聞けて、希望のある未来を知ることができたことです。
  • 貴重なデータを蓄積された取り組みを知ることができた。先生の熱意が伝わり、楽しく講義を受講することができました。
  • この月例会に参加させていただき、震災をきっかけに、メガバンク機構が設立され、未来型医療に向けての研究がなされていることを具体的に知ることができました。また、それを支える人材育成が大事で、対面で理解しあい協力しあうという関係作りが最終的に医療を支えることに繋がっていることも実感できました。通信販売業で、なにかできることがあるのか? 少子高齢化社会で、今年はコロナ禍で、未来について考えるよい機会となりました。ありがとうございました。
  • 大変丁寧にご説明いただき内容がよく理解できました。

アイスブレイクが有用だった理由は?

  • 少し疑問に思った点や、分からないワードを村田先生がお尋ねくださったため、非常にすんなりと講義を受講できました。
  • 数多くのご質問をしていただいたので参考になった。
  • 頭の整理をさせていただくことと、専門用語を聞き流してしまっていることがよくあるので、村田先生のアイスブレイクは非常にありがたいです。
  • 話をまとめて下さるのでとても助かります
  • 調べなければと思ったワードを解説していただいてわかりやすかったです。
  • わからない言葉がたくさんあって、村田先生がすべて聴いてくださって助かりました。
  • カタカナ言葉のわかりにくさが、明確になってよかったです。
  • 専門用語などが多く理解が進まない場面もありましたが、そこを的確に補足いただけるようなアイスブレイクでした。
  • 馴染みのない言葉など疑問点について村田教授より質問していただいて理解が深まったこと。
  • 専門用語を理解することができました。
  • 事前の資料から、専門用語をあらかじめ調べていたのですが、合致しきれなかったので、村田先生のアイスブレイクで救われました。適度にまとめをいれていただいたお陰で、頭の中の整理もすすみ、有意義でした。
  • 中間での整理は有効だから。
  • 今回は用語の確認が多かったのですが、自分にはなじみのある用語であったため。途中途中のサマリー、解説は講義を理解するのに大変助かっております。 

グループトーク、グループ質疑が有用だった理由は?

  • やはり、多業種の方とのディスカッションは有意義だと思います。また、今回のグループの方で事前に予習をされている方がいて、私も事前に予習すべきと感じました。
  • 少し専門的な内容により想像が進まなかった人もいたようですが、様々な視点からの議論で盛り上がった。
  • まだあまりメディカルバンクのような考え方は浸透していないということを感じたという意味で参考になった。
  • 皆様と職業が異なるため、違う発想をお聞きすることが刺激的です。
  • 大人数で質疑するより充実しているため
  • いつも思う事ですが他社様からの質問が自分にない切り口で、とても新鮮に思います。
  • 石黒さんの、より精度の高いアウトプット(質問)をつくりあげましょう、という熱意を感じました。
  • 自分がグループリーダーのときを思い返すと、意識が低かったことを反省しました。
  • コースが違うので、初めてお会いする方が殆どでしたが、いろんな議論ができて、良かったです。
  • 参加された方の所属に基づいた質問が多く、弊社では気づきにくいところを質問として挙げていただいた点がとても参考になりました。
  • 各メンバーの担っている業務から生まれる課題意識を知ることができたこと。
  • チームの皆さんが同じ観点の疑問を持っていた。
  • いろいろな立場の方から、独自の視点でご意見いただき、はっとすることが多かったです。知見が広がったと思います。
  • 参加者の関心領域やレベルが違うので、びっくりする質問もあるが自分の興味との相違も感じるから。
  • 他の業界の方が同じ情報に対してどういう意見を持つのかということ自体が新鮮です。新規事業を検討している自分には参考になることが多い。
  • 他業界の方の興味の持ちどころがわかりましたし、自分自身が聞きたいことも聞けました。

過去のSAC東京月例会 事務局レポートはこちら
過去のSAC東京月例会 参加者の声はこちら

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