SAカレッジ22年度 コースⅡ 第7回月例会質疑セッション 参加者の声
山本 雅之 教授「東北メディカル・メガバンク計画とゲノム医療」
2022年10月18日、SAカレッジ22年度コースⅡ第7回月例会 質疑セッションが開催されました。講師は、東北メディカル・メガバンク機構長、東北大学医学系研究科 教授(医化学分野) 山本 雅之(やまもと まさゆき)教授。講義テーマは「東北メディカル・メガバンク計画とゲノム医療」でした。
参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。
ご意見・ご感想(抜粋)
質疑セッションが参考になった理由は?
- 山本先生のことはNrf2のお仕事のほうで存じ上げておりましたが、メディカル・メガバンクのほうでのご活躍は存じ上げておらず、たいへん感銘を受けました。医学やアカデミアのみならず社会全体においても大変意義のあるプロジェクトを進められていらっしゃると感じ、創薬以外の面でも大きな可能性を感じました。NGSの運用コストが下がり、世に浸透している時代になったとはよく耳にしていますが、これほどまで大々的に活用されている事例を身近に知れて大変勉強になりました。
- 最新の研究動向と他社の研究員の意図する部分が分かったため。
- NRF2の生体防御システムについて学習できた。また、今回メガバンクの意義をさらに理解することができた。
- 今後、ゲノムデータがさまざまな分野で活用できることが理解でき、また未来への大きな可能性が見えたため。
- アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に関する遺伝的要因の有無や、今後継続調査で分かるであろう老化に関するゲノム情報は、我々の研究領域にも大きく関連してくるものと思われる。
- ゲノム解析による健康管理や病気の診断・予測の技術が進み、これらの情報を受診者と共有できれば健康の意識がたかまるのではないかと感じました。
- 個人の健康に関するデータを集めてデータベース化し、個人に合った食サービスを提供する事業に関心があるので参考になった。
- パーソナルヘルスケアマネジメントは今後とても重要なキーワードだと思います。医療費削減という観点からも、治療から予防(診断を含む)へシフトせざるを得ない中、当社でもサプリメント販売をしており、健康な状態での健康維持そして予防をパーソナライズしていくべく検討しておりますので、今後の情報収集をしていきたいと思います。
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タグ:ゲノムコホート, 予防医療, 全ゲノム解析, 山本雅之, 東北メディカル・メガバンク機構
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