SAC東京3期コースⅠ第11回月例会 参加者の声

2月22日開催 SAC東京コースⅠ第11回月例会 参加者の声

2月22日、SAC東京3期 第11回月例会が開催されました。講師は、東北大学 生命科学研究科 脳情報処理分野筒井健一郎教授。講義テーマは、「脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか?」でした。

ドーパミンやセロトニンなどの脳内物質は脳内の「報酬系」「罰系」の働きに深く関わります。本講義では、「報酬系」「罰系」の仕組みを理解した後、それらが消費行動にどのように働くのか、複数の事例を取り上げながらの解説がありました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 消費行動や人間の心理状態に脳内ホルモンの働きがいかに重要な働きをしているか、そして、そのホルモンを効率よく放出する方法など具体的に知ることができ非常に参考になった。
  • ドーパミン、セロトニンについて理解を深めることができた。また、ドーパミンを増やす上で意識しなくてはいけないことがわかり生活の質も変えていけるのではないかと思いました。
  • 科学的な知見を基にお話された点が、とても参考になりました。
  • ドーパミンやセロトニンという言葉は市場に出回りいろいろ尾ひれがついた話がある中、この講義で機能面の正しい理解ができた。
  • まさにインセンティブ付帯商品の開発を検討しており、報酬・罰の基本概念を理解することでよりよい開発に活かせるため。
  • ドーパミン、セロトニン、オキシトシン等、体系的に理解できて、高齢者における受容体の減少に伴う、性格特性が出やすくなるなど、職員にも伝えて、対応していければと思う。
  • 脳科学の話は初めて聞き、勉強になりました。
  • 神経回路における伝導・伝達の仕組みと脳内物質の生成の仕方、効果を知ることができ、日常生活や仕事に従事する中で、セルフコントロール面でも役立つと感じつつ拝聴いたしました。
  • 物理的なインセンティブは飽きられやすいこと、結果としてうれしいことにつながる精神的なインセンティブに切り替わる仕組みを作るのが大切であること、良い学びとなりました。ドーパミン測定がヒトではまだ大掛かりで簡単ではないとのこと、早く簡易的な測定指標ができるとQOLの1つとして非常に有用であると思いました。
  • 人のやる気を持続させるための対策についてヒントが得られたから。
  • 薬ではなく物理的な脳への刺激で認知症を改善できる可能性があることが分かった。
  • ドーパミンおよびセロトニン放出促進に有効な生活習慣を知ることができた。

村田特任教授のアイスブレイクが有用だった理由は?

  • 相変わらず質問が的確でとても参考になりました。
  • 講義で使用される言葉の定義などの曖昧さを解決してもらえることは大変有用。
  • いつも思いますが、研究者である先生のお話をビジネス視点で噛み砕いていただけるのは大変助かります。
  • 神経回路において、単純接続でつながっていると、単純作業にしか結びつかず、電気シナプスが媒体となることで、より複雑なことができ、調節できるという点等、勉強になった。
  • 基礎知識の整理ができました。
  • 質問いただくことで理解が深まった。
  • 講義内容の補足説明をありがとうございます。
  • 機序を整理していただいた点がわかりやすかった。
  • 講義内容をより深く理解できたため。
  • 不明点がクリアになった。

グループトーク、グループ質疑が有用だった理由は?

  • 異業種の方達と話し合うことで色々な角度で、物を考えられるのでとても有意義な時間だと思う。
  • 個々の参加者が自分のビジネスの内容に立って報酬系や罰系を考えることで、限られた自分の経験の枠を超えることができる。
  • 今回のメンバーは「どうやったらビジネスにつながる話を引き出せるか」を全員で考えることができたため、大変勉強になりました。同じチームのメンバーに感謝したいです。
  • 初参加の方もいらしたが、各々の視点で議論出来て、有意義でした。
  • 交流ができました。

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