SAC東京3期コースⅠ第7回月例会 参加者の声

10月26日開催 SAC東京コースⅠ第7回月例会 参加者の声

10月26日、SAC東京3期 第7回月例会が開催されました。講師は免疫学、微生物学、歯学専門の小笠原 康悦教授。講義テーマは「免疫機能を活用して健康支援産業を創出する」でした。

小笠原先生は、わが国NK細胞研究、金属アレルギー研究の第一人者で、先生のチームは、T細胞受容体 レパートリーを世界一高精度で検出できる方法を既に開発しています。今回の月例会では、この検出手法を用いた技術シーズが紹介され、SAC東京参加企業と共同商品化について議論しました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 基礎医学分野のお話のため、非常に難しい内容でしたが、今後様々な方法で活用できそうな内容であったので、参考となりました。
  • ビジネスとして考えたときに、富裕層向けで、しっかりとパーソナルトレーナーをつけて、免疫モニタリングをしながら生活習慣のアドバイスが出来れば、成立すると感じた。
  • 今の仕事に免疫機能向上が見込めることが、確信できた。
  • 免疫機能を利用した健康チェック・モニタリングを認知症や重度の介護状態の方に活用する方法はないかと考えています。過去の既往歴を知ることが困難な方への活用、将来の疾患リスクからの、適切な健康維持方法の提案などで活用できる方法があればと思いながら聴講いたしました。
  • 免疫細胞を活用して、過去の既往症や将来の疾病リスクを予測できるということについて初めて知り、新しい切り口があることを発見できた。
  • 免疫機能を利用した産業化の可能性を確認できたため。
  • 免疫機能を詳しく調べて、既往症歴や、これからの未病に役立つ情報を得ることが個人でも可能であり、今後の健康ビジネスの一つのコンテンツとなると思いました。
  • 免疫機能の具体的な説明と解析技術の精度など初めて知る部分が多くありました。4つの細胞がそれぞれの役割をはたし、病気に対して有効に作用していくなど理解できました。
  • すでに市場に紹介されている遺伝子情報の検査について、今回の講義を受けることで、その現状、機能、及び限界などを知ることができ、有意義だった。
  • 感染症の既往歴が抗体からデータ化できるとは目からうろこでした、羊水で遺伝子性の病態を発見するのでは人道的に判断の難しい中絶を生むのに比べると、この検査で妊娠中の感染症リスクがあるのかないのか、その年のインフルの類似免疫を持つのかがわかるだけでもメンタル面で妊婦さんには朗報だと思います。
  • 予防医療は社内でもキーワードとして挙がっており、具体的な事例をご紹介いただき、大変参考になりました。

村田特任教授によるアイスブレイクが有用だった理由は?

  • 難しい内容であっても、その内容を噛み砕き整理いただけるので、講義の理解のために非常に有用でした。
  • 内容は非常に高度で難しかったが、解きほぐしてもらった部分も多かった。
  • 理解がより深まり、今後の仕事に応用していけそうだった。
  • 講義内の疑問点の7、8割が村田教授のアイスブレイクで理解することができています。
  • 基礎研究の内容がやや難しい内容でしたので、村田先生の質問により、内容をより理解できた。
  • 専門性の高い講義を分かりやすく、また不明な点を的確に質問いただきました。
  • 村田教授の質問と解説により、T細胞受容体の多様性についてなど、理解が深まりました。
  • 解りやすく、再度、私たちが不明な点を紐解いてくださった。
  • 今までの講義の中で最も難易度が高い内容でした。初歩的事項を理解するのに役立ちました。
  • 講義を分析、噛み砕いて説明していただいて理解できた部分がありました。特にレパートリ解析とは、そして、ゲノム解析の違いなどを明確にしてもらった点は有用でした。
  • ご質問したい内容も多々含まれており、参考になりました。

グループトーク、グループ別質疑が有用だった理由は?

  • 異業種ないし、同業種から示唆をいただけるのもそうですが、グループトークを行うことで、自分がユーザーの目線になって物事を考えられたので有用に感じました。
  • どのように生かしていくか、大衆化させるか、大手企業の方がどういう視点で捉えるかは毎回興味深い。
  • 自分が気付かないところに気付けた。いろいろな角度で考えることが出来た。今の仕事に対してのアプローチが出来た。
  • 他業、同業とのディスカッションで、異なる商品化の視点を得ることができました。
  • 健康レポートの活用方法について具体的なアイデアをお聞きすることができたため。
  • 同じ視点を持っているメンバーや、知見がある方がいて、とても参考になりました。
  • 毎回自社では考えない視点を気づかせていただきます。
  • 各社様の捉え方や視点の異なるご意見を頂くことが出来、簡単なブレストのような形となり、有用でした。

過去のSAC東京月例会 事務局レポートはこちら

過去のSAC東京月例会 参加者の声はこちら

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