SAC東京6期コースⅢ第1回月例会 参加者の声

5月27日、SAC東京コースⅢ第1回月例会 参加者の声

5月27日、SAC東京6期 第1回月例会開催されました。

講師は、東北大学大学院工学研究科化学工学専攻 渡邉 賢教授。講義テーマは「超臨界で天然物がお宝に?~新しい食品加工と廃棄物処理技術~」でした。

超臨界流体は、固体、液体、気体に加えて発現する、第4の状態です。

この状態ならびにその過程も含め、特に二酸化炭素と水の超臨界状態(およびその周辺の亜臨界状態)を利用したプロセスが、衣(+医)食住環境の分野で実用化されており、さらなる用途展開も期待されています。

今回は、超臨界流体を次の4つのパートに分けて解説頂きました。

  1. 実用事例を通して、超臨界流体を用いることの利点を理解する
  2. 超臨界流体とは何かを、物性の観点から理解する
  3. 講師の研究内容を紹介し、特に資源活用の観点での超臨界利用を理解する
  4. 超臨界流体普及の課題を挙げ、日本での状況を他国と比較することで、その解決策を考える

超臨界流体は主に溶媒です。それがより広く利用されることで二酸化炭素排出や廃棄物問題のいくつかを解決できる可能性があること、そして天然物をお宝にできる可能性があることをお話頂きました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。


ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 超臨界流動プロセスというものを恥ずかしながら初めて知りました。その理論から実用事例まで非常に分かりやすくご講義下さり大変参考になりました。
  • 全く無知な状態でも興味・関心が湧くように進行していただきました。目の前のコロナウイルスへの消毒に何か活用方法はないか、もっと詳しくお聞きしたいと感じました。
  • 弊社では活性炭に加え、種々のプラスチック(PVDFやPGAなど)を製造・販売しているため、再利用の問題は大きな課題の一つであり、その解決方法の一つとしての超臨界の応用が興味深かったです。また、超臨界の用途として産業用途のイメージが強かったですが、食品や香りなど身近な物への幅広く展開可能であることを知ることが出来ました。
  • 超臨界の技術は活用の場面も多く、今の世界を大きく変える力があると感じワクワクしました。しかも、すでにワインのコルクなどにも適用されて、私が知らなかっただけで身近な技術になっているとは。飲み屋の緑のタンクやら、超臨界の作り方やら、大変面白く拝聴しました。後日、アイスクリームを買って、ドライアイスを袋に密閉してフリフリしてみたところすごいことになりました。大変勉強になりました。
  • 超臨界流体の様々な用途を伺うことができ、大変興味深かった。
  • 超臨界流体という今まで全く知らなかったシーズと出会えたから。
  • 全く知らない世界であったためためになった。加えて超臨界を活用したビジネスの可能性・ヒントを感じた
  • 「超臨界流体」をビジネスへ流用するという視点を全く持っていませんでしたが、デカフェ・染色以外でも健康食品・医療機器の滅菌処理など弊社(生命保険会社)と関連するヘルスケア領域へ応用できる技術であると分かり、大変勉強になりました。法規制が緩和され装置がより小型化すれば他の領域でも一気に活用が広がるのではないかと考えています。
  • 超臨界流体という言葉自体を知らなかったが、丁寧な理論の説明と、さまざまな製品への応用事例の紹介もあり、想像しやすかった。
  • 超臨界処理が滅菌・殺菌用途に用いることができるに対し、現在、当社では直近の課題であるコロナ対策の一つとしてカラオケルーム等の滅菌・殺菌に対してご質問させて頂き、どういった対応可能性があるか、ご回答頂けたこと。大変勉強とななりました。
  • 超臨界という技術は全く知りませんでしたが、非常に実用可能性が高く、応用範囲も広いということが分かり、大変勉強になりました。特にコロナ禍においても除菌でも使えるということで、新しい商品やサービスの開発につなげられる可能性があるということに、身近な技術であるということを感じました。また、弊社はガソリンスタンドを運営していることから、プラスチックから原油に戻すという技術が存在することにも大変関心を持ちました。
  • 今どきの高校の教科書には超臨界流体について記載があるとのことでしたが、私自身は知らなかったため、勉強になりました。洗浄・塗布・抽出・剥離と活用用途に多様性があり、コスト・法規制の面で課題があるものの、将来的な可能性を感じることができました。
  • 超臨界流体の可能性について、はじめて身をもって実感できたから。
  • 取り組まれている超臨界流体技術は日本の得意技術として発展できる可能性が高いと感じました。また廃棄物処理の分野でもプラントメーカーとのパッケージ化をすすめ、海外への展開による国際貢献を図れそうと感じました。装置の小型化や(競合の処理技術への優位性を含む)コストダウンをすすめ、さらなる業種への応用が拡大することを期待します。
  • 超臨界に特化した内容だったため理解もよく出来ました。そのためグループトークも話がしやすく意見が活発に生まれました。H20やCO2のような一般的には毒性の少ないものが有用な材料に生まれ変わるところに夢がありました。やっぱ大学はこうじゃないとですね。実際に現物を見てみたいと思いました。
  • 超臨界流体という技術は、洗浄等の技術だという思い込みがあったが、対象成分の抽出、添加、殺菌、召集、分解など幅広い作用を持ち、それが二酸化炭素、圧力、温度などのパラメータの調整により対象とする作用をコントロールできるという、環境、コスト、機能とバランスを取りうる将来性のある技術だということが理解できました。
  • 超臨界への期待が非常に大きくなりました。ありがとうございました。

アイスブレイクが有用だった理由は?

  • 理解に苦労していた理論等も改めて分かり易くなるご質問のお陰で理解するのに大変役立ちました。有難うございます。
  • 私の知識レベルでは、アイスブレイクで整理する時間があり助かりました。ありがとうございました。
  • 細かくセクションを分けて実施下さり効果的でした。
  • 聞きたいことを代わりに聞いていただきました。
  • 内容の理解を助ける上で、的確なご質問をいただき大変有用と考えています。
  • 超臨界流体の基礎(なぜCO2?液体?気体?圧力容器必要?)を確認できたから。
  • 頻繁にサマリーいただき、疑問点など解消できた
  • 先生のご説明自体が大変分かりやすかったのですが、アイスブレイクで章ごとに要点を端的にご説明いただき、大変有用でした。「超臨界流体は気体ではなく、あくまでも気体の性質を持つ流体である」という確認はこの分野に詳しくない私にとって理解が深まるものでした。
  • 講義のポイントが整理された。もう少し聞きたかったところを掘り起こしてくれた。
  • 講義の中で、自身の不勉強でついていけない部分等、村田先生が、再度ポイントを絞って、振り返りして頂いたり、そこで渡邉先生にご質問・ご回答して頂いたことで理解できる点が多かった。
  • 短いスパンでアイスブレークを入れることにより、それまでお聞きしたことを一旦頭の中でまとめることができ、次の段落に入る際にすんなり進むことができてよかったです。
  • 渡邉教授とは違った切り口での補足や質問、まとめをいただけて理解が深まりました。
  • オンラインならでは確認スタイルですが、その都度確認できて理解度が高くなっている実感はあります。
  • 水や二酸化炭素を溶媒にした「超臨界流体」が広範な領域で応用されていることに驚きを感じ、本編への期待が高まりました。
  • 各パートのレビューが非常に助かります。短期間での復習は記憶への定着が高いです。またノートとの突合もできて助かります。
  • 講義を全部終えてからの質問ではなく、途中でアイスブレイクをはさんでいただくことで、ポイントを理解したうえで次の話を聞くことができるのは、大変有用であったと思います。

グループトーク、グループ質疑が有用だった理由は?

  • 様々な観点のご意見は大変参考になります。
  • もっと気の利いた質問が出来ればと思いましたが、グループディスカッションがあるおかげで、他の方との感じ方の違いなどが分かり勉強になりました。
  • 日本において、基礎研究が盛んにもかかわらず、ビジネスが行われていない要因として、法規制以外に、採用実績がない新たな製品を実用化することに抵抗を感じる実態に考えさせられました。
  • 人体への直接の適用はまだできないにしても、人体に使うものへの適用事例はチア変興味深かった。質問が多く、その分いろいろな視点のお話が聞けたと思います。
  • 多くの質問が出され、自分としても気づきがあった。
  • 抽出ではなく付加できるか、人に使えるか、狙った成分を抜けるかなど自分にはなかった観点を色々聞けたから。
  • 参加者同士のネットワーク環境により議論が難しい部分もありましたが、グループリーダーの機転によりチャットを活用することでスムーズに対応できました。また、他グループの質疑についても大変参考になりました。
  • バックグラウンドが異なる出席者ごとの課題意識(法規制、コロナ対策など)に合わせ、的確な応答をしていただき、大変勉強になりました。
  • 自分では理解できなかったこともグループトークによってより深く理解できたり、人によって解釈が異なることもわかってよかったです。また、自分では気づかなかった疑問もあり、「確かに」と思うことも多くありました。
  • 自分とは違った視点での疑問点が聞けて参考になりました。
  • オンラインですとなんかせわしないですね。ただ、行うことが明確で案外スムーズにすすみました。参加されるみなさんの意識が高いことも理由の一つかと思います。
  • 活発な意見がでました。超臨界の可能性を感じてコストを知りたがる方、現業で活用できないかと性能を詳しく知りたがる方、など多様でした。勉強になりました。もうちょっと会話する時間は欲しいです。
  • 各領域のプロフェッショナルの方の観点から抽出される質問は、新たな観点の気づきとなりました。

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