SAC東京4期 第2回産学連携フォーラム 事務局レポート

SAC東京第2回産学連携フォーラム 事務局レポート

第2回産学連携フォーラム事務局レポート、開催日は2018年11月22日(木)の午後です。

第2回目となる産学連携フォーラムは、通常の月例会を発展させ、SAC東京参加企業の皆様が一堂に学び合える機会として開催させていただきました。

構成は以下の3部構成です。

【第一部】スマート・エイジング研究最前線

第1部は東北大学の若手研究者3人が「スマートエイジング研究最前線」をテーマにした各発表を行いました。その次に川島隆太教授が補足説明を行い、ビジネスへ応用するための糸口を解説して行きました。

 

 

1.シェアされやすい動画広告を脳科学で予測する

加齢医学研究所人間脳科学研究分野
研究員:元木康介

 

 

2.視線計測で無意識の心の動きを探る

医学系研究科
博士後期課程3年:齋藤俊樹

 

 

3.脳科学の経営への応用:意思決定から瞑想脳科学まで

加齢医学研究所人間脳科学研究分野
研究員:影山徹哉

 

 

■解説及びSAセンター・加齢研での研究活動紹介

川島隆太教授

 

 

 

【第二部】参加企業による商品・サービス紹介ピッチ

第2部は異業種企業6社による「商品・サービス紹介ピッチ」です。
各社の最新の商品・サービス動向とその勘所が把握できる極めて効率的な情報入手機会です。
さらに発表企業にとっては自社商品の開発アピールとなり、さらには異業種交流を呼びかける場となっています。

1.株式会社Neu 糸藤友子様
テーマ「約30gの超小型脳活動計測器で、いつでもどこでも脳を計り鍛える新サービス」

2.富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社 藤森洋一様
テーマ「 人生100年時代の”楽しく健康”を目指すチャレンジ」

3.コープ東北 北村卓哉様
テーマ「家族の中に気軽に健康寿命延伸のとりくみを!」

4.小林製薬株式会社 山下耕作様
テーマ「温熱効果で生涯健康生活 共創のご提案」

5.オムロンヘルスケア株式会社 高桑暢浩様
テーマ「オムロンコネクトサービス紹介」

6.クラシエホールディングス株式会社 稲益悟志様
テーマ「冷えにMIXアプローチ」

小川事務局長がモデレータを務めました。

【第三部】グループトーク&発表・アドバイス

第3部はグループトークとグループ別発表・質疑です。
参加者が8グループに分かれ若手研究者とピッチ発表企業ご担当者がグループリーダーを務め、コラボの可能性についてディスカッションを行いました。グループリーダーは第1部と第2部の発表者がつとめました。

その結果をグループリーダーが発表します。
それに対して、川島教授が学術的観点から、村田特任教授がビジネスの観点からアドバイスを行っていきました。

 

意見交換会

産学連携フォーラムを終えて会場を変えて意見交換会を開催しました。グループトークはこの場にも引き継がれ、産学連携フォーラムの目的が果たせたように思います。

最新情報をインプットし、次は自分の強みを生かしてアウトプットしてみること、さらに異業種の視点からディスカッションをして深掘りしてみること。
そこに学術視点とビジネス的視点を加えてみること。
これらの繰り返しが新たな研究とビジネスを生み出して行きます。

人生100年時代に必要な産学連携、産産連携の手法が垣間見えてきました。
これからの参加企業同士の動きが楽しみです。

 

 

 

 

 

 

以 上

(文責:SAC東京事務局)

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