SAカレッジ21年度 コースⅡ 第11回月例会 参加者の声

中瀬 泰然 講師「認知症の詳しい病態とその予防策」

2022年2月9日、SAカレッジ21年度コースⅡ第11回月例会開催されました。講師は、スマート・エイジング学際重点研究センター 講師、東北大学病院 加齢・老年病科 副科長 中瀬 泰然(なかせ たいぜん)講師。講義テーマは「認知症の詳しい病態とその予防策」でした。

超高齢社会で認知症の患者数は増え続け、社会医療的な問題となっています。認知症の症状や病態を理解することは、認知症の診療のみならず日常生活でケアを行う上でも重要です。

本月例会ではアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症など代表的な認知症の病理学的背景の知見を深めました。また、若年性アルツハイマー病症例の経過・検査所見より若年性アルツハイマー病の原因を解説していただきました。
さらに、最近注目されているアルツハイマー病の発症要因や悪化要因を提示、これからの対策について考えていきました。

多数の臨床研究を通じて、新たな治療方法の開発や病態の解明に挑んでいる中瀬先生のお話を聞ける貴重な機会となりました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。


ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 認知症予防に有効な食品素材の開発に取り組んでおり、認知症の基礎から新しい研究まで知ることができて参考になった。
  • アルツハイマーと便の関係が参考になった。
  • 認知症とその実際について、知らなかった内容が良く分かった
  • 認知症の病態を詳細に学ぶことができたため。また、腸内細菌叢との関連を知ることができたこと。
  • 認知症に至るまでのメカニズムについて知ることができ、非常に参考になった
  • 親戚に認知症の方がおり、本人よりそれを支える周りが大変そうだという印象がありました。早期発見により進行を遅らせることが出来ること、また薬なども適用される場合があることを聞き、大変勉強になりました。自分でも早期に気付けるような、または周りに気づいてもらえるような仕組みや関係づくりをしていく必要があると感じました。
  • アルツハイマーや認知症の症について学ぶことができた。また、認知症の兆候を様々な視点から見つけることができる可能性があることを学んだ。
  • 自身の年代としては、「認知症」に対してじっくり考える機会が無かったため、勉強になりました。
  • 認知症とはどういうものか、また意欲低下やうつ病など初期症状や、老老介護、独居老人といった状況が認知症検査のハードルになっている、という事実を学ぶことができ、認知症の根本的な課題を捉えることができました。
  • 認知症医療の歴史と現在地点について知ることが出来ました。
  • 認知症研究の最新情報についてご紹介頂いたことが大変役立ったです。まだまだ認知症克服には遠い道のりであること分かりました。有難うございます。
  • 認知症研究の最新情報をお聞きすることができたため。アルツハイマー病の発症・悪化には腸内細菌や心房細動、睡眠リズムなど様々な要因が指摘されている点が非常に印象に残った。
  • 認知症の最新の研究状況を知ることができたため。特にアルツハイマー病の発症・悪化との関連で、腸内細菌や心房細動、睡眠リズムなど様々な要因が指摘されている点が印象に残った。
  • 「認知症」を漠然とひとくくりに捉えていたが、種類があることを理解できた。また、認知症についての「課題」は多面的であり、患者だけではなく介護者の側面も多くあることに気づいた。
  • 認知症に関して概要を体系的に理解できた
  • 認知症の種類に応じて、対応が変わることを良く理解できたため。
  • 認知症について、興味深い内容を伺うことができた
  • アルツハイマー病と排便との関係が分かりました。

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