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SAC東京4期コースⅠ第7回月例会 参加者の声
12月20日、SAC東京コースⅠ第7回月例会 参加者の声
12月20日、SAC東京4期 第7回月例会開催されました。講師は、大学院生命科学研究科 脳情報処理分野の筒井 健一郎教授。講義テーマは「脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか?」でした。
私たちの脳の神経ネットワークには元気ややる気を感じさせる「報酬系」と、恐怖や不安を感じさせる「罰系」があります。また、これらの働きに関わる脳内物質が、ドーパミンやセロトニン等のモノアミンと呼ばれる物質です。
近年、これら「報酬系」「罰系」が、人の行動に対して様々な影響を与えていることがわかってきました。
ビジネス現場では消費者の潜在的な消費性向を理解し、購買行動を理解することが不可欠です。そのためには脳内の「報酬系」「罰系」の仕組みの理解が極めて有用です。
今回は、複数の消費行動事例を取り上げ、脳の「報酬系」「罰系」が、どのように働くのかを事例を踏まえてお話しいただきました。
参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。
SAC東京コースⅠ第12回月例会 事務局レポート
3月15日開催 SAC東京コースⅠ第12回月例会 事務局レポート
第2期コースⅠ第12回月例会(最終回)は、講師の筒井健一郎准教授による「脳内の『報酬系』『罰系』は消費行動にどう影響するか?」と題した講義です。
「4月から教授へ昇格する筒井先生です」と司会から紹介され、照れながら登壇した筒井准教授は「消費行動については専門外ですが、脳科学から言えることを説明していきます」と口火を切りました。
人の脳-神経回路
ヒトの脳は神経細胞(ニューロン)が繋がって形成された「神経回路」に電気的な興奮が伝わることによって、その機能が発揮されます。それは電子回路と似ているので「神経回路を形成している」と表現されます。例えば小さい頃に誰もが試したことがある伸張反射、ハンマーで膝を叩くと筋肉から電気的興奮が脊髄まで伝わり、同じ筋が収縮するように脊髄から指令が出され足がピクッと上がります。