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2月3日放送 NHK総合「チコちゃんに叱られる!」に瀧 靖之 教授が出演されました

SAカレッジの講師でもあり、加齢医学研究所 機能画像医学研究分野、スマート・エイジング学際重点研究センター 副センター長、瀧 靖之(たき やすゆき)教授が、2月3日放送 NHK総合「チコちゃんに叱られる!」に出演されていました。

ご自身も10歳のお子様がいらっしゃる瀧先生。「子どもがいたずらを注意されても繰り返すのはなぜ?」というチコちゃんの疑問に、分かりやすく解説されていました。

子どもがいたずらを注意しても繰り返すのは、いたずらをすることで、親が反応すると想像し、興味を持ってもらえたことで(怒ってはいますが)、ドーパミンが出て脳内は気持のよい状態になっている、ということでした。叱られるのを楽しんでいる様子なのは、理性を司る前頭葉が未発達のためブレーキがきかない状態であり、脳内作用によるものであり、本人の性格によるものではないそう。

ですから、子どものいたずらには過剰に反応せず、どうして困るのかを冷静に説明することで、自然にいたずらはなくなっていくというようなお話でした。

加齢医学研究所 瀧研究室

加齢医学研究所にある瀧先生の研究室では、大規模脳MRIデータベースを用いた脳発達・加齢に関する研究遺伝子と脳形態、認知力との相関に関する研究脳画像を用いた認知症予防に関する研究をされています。

産学共同研究について
経済・社会的ニーズと大学における多様な研究シーズを組み合わせた産学共同研究について、特に超高齢化社会への対応という観点から脳発達、加齢及び生活習慣、遺伝要因など幅広い研究の推進に取り組まれています。

国際共同研究について
スマートな生活環境を高齢者に提供するために、情報通信技術に基づき外部情報および日常生活環境に埋設したセンサを介して得た情報から、ビッグデータ解析や人間の感情や感性を推定するコンピューターの最新技術を用い、個人の性格特性や感情を推定し、個人に合わせたアドバイス、セルフケア能力等を向上させ、自立した生活の延伸を目指すという研究プロジェクト「仮想コーチングシステム(e-VITA)」の日本代表機関として活動開始されています。このプロジェクトは、欧州委員会の研究枠組計画Horizon 2020および総務省の令和2年度戦略的情報通信研究開発推進事業との共同事業に採択された、欧州と日本の研究機関が連携して提案するものです。

スマート・エイジング学際重点研究センターについて

認知症の予防のためには、先端の生命科学領域から得られる知見をいち早く実践し、社会実装を進める必要があります。スマート・エイジング学際重点研究センターは、学内部局・学外組織と連携しながら認知症予防・治療を飛躍的に推進させていくことを目的としています。瀧先生は、スマート・エイジング学際重点研究センターの副センター長もされています。

CogSmartについて

瀧先生は株式会社CogSmartの代表取締役もされています。東北大学加齢医学研究所発の医療・ヘルスケアサービス企業であり、最新の医学的知見及び研究成果をもとに、「認知症にならない健康脳づくり」「生涯健康脳」の社会的な普及を目指されています。

脳はどのように発達するのか?加齢とともに衰えるのか、それともまだまだ成長する可能性があるのか?
脳医学とテクノロジーの成果を一人ひとりの手元に届けることで、いつまでも健やかに暮らすことができるサービスを提供することを使命としています。

産学共創にご興味のある方はこちら

SACプロジェクトとは東北大学の生命科学・健康寿命延伸・スマート・エイジング分野の知的資産と民間企業の事業資源とを組み合わせて新規事業を「共創」するための活動です。たくさんの産学連携実績のある東北大学には様々なシーズと事例があります。ライフサイエンス分野での産学共創について、企業と大学とをつなげるノウハウが、SACにはあります。下記リンクよりお問合せください。
SACプロジェクトに関するお問い合わせはこちらから

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元気を生み出す「報酬系」と「ドーパミン」

報酬系を活性化、ドーパミン分泌で元気になる

私たちは何かを達成したときや誰かに褒められたとき、嬉しく感じたり、もっと頑張ろうという気持ちになったりします。
実はこういうときに、脳内の「報酬系(ほうしゅうけい)」という神経ネットワークに「ドーパミン」という神経伝達物質が放出され、私たちに「元気」や「やる気」「わくわく感」を感じさせます。

ドーパミンは、かつて「快楽物質」と呼ばれていました。しかし、報酬系に詳しい東北大学の筒井健一郎教授によれば、ドーパミンには「元気」や「やる気」、「求める気持ち」を生み出す役割があると考えられています。

SAC東京4期コースⅠ第7回月例会 事務局レポート

SAC東京第7回月例会コースⅠは講師・大学院生命科学研究科の筒井健一郎教授によるテーマ「脳内『報酬系』『罰系』は消費行動へどう影響するか」の講義です。

筒井教授はサルを使った高次脳機能研究の第一人者ですが、さらに人間の脳機能イメージング研究も行っています。

 

SAC東京3期コースⅠ第11回月例会 参加者の声

2月22日開催 SAC東京コースⅠ第11回月例会 参加者の声

2月22日、SAC東京3期 第11回月例会が開催されました。講師は、東北大学 生命科学研究科 脳情報処理分野筒井健一郎教授。講義テーマは、「脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか?」でした。

ドーパミンやセロトニンなどの脳内物質は脳内の「報酬系」「罰系」の働きに深く関わります。本講義では、「報酬系」「罰系」の仕組みを理解した後、それらが消費行動にどのように働くのか、複数の事例を取り上げながらの解説がありました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

SAC東京コースⅠ第12回月例会 事務局レポート

3月15日開催 SAC東京コースⅠ第12回月例会 事務局レポート

第2期コースⅠ第12回月例会(最終回)は、講師の筒井健一郎准教授による「脳内の『報酬系』『罰系』は消費行動にどう影響するか?」と題した講義です。

「4月から教授へ昇格する筒井先生です」と司会から紹介され、照れながら登壇した筒井准教授は「消費行動については専門外ですが、脳科学から言えることを説明していきます」と口火を切りました。

人の脳-神経回路

ヒトの脳は神経細胞(ニューロン)が繋がって形成された「神経回路」に電気的な興奮が伝わることによって、その機能が発揮されます。それは電子回路と似ているので「神経回路を形成している」と表現されます。例えば小さい頃に誰もが試したことがある伸張反射、ハンマーで膝を叩くと筋肉から電気的興奮が脊髄まで伝わり、同じ筋が収縮するように脊髄から指令が出され足がピクッと上がります。

SAC東京コースⅠ第12回月例会 参加者の声

3月15日開催 SAC東京コースⅠ第2回月例会 参加者の声

3月15日、SAC東京2期 第12回月例会が開催されました。講師は生命科学研究科 脳情報処理分野 の筒井 健一郎教授。講義テーマは「脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか?」でした。

ドーパミンやセロトニンなどの脳内物質は脳内の「報酬系」「罰系」の働きに深く関わります。本講義では、「報酬系」「罰系」の仕組みを理解した後、それらが消費行動にどのように働くのか、複数の事例を取り上げながらの解説がありました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

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