SAC東京6期コースⅢ第1回月例会 事務局レポート
超臨界で天然物がお宝に~新しい食品加工と廃棄物処理技術~
コースⅢ第1回月例会は東北大学環境保全センター 化学工学専攻の渡邉賢教授による「超臨界で天然物がお宝に~新しい食品加工と廃棄物処理技術~」が講義テーマです。
渡邉教授は東北大学にしかない超臨界を専門とする超臨界溶媒工学研究センターで、天然物(水、二酸化炭素など)や廃棄物、身近にあって捨てているものを超臨界流体によって利用可能な媒体に変化させる研究開発を行っています。人間が生活しやすい環境や社会づくりがエンジニアの果たす役割であるとする「Human-Friendly」が研究室のコンセプトであり、バイオマス資源循環やバイオ分子によるグリーンプロセスの開発、コーヒーからカフェインを溶かす研究の紹介から講義が始まりました。
本日の講義は以下の4つの項目となっています。
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- 超臨界流体プロセス
- 物質の三態と超臨界
- 私の研究紹介:デカフェ+水熱反応による資源変換
- 課題は何か?