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元気を生み出す「報酬系」と「ドーパミン」
私たちは何かを達成したときや誰かに褒められたとき、嬉しく感じたり、もっと頑張ろうという気持ちになったりします。
実はこういうときに、脳内の「報酬系(ほうしゅうけい)」という神経ネットワークに「ドーパミン」という神経伝達物質が放出され、私たちに「元気」や「やる気」「わくわく感」を感じさせます。
ドーパミンは、かつて「快楽物質」と呼ばれていました。しかし、報酬系に詳しい東北大学の筒井健一郎教授によれば、ドーパミンには「元気」や「やる気」、「求める気持ち」を生み出す役割があると考えられています。
どんな時にドーパミンが分泌される?
ドーパミンが放出されやすくなるのは、次の3つの場合です。一つ目は、不確実な嬉しい出来事を期待しているとき。例えば、宝くじを買って、当たるかどうかはわからないけど、当たった場合のことを考えてワクワクしているようなときです。
二つ目は、予期していなかった嬉しい出来事が起きたとき。例えば、宝くじが当たったとき、万馬券を取ったときです。まさか当たると思ってなかったものが実際に当たったときです。
三つ目は、嬉しい出来事が確実に起きると予想されたとき。例えば、会社を退職して、3カ月後に念願の海外旅行に行くと決めて、すでにチケットも予約してあり、その日が来るのを待っているときで〝もういくつ寝るとお正月〟型ともいえます。
毎月の給料日やボーナスの支給日、年金支給日が近づいて待っているときも同じです。ちなみに、コンビニでは年金支給日が近づくと大きなサイズのアルコール飲料の売れ行きが増えますが、これも同じです。
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